メインの食事の写真撮影はもちろん、料理を華やかに見せるために、そのお皿とともに勧められる飲み物、ワインやお酒のボトルなどを料理の横、または背景に置いて撮影することもよくありますね。
さて、料理の脇役でなく、飲み物そのものを撮影する時に気をつけたいことをみてみましょう。
モデルに洋服、というように飲み物の洋服は?そうグラスです。
おいしそうな飲み物をさらにおいしそうに見せるグラスは、ビールだけでもその種類、産地によって様々なかたちがあるほど。そしてワインやシャンパンも同様ですね。
しかも透明のグラスでは水シミなどないか、撮影前にしっかりチェックしましょう。
ビール、白ワイン、赤ワイン。それぞれ同じカテゴリーでも種類によって色が微妙に変わっていきます。さらにこの季節にはロゼワイン、ロゼちゃんパンなども色あいを添えますね。その微妙な色をしっかり出せるようにここでもホワイトバランス設定は大切です。
食事のお皿と同じようにシズル感を出すためには、ビールやシャンパンの泡はシズル感をグッとあらわせます。さらに冷たい飲み物と室内の温度差によってグラスが曇ったり水滴ができたりするのもシズル感に結びつくものなのでうまく利用したいですね。
ストロボ照明のライトグラフィカ