アングルファインダー

カメラを構える高さを「ポジション」といいます。ポジションは大きく分けると三つ。ハイポジション、アイレベル、ローポジションです。
通常の立った状態でカメラを構える位置よりも、踏み台を使ってさらに高い位置から構えた場合をいいます。アイレベルは文字通り、目線と同じ高さで被写体をとらえるポジション。そしてローポジションは姿勢を低くしてカメラを構えた姿勢を示します。
これらは撮影者の構えた高さを示しますが、一方、カメラと被写体の関係を示すのがアングルです。
カメラを上に向けて被写体を下から撮影するのがローアングル。アイポジションと同じように水平状態で撮影するのが水平アングル。そしてカメラを下に向けて被写体を上から撮るのがハイアングルです。

このようにポジションとアングルは切れない関係。
例えばカメラを地面に置く、または地面に届くほど低く構えるローポジションがあります。この際にファインダーを覗くのには一苦労。そこでこのローポジション撮影に便利なのがアングルファインダーです。
ファインダー部分からLの字に上に向いたもので、真上から覗くと安定した姿勢でファインダーをみることができます。
ローアングル撮影にはぜひ活用してみたいですね。撮影機材の専門店