先日お話しした「黒締め」、これはワインや飲料水などのボトルに使われるテクニックゆえに、容器とさらに中身のものの透明感が問われます。
そこで用いられるのが、黒締めですが、それとともにライティングには逆光を利用することがあります。
メインライトの他に、商品の斜め後、または真後ろからの逆光によって輪郭をはっきり浮かびあがらせることとともにガラスボトルなどの容器と商品そのものの液体の透明感を表現できます。
その際にはメインの照明と逆光の光量バランスが重要です。
ボトルの色、液体の色、エチケットなどの商品に巻かれている帯などの色なども考慮しつつ、白飛びしないほどのライティングで、もちろん露出アンダー気味ではないライティング。
ここが難しいところですが、白飛びに関しては「黒締め」が大変活躍してくれます。
ちょっとした手間ですが、大きな差が出るのがこういったテクニックです。