『都会の明るさと星空』

大自然の中に身を置いて、空を見上げると何億兆もの星が空一面に輝いている、そんな素敵な体験あるでしょうか。テレビとかではよく見ますけどね。
都市部にいると、照明の明るさでなかなか綺麗な星空を見ることは出来ません。
少しでも街灯などの明るさがあると、そんなにきれいに見えないのが現実です。

都市部の人工的な照明は、これはこれで上から見下ろすと素敵な夜景だったりしてとても良いのですが、同時に様々なマイナス面の影響もあるようです。
それを「光害」というのだそうです。
Wikipediaによると、「光害」とは「過剰または不要な光による公害のことである。
夜空が明るくなり、天体観測に障害を及ぼしたり、生態系を混乱させたり、あるいはエネルギーの浪費の一因になるというように、様々な影響がある。」とのこと。

それでは、光害のレベルの違いでどのぐらい星空に影響があるのでしょうか?
という疑問の答えが、星や夜空の写真を撮るフォトグラファーのSriram Murali氏によって示されました。

彼は、夜天光の明るさを測るための9段階の数値スケール「ボートル・スケール」を使用しました。
クラス8から9は、都市部の空を示します。
例えばネオンギラギラ&自動車の排気ガス等の汚染物質が空気中に大量に存在する状態の空です。
数値が減ると光害も減っていきます。
クラス5は、郊外の空。
クラス3は、田舎の空。
クラス1は、これ以上ないぐらい光害フリーな状態です。

Sriram Murali氏が撮影した、光害レベル・クラス8からクラス1までの星空を以下の動画でご覧ください。
夜景もたしかにキレイですが。
だんだん癒し映像に変化していくのが面白いですね。

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