世界最高齢の君主、英国のエリザベス女王が亡くなり各国でトップニュースになりました。
年齢が96歳ということ、そして70年という最長の在位期間が大きな話題になっていますが、英国以外にも14カ国の英連邦王国および王室属領、海外領土の君主でもあるので、世界の15カ国が同時に君主を亡くしたということにもエリザベス女王の存在の大きさが窺えます。
在位期間を年代を追って見ていくとそのまま世界の歴史の変化を追っていることになります。
今年の6月2日に在位70年「プラチナ・ジュビリー」の際にBBCニュースジャパンのサイトで特集された「在位70年、96歳のエリザベス英皇女 写真で96年を振り返る」は写真とともに見甲斐がある特集です。
(https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-61682095)
生誕の1926年から2022年まで、一年ごとに写真とともに内容が添えられて、もちろん96枚あるのでじっくり見ると長いのですが、この在位期間にアメリカの大統領は14人だったというくだりを読んでいると女王がいかに稀な存在だったかを知らされます。
歴史のみならずファッションの観点から見ても随分注目を集めていた女王です。やはりプラチナ・ジュビリーを記念してVOGUE UKで特集された女王のファッション特集も写真を眺めるだけでも興味深いです。
即位60年記念の時にもVOGUE UKが「Rainbow QUEEN」と題して色別に女王の写真をチャート式に並べた写真も有名ですが、一色使いの多いファッションに比べて、2022年のこちらの特集では模様がある生地のドレスや単色使いではない装いなど女王のファッションを堪能できる特集です。
どれほど英国民のみならず世界中から慕われて愛されてきた存在だったのでしょう。
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