先日もお話ししましたレンズの話をもう少し。
レンズの焦点距離をテーマにお話ししましたね。
今回も広角レンズと望遠レンズでのあらわれる画像の違いを見てみましょう。
庭に2輪の花が咲いているとしましょう。その同じ被写体を広角レンズ、望遠レンズで撮るとどのような違いがでてくるでしょう。
広角レンズでは、背景のボケ効果も加わって2輪の花に距離感がでていわゆる遠近感を強調することができます。一方、望遠レンズの場合は2輪の花は非常に近く見えてきます。これを圧縮効果といいます。不思議ですね、レンズを変えるだけでこんなに見方が変わるのは。
この2つの効果を理解すれば、撮影スタイル、撮影するものによってレンズを変えれば思い描くようなイメージに撮影することができるということです。
インテリアの内装などの撮影には広角レンズで、遠近感を出すと室内をゆったりと見せることができたり、桜の撮影に望遠レンズを使って撮影すると、ボリューム感が増し、迫力あるみずみずしいさを表現できることもあるでしょう。
ぜひレンズを変える撮影の楽しみを実感してみてください。ライティング撮影機材