アンディ・ウォーホルのファンには勿論、そしてウォーホルの多彩な交友関係、あの時代のアーティストからセレブリティの面々に興味がある人にとっても大きなニュースが届きました。
アートサイトのartnetによると、ウォーホルが1976年から彼がなくなる1987年まで撮影された計3600枚のコンタクトシート、130000枚以上の写真をスタンフォード大学が入手し、アンディ・ウォーホル美術財団とともに「Contact Warhol Project」と名を打って写真画像をデジタル化しオンライン公開にする予定を発表しました。
その未発表の写真にはトルーマン・カポーティ、ジャン=ミシェル・バスキア、ジョンレノン、マイケルジャクソンなどなど彼がマルチアーティストの先駆けとして時代を引率したことがこの交友関係からも伺えます。
興味深いことは、ウォーホルはこれらの約17%しかプリントしていなかったとのことです。膨大な数のシャッターをきりながらも実際に彼が目にした写真が130000枚以上の17%。
未現像のフィルムを大量に残したヴィヴィアン・マイヤーを思い起こさせます。
9月にはスタンフォード大学にて、これらの写真のなかから選抜された未発表写真が展示される予定で、その後11月にはこのプロジェクトに関して英国にて本が刊行される予定だそうです。
今年の年末にはデジタルライブラリーとしてウォーホルの未発表写真を目にすることができるそうです。
ちょっとどきどきしますね。