最近覚えた言葉、「パープルフリンジ」。
パープルフリンジとは高輝度部分に隣り合った低輝度部分に紫や青の色が出る現象を
言うそうです。
なるほど、そういうことだったのか。
このパープルフリンジという現象を知らなかったとき、心霊写真か!?と少しビビっ
てしまうこともありました。。。
コントラスト差が特に大きい場所で発生しやすく、極めて明るいバックに暗いものが
重なり合う時によく発生し、実際には存在しない紫色が写真に出てしまうんですね。
パープルフリンジ現象は、イメージセンサーの受光部であるフォトダイオードに大量
の光が入射した場合、光があふれた状態になり、隣接するほかのフォトダイオードに
干渉してしまうことが原因で起こると言われています。
特にレンズ収差補正の甘い、古いレンズで発生しやすいようです。
そういった構造上、完全になくすというのは難しいのですが、意識することである程
度パープルフリンジを軽減することができます。
最も良く利用される有力な方法は、紫外線カットフィルターを使う事。
また、レンズフードを使用し、余分な光をカットすることでも防ぐことができます。
これである程度パープルフリンジを防ぐことはできますが、それでもダメであれば
フォトレタッチソフトで彩度や色相を調整しましょう。