この冬ヨーロッパでは寒波に襲われました。通常降雪のほとんどない中部イタリアでも雪が積もったほどです。
日本でも寒さが厳しい中、普段と違った景色、雪が降った際には写真におさめてみたいという方もいらっしゃるでしょう。
さて、この白い雪景色、意外に難関撮影シーンなのです。
それは露出がキーポイント。画面の全体が雪の景色で白い場合、反射する光によって、オートで設定している露出の場合には光が強いから、露出を少なくしようと働きます。そのまま撮影すると白い雪はグレーっぽく写ります。つまりこれが露出アンダーですね。
このグレーっぽい雪を、雪らしくきれいな白にするためにはマニュアルの露出を使うか、オートの露出をはじめからオーバー気味に設定するといいでしょう。
それによって雪の白がはっきりとでてきます。
その際には、オーバー気味がオーバー過ぎになって、白が「飛ばない」ように気をつけましょう。撮影照明LED新宿西口ライトグラフィカ