『ローライフレックス』

ローライフレックスはドイツのローライ社の代表作で、二眼レフカメラの代名詞でも
あります。
一眼レフカメラとは見た目も使い方も違うので、少々購入には勇気がいりますが一度
は憧れを抱いた人も多いのではないでしょうか。

ローライフレックスの最大の特徴は、撮影レンズの上にファインダーがあり、いわゆ
る「構える」ポーズではなく猫背気味に上から覗き込むように写真を撮るという、独
特のスタイルで知られていますね。
現在でも二眼レフの製造が続けられていますが、基本的なスタイルは初代のローライ
フレックスとは変わっていません。

ローライフレックスは縦にも横にも引っ張られることがない6×6のスクエアフォー
マット。
操作の感触が優しく静かなシャッター音も魅力の一つです。
ただ、フィルム1本で12枚しか撮れないうえにレンズ交換ができない・・・と市場
で出回っている一眼レフに比べると欠点だらけにも見えますが、手間のかかる子ほど
愛着がわくというもの。

淡い写真を撮ることで女性人気を博す写真家である川内倫子さんに影響を受け、氏が
愛用するローライフレックスにはまってしまったという女性もじわじわ増えているよ
うです。
二眼レフをじっくり構えてスナップ撮影をするというのは粋ですよね。

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