ケルビン次第

インテリア雑誌などで、同じ家具配置で同じ環境なのに印象がガラリと変わる写真ってありますよね。
自然光でない撮影ならば、その違いはもちろん照明にあります。
柔らかな温かい照明で落ち着いた空間、または、パリッとした明るく活動的な空間。それらの違いの鍵はケルビンです。ケルビンとは光源の色を物理的に表す色温度の単位です。
写真撮影はもちろん、そして大きな建物の空間も、住居のインテリアもLED照明が主流になりましたが、このケルビン(値)の色温度によって好みの空間を自由に作り出すことができます。
色温度が低いと、つまりはケルビン値が低いと暖色の温かい色になり、ケルビン値が高いと白っぽい色になります。前述はホテルのラウンジや家のリビング、後述がオフィル内や図書館などがその色温度にあたる空間ですね。
色温度を、白熱ランプ、蛍光灯など照明ランプによって意識しないで選択しているところはありますが、あらためてケルビン値を意識すると、どんな生活空間に作るかということがよくわかります。同時に生活の中でのケルビン値を理解することで、写真撮影時の照明色温度が何がふさわしいのかが感覚的にわかります。
逆に、撮影で色温度を意識していることによって生活空間の明るさの具合がよくわかるという方もいらっしゃるでしょう。
もちろんインテリア、空間のみならず、肌を美しく見えるポートレートでもとっても大切なカテゴリーがケルビン値です。

撮影機材・LED照明の専門店

『クローズアップフィルター』

花や料理写真を撮るとき、マクロレンズほしいなぁ・・と思う人、多いと思います。
とはいえ特別に接写が好きな人以外はなかなか手を出しにくいのがマクロレンズ。

スナップ写真にいちいち持ち歩くのは荷物になるし、それだけのために買うには少し
もったいない気がするし・・・でも、マクロ撮影したい!
というわがままな要望に応えた商品が「クローズアップフィルター」。
フィルター同様カメラレンズに装着するだけでマクロレンズで撮ったかのような撮影
が可能になるそうです。
クローズアップフィルターはどのレンズにも装着可能です。
マクロレンズが得意としない広角マクロなんかも可能となるので、撮影の幅も広がる
のではないでしょうか。

最短撮影距離を短くすることでマクロレンズをつけたような写真が撮れるクローズ
アップフィルターは、被写体との距離によって種類が分かれています。
メーカーによっても様々な種類分けがされており、どれもそんなに高くないので、い
ろいろ試してみたいですね。

マクロレンズを持ち歩くより簡単にマクロ撮影できるフィルターですが、画質が劣化
したり、全体的に暗くなったりするなど、欠点もあります。
そりゃまあマクロレンズの方が優れた性能を持っていて当然ですが、とにかく手軽さ
と安さが魅力のクローズアップフィルター。
一度使ってみるのも悪くないと思います。

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『桜を撮る』

3月になって、暖かい日が増えてきましたね。
そうなると、日本人としては桜の開花が持ち遠しいですよね。

桜の時期になると、桜の木の前で立ち止まり、携帯カメラで写真を撮っている人をよ
く見かけます。
桜の美しさに思わず写真を撮りたくなってしまいますよね。

しかし、桜の写真って意外に難しくないですか?
花のピンク色がキレイに出なかったり、なんとなくボヤっとした写真になってしま
い、桜を見たときの感動を写し込むことができないことありませんか?
僕はあります(笑)
何か肉眼で見たときほどキレイに撮れてないな、みたいな。

僕の場合は桜自体をアップにして背景をぼかすのは綺麗に撮れても、いざ背景を一緒
に撮ろうと思うとうまく撮れません。
桜自体の美しさに目を奪われ、背景を意識してないからでしょうね、きっと。

構図のバランスをとって、桜以外の余計なものを写さないことが最も簡単に桜を写
すコツ。
このとき露出をプラス側に補正することもポイントです。
あとは明度対比を意識し、背景に暗いものを入れ込むと、桜が際立って美しく撮るこ
とができる、そうです。

東京は3月24日頃の開花予想なので、今年こそは人物や街並みと桜を美しく撮りた
いですね。
毎年各名所で桜のライトアップが行われているので、夜桜にも挑戦してみたいです。

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日本で日本製機材

電化量販店のカメラ売り場で、大手メーカーの案内の人が説明してくれたりしますよね。
話を聞いていると、ボディーやレンズ、アクセサリーなど、日本のメーカーであり日本製のものが販売されていますが、海外になると例えば、ヨーロッパでは中国やタイ、インドネシア製だったりするそうです。
もちろん性能、クオリティ、生産過程もマテリアルも日本の工場と同じだそうですが、日本で買えることにお得感を感じないことはありません。
そういえば、ヨーロッパの知人に日本でカメラ機材を頼まれることがありますが、もしかしたらそういう事情を知ってのことかもしれません。
iPhoneが他国に比べてアメリカでは安く買えるように、日本のメーカーの機材ももちろん日本で買ったほうが安いだろうという考えは誰にでも浮かびますが、日本のメーカーであり、日本製であるという、なにか「保証」みたいな安心も買えるような気がしてきます。
大手スキャナーメーカーでも、やはり同じモデルでもヨーロッパではモデル名が変わり、製造する国も日本で販売されている日本製ではなく、アジアで製造されるそうです。
世界展開するメーカーならば、販売される国が変わるとモデル名が変わるのはよくあることですけどね、製造されている国は気になるものです。
海外で日本のメーカーは日本で購入するよりもちろん割高になります。さらに製造される国まで違うとは、、日本で日本製の機材が買える喜び、実感します。

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『マンボウbyGopro』

マンボウは英語でオーシャン・サンフィッシュと呼ばれていて、ゆったりと泳ぐ姿
は、まさに海の太陽的存在感を醸し出しています。
その大きさは、最大で4m以上。
体重は2トンを越え、世界最大の魚の一種です。

ダイバーであり、写真家であるミゲル・ペレイラが、ポルトガル沖でGoproで撮影し
た巨大マンボウの映像が話題を呼んでいます。
なんといっても見どころは、マンボウのデカさ。

出会ったとき、マンボウはダイバーたちにひるむことなく近づいてきたそうです。
ダイバーたちが近くによって、写真を撮りまくっても逃げることなく、およそ15分間
ほど、撮影会に付き合ってくれたそうです。

マンボウは、全世界の熱帯・温帯の海に広く分布しています。
海面近くで浮遊生活をしていると考えられてきましたが、近年の研究により、マンボ
ウの生息の場は深海にまで及んでいることがわかってきました。
海上で見せる姿は生態の一部にすぎないのですね。

発信機をつけた追跡調査では、マンボウは生息水深を一定させず、表層から水深800m
程度までの間を往復していることが明らかになっているそうです。
表層で過ごす時間が長い個体もいれば、水深200m以深の深海で過ごす時間が長い個体
もいるそうです。

気まぐれなのか、理由があるのか。
水温の変化に影響を受けている可能性があると言われていますが、真の生態はまだま
だ謎が多いみたいです。

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『LEDの色と虫の関係』

デング熱にかわって、今度はジカ熱が話題ですが、日本は冬なのでまだまだ対岸の火
事。
とはいえ、これから暖かくなるにつれ、注意は必要です。

明かりに寄ってくる夏の虫たち、うっとうしいですよね。
どういう明かりに虫は集まるのでしょうか。

実は電球の種類によって、寄せ付ける虫の数が違ってくるということが判明していま
す。
最も多くの数の虫を寄せつけるのが白熱電球の明かり。
そして一番虫を寄せつけないのは、暖色系のLED電球だそうです。

ノースカロライナ大学の学生の行なった調査実験は、ひと夏のあいだ、電球の種類を
毎晩変え、虫取りをセットしてどれくらい虫が捕まるか観察するというもの。

調査では、電球が月の明かりとかぶらないように注意を払いつつ、天気予報も厳密に
チェックして天気の影響を最小限に抑えました。
結果、ひと夏で電球に引き寄せられて虫取りに捕まった虫の合計は8,887匹。

分析すると、白熱電球が1番虫を引き寄せていて、2番目は電球型蛍光ランプ。
3番目は青系の色を発するLED、4番目は標準の虫よけ用電球。
そして1番虫が寄らなかったのは、暖色系のLEDだったそうです。

虫よけ電球よりも虫が寄ってこないとは、LEDは流石と言えますが、虫よけ電球の立
場が無いですね。

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『宇宙ゴミ』

1957年、旧ソ連が世界初の人工衛星、スプートニク1号を打ち上げました。
それ以来、今日にいたるまで、打ち上げられた人工衛星は、7,000個を超えているそうです。
もちろんその中には地上に回収されたものや、高度が下がって落下したものもありますが、いま現在、周回中の衛星は約3,500個以上もあるそうです。

そのおかげで、GPS等の恩恵を受けることが出来ているわけですが、その反面、「宇宙ゴミ」というものの存在がかなり問題視されているのです。

宇宙ゴミとは、役目を終えて動かなくなった人工衛星や、剥がれ落ちたロケットの塗装や破片などのことです。
今も地球の軌道上には、想像以上にたくさんの宇宙ゴミが周回しています。

その多さがよくわかるCG動画が公開されています。
1958年から2015年、どれくらい増えたのか一目瞭然です。

https://www.youtube.com/watch?v=wPXCk85wMSQ

最初はほんの少しだった宇宙ゴミが、その数は急速に増え、ついには地球を完全に覆うほどに。

宇宙ゴミは、秒速8キロメートルもの速さで地球の軌道を回っていて、チリ程度のものから数メートルもある人工衛星まで様々で、JAXA(宇宙航空研究開発機構)によると、高度や進む方向がわかっているものが9000個、10cm以上のものが約20,000個、10cm未満1cm以上のものは約50万個もあるそうです。

何とまだ宇宙ゴミを回収する技術は確立されていません。
散らかしっぱなしというわけです。

近年では、ゴミを出さないようにロケットを設計したり、使い終わった人工衛星などは大気圏突入させて燃やしてしまうか、より高い場所に移動させて、新しい人工衛星の為に場所をあけるなどしているそうですが、根本的な問題解決にはなりません。
こうなったら掃除機人工衛星を開発しなければなりませんね。

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「孤独な家々」

日本語に訳すと「孤独な家々」となりますが、そのタイトルとは裏腹な非常にポップで見飽きない写真シリーズを制作しているアーティストがエマヌエル・ピタ。
オリジナルタイトルは「Lonely Houses」。一枚一枚の写真には大空のもと一軒の家のみが撮影されています。そう表現してしまうとうらびれた寂しい風景写真と思ってしまうかもしれませんが、まるで絵本を広げた中にあるような、洒落た作り、ポップな色合い、オリジナリティー豊かな一軒家が静かにそれでいて密かな主張をしながら佇んでいるのです。
ポルトガル・リスボン在住のエマヌエル・ピタは、ある日イチゴのような家を目にして惹きつけられて家の写真をiphoneで撮影したのが始まりだそうです。Photoshopを使い画像をきれいにし、色彩やコントラストの調整をして、今ではマミヤ7やNikonD600へと使用機材を変えたりしても、携帯電話で撮影するという彼の原点へのこだわりは、このシリーズが生まれたのがInstagramからだからそうです。
現在20万7千人のフォロワーは、「Lonely Houses」のシリーズを通してここまで知れ渡ったのです。
ほんの少しドイツの写真家ロレッタ・ラックスを彷彿するような軽やかさと、不思議な世界を持つエマヌエル・ピタの世界。
いやあ、どの家(写真)を見ても、見飽きることが全くありません。

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『蚊を退治するLED街灯』

蚊を撃退して、デング熱と戦う「太陽光発電式LED街灯」がマレーシアで実現しまし
た。
郊外のコンビニに、バチッと言って虫を殺す電灯が設置されていることがあります
が、まさにこれはその強化版です。

太陽光発電と風力発電で動作する街灯で、マラヤ大学のChong Wen Tong教授率いる研
究チームが開発した街灯は、ソーラー発電と風力発電で動作する、

日本でも一時流行したデング熱。
熱帯地帯のマレーシアでは、2015年には200人もの人がデング熱によって亡くなって
いるそうです。
そして、デング熱を媒介するのが「蚊」ですよね。
そのため、この蚊を退治するLED街灯に期待が集まっています。

この街灯は、UV(紫外線)と二酸化チタンの触媒によって、二酸化炭素を発生させま
す。
蚊は、二酸化炭素を生き物の呼吸と思い込み、血を吸おうとまんまとおびき寄せられ
ます。
寄ってきたところをファンで集めて撃退できるというわけです。

暗い夜道を明るく照らしながら、うっとおしい蚊を退治できれば一石二鳥です。
さらにはデング熱の拡散防止にも効果があるとなれば、一石三鳥。
今問題となっているジカ熱防止にも効果があるかもしれないとのこと。
ジカ熱も蚊が媒体ですからね。
じつに強力なLED街灯です。

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『LED電球スピーカー』

当店の撮影機材としても貢献しているLED照明。
そのLED照明の進撃が止まりません。
ソニーから、この度LED電球とスピーカーを一体にしたBluetoothスピーカー「LSPX-100E26J」が発売されました。

家庭内で使われるデスクライトやダウンライトなどの照明器具にそのまま装着し、スマートフォンなどから楽曲をワイヤレスで再生することが可能で、配線も不要なんだそうです。

電球の口径は一般的なE26口金に対応していて、外径61mm×全長116mmというサイズで、重量も205グラムと軽量な上、見た目はLED電球そのもので、まったく違和感なく生活に溶け込むデザインになっています。
なんといっても電球を取り替えるだけで、照明が音楽再生機器になる手軽さが良いですね。

ソニーいわく、「AV製品を住空間に溶け込ませ、いかに“生活必需品化”を実現するか、を考えたプロダクト。ないと生活できないものの筆頭である照明器具にワイヤレスオーディオ機能を組み込み、家の中のどこにでも置けるようにした」とのこと。

ちなみに、このLED電球の寿命については他社の製品と同レベルを目指したそうで、気になる消費電力は、LED照明と楽曲再生を同時に利用したときで約9ワットだそうです。

価格は2万5千円程度で販売されています。
LED電球としてはなかなかいい値段ですが、天井から音が降ってくるという、これまでとは違う体験に支払う対価としてはリーズナブルなのでは。

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