照明機材は様々あり、組み合わせることによって無数の可能性がある照明セッティングができます。
それでも機材をパーフェクトに一気に揃えることは簡単ではないですよね。まずは基本的な照明機材を整えて、工夫しながら撮影していく方法もあります。
まずストロボ一灯とライトスタンドのみあるとします。ディフューザーやレフ板、アンブレラなどいろいろなアクセサリーが欲しいところですが、この一灯を使って効果的に撮影する方法を探してみましょう。
すべての照明セッティングは被写体、テーマ、撮影形態などによって変わってきます。シンプルにストロボの照明だけをセッティングする場合にはコントラストが強く、影がしっかり出るライティングになります。
少し柔らかい照明にしたい場合、その他の照明アクセサリーがない場合にはどう工夫したらいいでしょう?スタジオ撮影でなく家庭内でも身の回りのものを使って工夫が可能です。たとえば簡易式の突っ張りハンガーなどを利用して、ストロボの前に白いシーツを広げます。これがトレーシングパーパーつまりはディユーザーの役割を果たします。シーツ、大きめの紙、和紙、障子紙などでもいいですね。また、ストロボを直接被写体に向けずに壁に向けて発光させ、壁から得る間接光で撮影するのも強すぎず弱すぎないライティングができます。壁がレフ板の役目です。
一灯でライティングテクニックを試行していくと、徐々に機材を増やして照明セッティングをする際に光を演出する可能性がグッと広がっていくはずです。
まずは一灯、そして二灯と周辺アクセサリーを増やしてくのもいいですね。撮影照明専門です