あまり聞いたことのない言葉「レンチキュラー」ですが、角度によって画像が変わる印刷物といったら「ああ、あれのことか!」と想像がつくでしょうか?
例えばちょっと厚手のポストカードなどで、リンゴの画像があるのに角度を変えてみるとオレンジになる。といった感じに異なる画像が見えたり、3D効果で立体的な画像に見えたりする印刷物のことをレンチキュラーといいます。
そしてこのレンチキュラーの作成に使うのがレンチキュラーレンズというシート状のもので、表面に凸レンズが無数に並んだシートで、ふたつ以上の画像を印刷したものの上にレンチキュラーレンズを貼ることによって画像が変わったり3Dに見えたりします。
作家の永嶋京子さんがレンチキュラーレンズを用いた平面作品などは国内、海外で知られています。
あまり一般家庭ではメジャーではない反面、レンチキュラーレンズのネット販売や、レンチキュラーの印刷物、ポストカードなどの発注が手軽できるサイトなどがあり、密かな人気がうかがえます。
ちょっとしたイベント、記念、インビテーションなどに、いつもと違う趣向で作成したら盛り上がりそうです。
いつか試してみたい、表現方法のひとつです。
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