東京オペラシティ アートギャラリーにて10月から始まる川内倫子さんの個展開催概要が発表されました。
2016年に熊本市現代美術館で開催されて以来6年ぶりの個展、しかも大規模個展です。
タイトルは「M/E 球体の上 無限の連なり」です。
「M/E」とはMotherとEarthの頭文字、つまりは「母なる大地」そして「私 Me」という意味もあるそうです。
2019年にアイスランドで撮影した氷河や雪景色、そしてコロナ禍での日常の風景など未発表作品を交えて構成される展示会場は、建築家 中山英之氏が空間設計を手掛け、川内さんの連載エッセイにて中山氏とチームについてそのプロフェッショナルさを讃えているほどです。大規模な展示の空間設計がいかに大切なことか伺えます。
直近の約10年の活動に焦点を当てて展示され、2016年に出産され母になられた時間も多分にあり、作品に繋がり、作家の感性にあらためて触れられるのが楽しみです。
10月8日から12月18日まで開催され、その後川内さんの出身である滋賀県にて巡回されるというのもいいですね。
会場は滋賀県立美術館、会期は2023年1月21日から3月26日です。
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