重要文化財でもある日本橋の三井本館にてホンマタカシさんの写真展「三井本館 Mitsui Main Building TOKYO 1929-2019 I 写真・ホンマタカシ」が開催されます。
三井本館が今月6月15日で開館90周年を迎えることを記念して開催される展覧会です。
三井本館は1929年に開館し、今の複合オフィスビルの先駆けで複数の企業が入居するオフィスビルとして1998年に重要文化財に指定された建物。7階には「三井記念美術館」という三井家が収集した美術品が収蔵されたスペースもあるそうです。
財閥のシンボルでもある三井本館での写真展。
そこで東京をテーマに作品を制作し、さらに丹下健三やル・コルビュジエなどの建築写真を手がけてきたホンマタカシさんによる撮影・監修の写真展示企画ということだけで非常に惹かれる展覧会ですよね。
会場はエントランスの「合名玄関」と、隣接する日本橋三井タワーの一階にあるアトリウム。
館内のみならず、会期中に三井本館の外壁に8.4メートル四方の巨大写真が掲出されるそうです。
つまりは、写真に興味がある人にも、建築に興味がある人にも滅多にない機会の展覧会ということです。
ちなみにこれだけの重厚な建物。ドラマ半沢直樹など映画やドラマの撮影場所としても知られています。
普段は入ることのない三井本館という建物での展覧会、是非行ってみたいですね。
さらに入場が無料、というのも嬉しいです。