2年ぶりの木村伊兵衛写真賞

コロナ禍のため2020年度と2021年度発表作品を対象とした第46回木村伊兵衛写真賞のノミネート作家が発表されました。
ノミネートされたのは、顧剣亭(こ・けんりょう)さん、西野壮平さん、福島あつしさん、山元彩香さん、吉田志穂さんの5名。
福島あつしさんの、タイトル通り高齢者専門の弁当配達のアルバイトをし徐々に配達先の独居老人たちを撮影した記録「ぼくは独り暮らしの老人の家に弁当を運ぶ」のインパクトは記憶に新しく、山元彩香さんのアフリカの柔らかな光も印象に残る作品です。
この2年の間に興味深いプロジェクトの作品や、おもしろい発想の作品もたくさんあったのでノミネート作家を5名に絞るというのは大変なことでしょう。
さて、今回の選考委員の中に澤田知子さんがいらっしゃることも興味深いですよね。受賞者の発表は3月中旬です。

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