表面に光沢のある商品の場合には、周辺にあるものを写し込んでしまいとってもやっかいです。この時によくやってしまう間違いが、“写り込みが汚くなるからとトレシングペーパーや白い布なので商品の回りを全て囲んでしまう”、という方法。これは絶対NGです。まったく写り込みが無いということは、光沢感も失われてしまいます。ぼんやり見えて不自然な印象を持たれるだけじゃなく、商品が安っぽく見えてしまいますので、写り込みを活かして質感を表現していきましょう。具体的な方法としては、面積の大きい照明ライトを使用するのがベストです。大きな面で光をあてると、ナチュラルな雰囲気でやわらかい陰影を出すことができます。写り込みの変化は、商品を置く位置を動かしながら確認しましょう。慣れてくるまで面倒くさいかもしれませんが、美しく写すための作業です。頑張りましょう。商品の位置、照明ライトの位置、レフ版の位置、この3点の関係位置のコツを習得できれば、どんどん満足できるし写真が撮れますよ。蛍光灯撮影照明90cmオクタゴン