劇的なウエディングドレスを。

今回は、多くの人がシャッターを押す機会が多いのにも関わらず、なかなかうまくとれない「ウエディングドレス」について見てみましょう。
結婚式では、誰でも一枚でもその記念すべき日を、そして主役である新郎新婦を撮りたいもの。さて、難しいのはウエディングドレスの「白」をどう撮影するか。

余談ですが、日本とヨーロッパ圏内でのウエディングフォトの違いはどこにあるか?日本人顧客の場合、とにかく露出高めの撮影を求められます。
ウエディングドレスの白を飛ばしても、とにかくオーバー気味を好む傾向があるんですね。一方、ウエディングドレスを決してレンタルしないヨーロッパでは、このドレスへのこだわりと、それに伴って金額もかかってます。それだけ重きを置いているので、ドレスのディテイルなども大切にしたいもの。オーバー気味にとってしまったらせっかくの細かなディテイル、マテリアル感が台無しです。

結局は撮影モードも好みの問題ですが、その新婦のウエディングドレスをどうきれいに撮影するかが大切ですね。コンパクトカメラでもなるべくISO設定は低めにしましょう。ISO100~400で通して撮影したいですね。一眼レフの場合、教会内など室内が白い場合は、フラッシュを天井にバウンスさせて反射によって得られる柔らかい光を利用するのもきれいな撮影につながります。

上級者テクニックとしては、ストロボのトランスミッターを使って、カメラの位置とクロス、または逆光の位置にストロボを事前に設置しておいて撮影すると
非常に自然で、且つドラマチックな照明が得られます。
一生に一度の場面撮影をちょっとした技術でUPしてみてください。ジューンブライド、結婚写真の撮影照明もこちらから