最近のデジカメには手ブレを自動的に補正してくれる機能が付いていますし、また高感度性能が上がったこともあって、だんだんと三脚を使う機会が減っている、と思われている人もいますが、実際にはいまでも三脚がないと上手く撮影出来ないことというのはたくさんあるのです。
たとえば、水がザーッと流れるようなシーンです。例として滝を挙げてみましょう。滝の水の流れを滑らかに綺麗に撮影するためにはシャッターを一秒程度開けている必要があります。花火も同じことですよね。
また、星の天体観測撮影のときなどにもシャッターを長時間開きっぱなしにする必要があります。
こういったときにはどうしても三脚が必要になります。
同じように手ブレをぜったいに避けたいのはマクロ撮影や、画角が狭い超望遠撮影でしょう。マクロ撮影のときにはボケが大きいので、昆虫の触覚などを撮ろうとしたときにそこにしっかりとピントを合わせる必要があるのです。このときにはちょっとずれただけで大きくピントがずれてしまいますので、是非とも三脚を活用してください。
そして、当然ですが、普通の撮影でも本当なら手ブレは防ぎたいものです。特に二千万画素を超えるようなカメラでの撮影になると、ちょっとしたブレでも大きな緩さにつながることもあるのです。拡大して印刷をしてみたら、しまった、、!という結果になってしまうことがよくあるのです。
三脚は重いですし、なくても最低限の撮影はできるのでおざなりになりがちですが、クオリティを求めるのでしたら是非ともご使用されることを考えてみてください!撮影機材の販売