商品撮影の際のデジタルカメラの設定方法

デジタルカメラでうまく商品撮影をするためには幾つかのコツがありますが、
ここではその中でもレンズの扱いについて述べてみたいと思います。

コンパクトカメラの場合、ワイドレンズがメインになっていることが多いですよね。
ですが、じつはこのワイドレンズというもの自体が商品の撮影にはあまり向いていないものなのです。
なぜならワイドレンズの場合、必然的に商品が不自然に歪んで写ってしまいがちなんですね。
商品撮影というものは、お客さんの信頼を得るためにも、やはり商品のありのままの姿をそのまま忠実に写す必要があります。ですから、もし可能なのであればデジタル一眼レフを使ってみてください。デジタル一眼レフを使われる場合でも、そこまでの望遠レンズは必要ないでしょう。35mmカメラ換算で70mm以上くらいあればよいでしょうね。
また、カメラの機種にもよるのですが、デジタルズームという機能がついている場合があります。ですがこのデジタルズームという機能は、ただ画面の1パートを切り取って拡大しているだけなんです。つまりは撮影後にフォトショップなどのソフトでトリミングをしているのと全く同じことですので、それだけ画質が落ちてしまうんです。
これでは意味が全くないですよね。ですから、この機能は使わないようにしてください。
もし手持ちのカメラで撮影をされるようでしたら、光学ズームの一番望遠の状態にセットしておくようにしてみてください。カメラの設定