『完璧な猫写真を撮る11のヒント』

世界的な「猫写真家」、ラリー・ジョンソン氏から、完璧な猫写真を撮るためのヒントが11個提示されました。

1. 猫の個性と向き合う
例えば、ペルシャやヒマラヤンは面倒くさがり屋でおとなしいので、寝そべった姿なら撮影しやすいです。
反対に、アビシニアン、ロシアンブルー、コーニッシュレックスは、活発で遊びが大好きななので、キャットタワーに登った姿を撮影するといいでしょう。

2. 背景はシンプルに
無地あるいは何もない場所や壁が望ましいそうです。
写真の中心となるべきは猫であって、やりすぎると散漫になってしまうとのこと。

3. 撮影は慣れた環境で
自宅は猫たちが勝手知ったる場所で、安心していられます。
それこそ撮影にふさわしい場所でしょう。

4. フラッシュに注意
ストロボに驚く猫もいるので、弊社LED照明機材を使用していただくのが最適です。

5. 猫におもちゃ
猫は犬と違って勝手気まま。
おもちゃは、撮影中に猫に一ヶ所に留まってもらうのに有効なツールです。

6. 時には少量のキャットニップ
キャットニップとは猫が好むとされるハーブで、イヌハッカや西洋マタタビとも呼ばれています。
これを嗅いだ猫は酔っ払ったようになるため、撮影が難しくなりますが、時にはそんな姿も撮りたくなるものです。

7. スマートフォンでの撮影方法
バーストモード(連続撮影)等を利用して、生き生きとした猫の写真を撮りましょう。

8. 撮影前に猫の爪を切っておく
飼い主以外の人に触られることを嫌う子もいますので、ケガをしないように、可能なら事前に爪を切っておきましょう。
それでも攻撃的だったり、苛立っているようならば、しばらく時間をおいて撮影に臨んだ方がいいかもしれません。

9. 軽く音楽をかける
猫は音に敏感です。
バシャッと、突然の物音がするとびっくりしてしまい、撮影が難しくなるので軽く音楽をかけましょう。

10. ほどほどに近づこう
遠くにいても猫はカメラに関心を示しませんし、近寄り過ぎれば遊ぼうとしたりします。
ジョンソンさんは被写体から90cmは離れるようにしているそうです。

11. 軽くレタッチソフトを使う
フォトショップなどの画像編集アプリで、無駄な毛、涙目、縮毛など、気になるところをホドホドに修正するといいでしょう。

以上11個。
ジョンソンさんは今も世界を飛び回り、有名ブリーダーや雑誌社などのクライアントのために猫の写真を撮り続けています。
ありがたや~。

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