前回お話ししたように、撮影機材準備には細心の注意がいりますし、実際に撮影現場には「あ、こんなものがあったら」というちょっとしたものが思い浮かぶことがあります。例えばひとつの被写体を撮影する際にも、その背景には100のアイテムが必要になる可能性があるということです。準備は万端でも足り得ないということですね。
もちろん物事には限りがあるもの。
いつもの撮影経験とともに、普段撮影に必要なものを合わせて準備しても、その場その場で必要なものは変わっていきます。
今回はできる限り、そして荷物として最小限に抑えたサブ持ち物をみてみましょう。
前回にもお話しした延長コード、コード付きソケットも便利です。
両面テープやセロハンテープ、また電源を通さないビニールテープも重宝します。
光を反射させるレフ板がない場合には、アルミ箔でも代用できます。そして反対に反射する光が邪魔な場合には黒い布などが役に立ちます。実際に非常に動きのある現場では、例えば黒い布を代用して、着ているジャケットなどをとっさに反射よけとして使うこともあります。
臨機応変に撮影時の環境に応えることが大切になります。撮影機材の専門店