やってきましたこの季節。
仕事するにしても、休日であっても、なんとも気がめいってしまう季節、さらには写真撮影しようとしても野外では雨の日は避けたいし、曇りの日はパッとしないし、、といったご意見は多いはず。
といってもこの季節は日本では必ずくるもの、ならばできるだけポジティブに過ごしたいですよね。
写真撮影においても、梅雨の季節を利用して、普段より撮影しやすいものもあります。
雨や曇天が続く梅雨の時期、晴天とは違ってコントラストが低くなります。それを利用して写真撮影ができるものは、つまりはコントラストが低い方がいい被写体ということです。
コントラストが低い方がいい被写体って何でしょう。
コントラストが低いと色調が柔らかくなります。それを利用して「艶っぽい写真」を撮るのに都合がいいのです。艶っぽいというと分かりにくいかもしれませんが、コントラストの高い写真を想像していただくと分かりやすいかもしれません、色調が強いとよりビビッドな写真になります。ビビッドな写真はポップ感を増します、それに比べてコントラストが低いと、日本的なしっとりとした被写体が被写体がよく合います。たとえば日本家屋、古都、和服のポートレートといった感じですね。
晴天の方が撮影しやすいと思いがちですが、ピーカンの場合は光が強すぎてコントラストも高くなりがちです。一方曇天の場合はうまい具合にディフュザーの役割をかねて、柔らかく光が得られます。
しとしと雨、曇天、逆境を逆手に利用してポジティブ写真撮影を!