白い背景

明るい、清潔感などといったいったイメージから白を背景とした写真撮影が多いかと思います。布や背景紙、アクリル板など素材もそれぞれ。イメージに近いマテリアルを選択したいものですね。
さて、この白い背景。これ以上明るいもの色がないために、被写体の色や素材によっては注意も必要です。なぜなら背景が白いことによって、商品を目だたせることがある一方、ベッタリとした立体感があまり引き立たない写真になってしまったり、商品が明るい色の場合には背景との色が混ざってしまう場合もあるからです。

撮影時に白い背景を使用する場合には、カメラのホワイトバランスをマニュアルで設定したり、撮影後の編集で明るさやコントラストを調整するときれいな白い背景ができるでしょう。
また、その反対に、商品が明るい色の場合には、背景をグレーや白からダークグレーのグラデーションペーパーなどで、暗めの色を背景に持ってくるとその商品の明るさが強調され見栄えが良くなることもあります。

さらに、商品の特徴によっては、横からのライティングを強めにして、わざと影をつける方法があります。これはまるで朝日の光のような演出効果があり、コスメティックやバス商品、テーブルウエアの商品などにも使われる照明です。背景と合わせて組み合わせていきたいですね。スタジオ設営の専門店