『火星探査機キュリオシティ』

初めて見た時は相当なインパクトがあった火星の写真。
カメラマンは、今も火星をあちこち動き回って探検中の「キュリオシティ」さんで
す。

が、実はそのキュリオシティさん、ついこの間まで地球と音信不通になっていたので
す。
現在は無事復活していますが、音信不通の原因となっていたのは、カメラと画像デー
タ保存の仕組みに問題があったようなんです。

メインコンピューターに画像データを保存しようとしたとき、ソフトウェアにミスが
発生して、なぜか自身をセーフモードに切り替えてしまったとのことです。
セーフモード発動時は、最低限の機能のみでその他すべてがシャットダウンされるそ
うです。
何とか機能回復するまでに10日間ほどかかっており、NASAはさぞや気をもんだことで
しょうね。

2011年11月に打ち上げられ、2012年8月に火星に着陸して以来、コレといった大きな
問題もなく、元気に冒険を続けるキュリオシティ。
随分長いこと火星で奮闘していますが、キュリオシティの活動がさらに2年延長、と
発表されていて、まだまだ現役でがんばる様子です。

問題なしと言っても、ときにタイヤに石はさまったり、丘に埋もれたり、カメラの
フォーカス機能がバグったりはあったそうですが、乗り越えてきました。
人類がまだ見ぬ火星の砂漠の中を、たった1人で何年も冒険しているんですから、す
ごいですよね。

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