普段普通に使っているISOとは何?
ISOとは銀塩カメラの頃からのネガフィルム、カラーフィルム、カラーリバーサルフィルムのそれぞれに対して定められた測定法に基づいたフィルム感度表示です。デジタル一眼レフカメラでも同じようにISO感度を設置し、必要なシャッタースピード、撮影環境に合わせて調整します。
例えばISO感度100で撮影していたものを、400に変えることによって同じ露出で4倍速いシャッタースピードで撮影できるということです。
つまりは、速さを必要とする動物写真や、スポーツ写真など、また感度が必要となるくらい場所での撮影にはISO感度を高めに設置することにより撮影設定を調整することができるのです。
フィルムを購入する際にはISOが高いフィルムほど値段が高くなるので、ISOが高ければ高いほど画質がよい、つまりきめの細かい画像になると勘違いする場合があるようですが、その意味で言うと反対で、ISOが上がれば、粒子が粗くなって解像度が下がります。しかし高感度のため、暗い場所でもブレを防ぐシャッタースピードで撮影できるというわけです。
光が充分にある場合は、なるべくISOを低くして撮影するのが望ましいというわけです。
ちなみにASA感度というのもISO感度と同様で、アメリカ規格です。ヨーロッパでは一般的にISO感度の方が使われています。
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