フィルム撮影の時代に比べて、今はデジタルカメラの撮影ではその場で写り具合を確認できるので、微妙な変更もすぐできます。
ただモニターによって色合いと明暗の具合が変わる場合もあるので、RAWで撮影する以外は同じ構図で露出を変えて(露出補正)をして何枚か撮影することをお勧めします。
例えば、植物や花などちょっとした光の加減で見え方が随分変わる繊細な被写体があります。
白飛び寸前だけれど、透けるような葉脈、花びらなど、露出補正することによって幻想的な写真になるか、平凡な写真になるかにわかれてきます。
上記と同じように今度は露出のマイナス補正をして暗めにすることで濃い色をうまく引き出せることもあります。色がしっかりでることによってひき締まった画像になります。
同じ構図のまま違った露出で撮影するとその違いがよくわかります。
自分自身の感覚とイメージで出来上がりの写真が変わってくる大きなポイントが露出補正です。
あ、これいいな。とおもった被写体とその構図では「もう一枚」露出を変えて撮影してみましょう。