『大きな苺の植物工場』

「みらい」はLED照明を使った完全制御型水耕栽培システムを採用し、レタスなどの葉物野菜を育てるベンチャー企業でした。
やはり、LEDの光源だけで野菜を育てるのは無理があったのでしょうか・・・?

しかし、LEDを使った植物工場の試みは他でも行われていて、新潟県胎内市にあるいちごカンパニーは、LED使用の植物工場で栽培した高糖度の「とろける香りイチゴ」を一年を通して販売しています。

収穫する時期だけでなく、大きさもコントロールすることができるといい、つい先日も植物工場で獲れたものとしては世界最大となる約58グラムのイチゴの収穫に成功したとのこと。

通常一年に1回しか作れない苗を年に最大12回作れるほか、完全閉鎖型植物工場なので、世界のどんな場所でも同様な栽培を行うことができるそうです。
さらに、こちらの会社では農業に新規参入する人々に対して、ノウハウをクラウドシステムを通して提供していて、未経験者でも3ヶ月程の研修で栽培管理できるようになるそうです。

3ヵ月で農家になれるんだったら、脱サラして苺業者になるっていうのも悪くないのかな・・・
って、いやいやそんなに甘い話ではないでしょう。

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