移動する三脚

前回お話しした花火大会でも、撮影の際に欠かせないのが三脚です。
さて、何度もお話ししてきました三脚ですが、今日はちょっと違った視点からドーリー付きの三脚をご紹介しましょう。

ドーリーとはつまり台車または、キャスターのことをいいます。三脚のあしにドーリーが付いているものがあります。スタジオ撮影でも非常に重宝されるタイプです。
まずはじめに、同じ三脚でもドーリーがついていることで、三脚を転倒させてしまうリスクが減ります。これはスタジオ内ではとても大切なこと。
そのほかの大きな利点として、スタジオだけでなく、多数のアイテムを撮影しなければならない場合や、出張先の撮影場所などで、被写体に合わせて三脚をすぐに移動させ撮影を続けられるので作業時間も短縮できます。

もちろんこれは、スチール撮影だけでなく、ビデオ撮影の場合にも非常に便利ですよね。固定して撮る、という観念が定着しているので、三脚もまずは安定がいいもの、大切なカメラをのせるために重量がほどほどある三脚、または移動用にはアルミ素材の軽い三脚。などといった素材に考えが縛られがちですが、ドーリー付きの移動できる三脚はなかなか見逃しやすいのです。

三脚を常に使う方や、撮影場所のスペースに余裕がある方にはもってこいの撮影機材といえるかもしれません。撮影機材の格安販売