花の撮影についての話を続けましょう。
微妙な色合いを大切に、照明、自然光どちらも重要なキーポイント。
さて淡い色合いの花は直接光があたっているものよりも影になっている方が色合いが出るとお話しましたが、ディフューザーやレフ板をつかって表情を出すのもテクニック。
自然光で直接光があたっていればディフューザーであたる光を和らげると、色が白く飛んだり、強すぎるコントラストを緩和できます。
また逆に、影になっている部分は花の部分がグッと引き出すように、レフ板を使って光を補助しましょう。
そしてさくらも含めて、一般的に薄い花びらは実は逆光から撮影すると、光が透過しドラマチックになります。
背景が明るい空でもいいですし、暗めの背景を選んで花びらに逆光をあてたポジションで撮影するとさらに花びらが浮きでて強調したシーンが撮影できます。