撮影した写真の四隅が充分に露光されずに露出アンダーになったことがありませんか?これは広角レンズを内蔵ストロボと一緒に使用した際や、レンズフードやフィルターが正しく装着されていない場合などに起こる現象です。意図的にこういった趣向を演出する際は問題ありませんが、撮影した風景写真など四隅が暗くなってしまい結局撮り直し、または編集修正をしなければならないなんてことも。
さて、この「ケラレる」現象はどうしたら回避できるのでしょう。
ストロボを使用する際にはレンズフードやレンズの影が「ケラレる」状態に繋がります。その場合には外付けのストロボ照明を活用したり、バウンス撮影にして影ができないようにします。ストロボを使わずに撮影するのも手ですが、それには露出にあったISO設定や前述したように外付けストロボで試しましょう。
また一度撮影をして「ケラレる」状態であれば、レンズフードやフィルターを外して撮影してみましょう。
そのほか広角レンズのみならず、超望遠レンズを使った際に、ミラーの長さが足りなくて四隅に暗い部分ができてしまうこともあります。レンズとの兼ね合いを調整してみるのも解決の近道です。商品撮影の照明