『バイオハッカー』

「グラインドハウス・ウェットウェア」という名の「バイオハッカー集団」による、
最新のクリエーションが発表されました。
・・・何だかよくわかりませんが、「バイオハッカー」とは、テクノロジーを駆使し
て生き物をいじくる人のことを言うようです。クレイジーですねえ。。。

「グラインドハウス・ウェットウェア」はアメリカのピッツバーグをベースに活動し
ている、3人のバイオハッカー達です。
今回の代物は、生物発光にインスパイアされた、磁力で起動する「LEDシリコンイン
プラント」です。
この人たち、なんと自分の手の甲の皮膚の下に、LEDライトを埋め込んじゃったんで
す。

その、コイン位の大きさの光るデバイスは「Northstar V1」と名付けられました。
手術自体は15分ほどで完了したそうですが、画像や動画は割愛しますが、なかなか痛
そうです。。。

移植してアクティベートを行なうと、「Northstar」のバックライトが起動します。
かっこよく形容するならば、光るタトゥー。

このデバイス、磁石に反応して光ります。
磁石を手の上に置くと、5つのLEDライトが点灯します。
10秒後にはスリープモードに戻ります。
1万回くらいは光らせることができるそうです。
・・・はぁ、光るだけ、みたいですね。。。

また手術すれば取り除くことができるそうですが、何でこんなことしようと思ったん
でしょうか。。。
彼らの一人は、タトゥーを光らせたいという需要があったから、と答えているそうで
す。

さらに将来的には、生体情報をスマートフォンに送信できるようなチップセットを搭
載したり、手の動きなどを検知し他のデバイスに送信し、ハンズフリーコントロー
ラーのような機能を実現したいのだとか。

そうなれば、手をかざすだけでスイッチがオンオフ出来たり、リモコンのように電波
が送れたり、そういったことも可能になり、とても便利ですね。手術が必要ですが。

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『塩と水だけで光るライト』

フィリピンには、およそ7,000の島々があり、現代でも電力インフラが不足しています。
電気が未供給ということは、明かりのない生活をしている人々が多いということですよね。
彼らは、石油ベースのオイルランプやローソクを灯して、主な照明器具として使用しているそうです。
あまりクリーンなエネルギーではないですね。

ところが、地元フィリピンの「SOLt Corp.」という、2014年に誕生したばかりのできたての会社によって、こうした事情に革命が起こりそうです。

塩と水だけを燃料とする「塩水ランプ」が開発されたのです。

これまでのオイルの代わりとして使用する燃料は、ティースプーン2杯分の塩とコップ1杯の水だけ。
それだけで一日に約8時間連続で使えるばかりか、外部回路から電流を流した場合、約半年ほどの寿命のものが、1年以上使用できるようです。
USBケーブルを直接ランプにつなげば、スマートフォンの充電も可能だそうです。
今まではランプの燃料を得るために歩いていた片道30キロ以上の道のりが必要無くなって、そのへんにある海水を燃料として利用できるのです。

その仕組みは、ガルバーニ電池製造の基礎を応用して製作されているんだそうで、難しくてよくわかりませんが、とにかく光るんです。

国連の調査によるとフィリピンは、世界中で災害が多い国として第3位にランクインしています。
災害時は、食糧や飲料水だけでなく、光源も当然ながら安定供給が望まれますので、こうした場面でも「塩水ランプ」は活躍が期待されています。

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ミュージシャンと写真家

好きなミュージシャンのニューシングル、ニューアルバムは心弾むもの。
そして時代は変わるものの、リリースされるシングル、アルバムに欠かせないものが、ジャケット。そのジャケット写真は誰が撮影したのだろうというところまで気になるのは写真が好きな人だけではないでしょう。
さて、最近ミュージシャンのジャケット写真を若手人気写真家が撮影しているケースが目立つような気がします。
例えば、昨年のクラムボン「triology」のジャケット写真は斎藤陽道さん、岡村靖幸さんのニューシングル「ラブメッセージ」では2014年度の「木村伊兵衛写真賞」受賞者の川島小鳥さんの撮り下ろし。
そして今年、もう少しで発売されるスガシカオさんの「THE LAST」ではインベカヲリさんが撮影を担当。
クラムボンでは彼らの音楽性と斎藤さんの感性が絶妙にマッチした映像で、気持ちがいいほど両者の世界観を表しています。さすがにトップアーティストのプロデュースもトップセンスと膝を打ちます。
まだ発売前ですがスガシカオさんのアルバムにインベカヲリさんが起用され、かなり前からも意外性とともにネット上では話題に上っていましたが、いざジャケット写真が発表されると、そのマッチングにまた驚かされました。
ちなみに今月末に発売される岡村靖幸さんのニューアルバムのジャケットのアートワークは同学年という現代美術家の会田誠さんです。会田さんが岡村さんとコラボレーションするのは今回で2作目。もちろん会田さんの作品は写真ではありませんが、これまたお互いの相乗効果に目からウロコです。
ミュージシャンと写真家、アーティストのコラボレーションの面白さには目が離せません。

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『レンズフード』

レンズフードとは、レンズの先につける筒状のもので、太陽光などの強い光を遮るた
めにつけます。
形状は単純な筒状から四角、花形まで様々あります。
これをつけることによって、フレアやゴースト現象を防ぐことができる他、レンズを
保護したり汚れ防止になるため、装備している人が多いみたいですね。
レンズフードはレンズに合ったものを選ばないとフード自体が写真に黒く映り込んで
しまうこともあります。
これを「ケラレ」と呼ぶのですが、純正のレンズフードを使うとこのような現象が起
こる事がないので、レンズフードを購入する際は注意して選びましょう。

レンズフードをつけるとプロっぽくてかっこいいと言う人もいますが、個人的にはレ
ンズが出っ張るし、オールドレンズとの相性が見た目よくないしという理由であまり
レンズフードが好きではありません。
もっとデザインの良いレンズフードはないものかと思っていたら、Aki-Asahi から発
売されたもので、レザー製のものをみつけました。
四角の形がオールド感があって個人的に良い印象です。色も全部で4色。
ライカの角形レンズフードを思わせるデザインで、クラシックカメラに良く合いま
す。
もっと色々なメーカーから多種多様なものが出れば良いですね。

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『世界一頻繁に撮影するのは日本人女性』

あるIT企業が6万6000人ものユーザーを対象に調査を行ない、いろいろな興味深い結果が出ています。

まずひとつは、スマホを使っている人は平均で毎月150枚の写真を撮るということ。
つまり、1日あたり約5枚撮っている計算です。

また、iPhoneユーザーのほうがAndroidユーザーより写真を多く撮る傾向があるそうです。
これにはiPhoneのカメラの画質の良さや、保存できる容量の大きさが影響していると考えられています。

さらに突っ込むと、25歳以下の女性iPhoneユーザーは1カ月に平均250枚、男性のAndroidユーザーは1カ月に平均90枚の写真を撮るらしく、女性のほうがたくさん写真を撮っていることが証明されました。
さらにさらに、日本の25歳以下の女性のiPhoneユーザーについては、1カ月に300枚以上の写真を撮っているそうです。
世界の平均枚数を大幅に上回っています。

それから、カメラロールには保存されている写真は、世界平均で630枚ですが、日本人は平均で1500枚だそうです。

たしかに最近、外国人から見ると「日本人女性はよく写真を撮る」というイメージがついている感じがします。
それもそのはず、世界平均の約2倍も写真を撮っていたからなんですね!

というわけで、日本のスマホユーザー(特に女性)は、世界のどの国よりもメディアを活用しているという、何となく意外なような納得なような、調査結果でした。

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写真年賀状のいろいろ

オンライン社会の恩恵で、毎年年賀状作りの選択肢が幅広く増えています。
SNSに特化した年賀状作りなどもあります。
例えば、インスタグラムで作る年賀状。写真を決めていけばばつくれる簡単テンプレートなども何種類もあります。
一点の写真をシンプルに年賀状全面に使うバージョンや、写真をコマ割りでモザイクのように並べるバージョン。その組み合わせはまるでホームページを作るときのようにカスタマイズできて、面倒な年賀状準備の時間もなんだか楽しくなりそうなほどです。
大きくインパクトのある写真を一点使いたい場合や、たくさんの好きな写真を並べたい場合も、そしてビジネス用の年賀状、プライベートな友人、家族への年賀状などといった送り先によって変えて作っても楽しそうです。
デジタル化した社会だからこそ、紙媒体の年賀状は手にとるだけに嬉しいものです。
写真やデザインの選択が多いように、紙質の選択も多いようです。
手にとった質感で伝わるものもあるでしょう。やはりそこがメールとの違いですよね。
さて、まだ間に合いそうですよ、年賀状作り。2016年ももうすぐです。

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ハイブランドと日本の普通の風景

1968年にドイツで立ちあがり、まもなく国際的なハイブランドに発展したジル・サンダー。
ミニマルでシンプルなデザイン、何よりも素材のよさで日本でも根強い人気があるブランドです。
ハイブランドと広告は切っても切れない関係ですが、2019年春夏用に撮影された写真がかっこよくて是非見ていただきたい。

撮影地は日本。
ハイブランドと近代的風景のある東京か?とおもいきや、日本の何気ない風景のなかにジル・サンダーの服を纏ったモデルとともに撮影された写真です。
JIL SANDERのHPでも、そしてインスタグラムでも見ることができます。
撮影者はジル・サンダーの撮影に度々登場するマリオ・ソレンティ。
撮影は島根県松江市。HPには約2分半のショートムービーもみることができます。
さて、松江市の何気ない風景、電線や網戸のある窓、瓦屋根、日本家屋、温泉と、これらのシーンがシンプルなジル・サンダーの服をを着たモデルと相まってなんとかっこいい写真になっているでしょう。
まさに相乗効果。
いや、モデルがいない普通の町角の風景だけでもかっこいい。
マリオ・ソレンティの構図や切り取り方もさることながら、この撮影コーディネーター、スタッフも素晴らしいですよね。

ファッションフォトを見るときに、好きなモデル、好きなフォトグラファー、好きなブランドだから、といういろいろな見方がありますが、一目で惹かれる写真が好きなフォトグラファーのものだったってこともよくありますよね。
商業写真であるファッションフォトはマンネリ化と言われたりもしますが、モデル、フォトグラファー、ブランド、そして撮影方法、撮影地によって組み合わせが自由。
だからこそファッションフォトである広告写真って面白いんですよねえ。

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『ぎゅうぎゅう』

まずはこちらをご覧ください。
http://carsandbodiesproject.tumblr.com

これは、3人のフランス人アーティストによる「Cars and Bodies」という作品で、十数人もの人間を自動車に詰め込んで、そこで起こるカオスを写真に収めたものです。

ぎゅうぎゅうに車に詰め込まれた人間たち。
Photoshopで加工していると思いがちですが、この写真には手が加えられておらず、「Shen Hao 4×5」という古いカメラで撮影されているそうです。
なんとなくノスタルジックな雰囲気に出ていますね。

120人ほどの人がこの企画に参加し、夏の暑さに耐えながらまるでバッグの中のバゲットのように車へ詰め込まれたそうです。
窮屈なすし詰めを完璧につくり上げるために、腕や足を曲げたりねじったりして、すべての人を適切な場所に配置するのに数時間かかる場合もあり、なんとも大変な撮影だったようです。

写真はロサンゼルスのさまざまな場所で撮影されており、地域の特徴をよくとらえています。
ビバリーヒルズではガードマンがぎゅうぎゅうに、ベニスビーチではバスケット選手がぎゅうぎゅうにされています。
つまり、全体を通して、これらの写真はそれぞれの街がどう異なっているかを学ぶ社会学のような役割を果たしているのです。
馬鹿げた企画のようで、ちゃんとした社会的な作品だったのですね。

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読んで、カメラを持って、散策

最近こんな漫画を知りました。
「東京シャッターガール」。2012年出版の漫画で映画化もされたということで前から知ってるよという方も多いかもしれません。
内容は、写真部に所属する女子高生、夢路歩(ゆめじあゆみ)がフィルム式のレンジファインダーカメラを携えて、
東京の街や名所を訪ねて写真を撮り、そこで出会った人や街の様子を描くというもの。
目次には東京都の地図と主人公が訪れた場所が記されていて、一話ごとの最後にはあとがきとして著者が取材したときの様子や、
待ち歩きマップなどが収録されています。
短いストーリーですが情景描写も丁寧で、一話終えてあとがきを読むたびに実際に自分の足でも歩いてみたくなります。
普段の生活をしていると広い東京の中で限られた場所との往復だったり、知識や映像などでは知っているけれど
実際に訪れたことがない場所がたくさんあることに改めて気づきます。

カメラを携えながら街歩きをしたり、ストリートフォト撮影のために常にカメラを持ち歩いたりというのは
写真の学校に通ったことがある人ならば懐かしいことかもしれません。
普段からカメラを携行して出かける方も、そうでない方も、暖かくなった季節とともにカメラを持って東京散策はいかがですか。

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文章も魅せる

今やタレントや俳優、女優がブログ発信するのは日常のこととなりました。
テレビや映画の中で見られる好きな特定の人のブログがあれば、ちょっと近づけたようで嬉しいものですよね。
そのひとつとして小島聖さんのブログはなかなか読みがい(見がい)があります。
写真がお好きなのか、写真の展覧会へ出かけた記述や写真集の感想から、登山や旅についての投稿が写真とともにあり、そこにはしっかりとした意見があったり、ブログ然としての日記調のような記録としての記述もあります。まさに彼女の生活の一部を覗ける、共有できるブログです。
誰もが持てるブログサイトゆえにスナップショットやワンフレーズのコメント、インスタグラムとの提携した写真の投稿だったり、番組や出演するCMや映画の番宣の代用だったりして、結局はその本人のプライベートの顔や普段考えていることを見ることができるものではないブログも多々あります。
だからこそ、小島さんのようなブログを見つけると、読むのが楽しくなります。
そう、演技力だけでなく文章も魅せるんですよね。ANAの機内誌「翼の王国」にも寄稿されたりと、小島さんの文章が求められている証拠です。
そんなにも頻繁に更新されるわけでもありませんし、毎回の投稿で多くのことを語るわけでもありませんが、投稿された展覧会や内容が自分の興味と一致していたりするとほんのりと嬉しいものですよね。

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