年始から美術館

文字通り「師走」の年末は忙しいのですが、年が明けてお休みが取れる場合には「さんがにち」は結構のんびりとした時間で、割に何もしないで過ごすことってありますよね。
それはそれでお正月らしい過ごし方ですが、初詣のあとに美術館に寄ってみるのはいかがですか。
都内では元旦から開館している美術館やアートスポットが結構ありますし、地方でも二日からオープンの美術館が多いので、年始にゆっくり美術館賞という選択肢がいろいろあります。
さんがにちの空いている都内での美術館のはしごもいいですし、帰省した地元の美術館に行くのもいいですよね。

さて、どこの美術館に行こうか、というときに便利なのがウェブ版美術手帖の「ART MAP」。
日本全国の美術館、ギャラリーなどを今現在自分がいる場所からも検索できます。
開催中または近日中開催予定の展覧会情報や、クリックすると美術手帖内のアーカイブが開いて美術館情報を得ることができます。もちろんその美術館のURLもあるので直接美術館サイトを見て開館時間などをチェックすることもできます。

都内の住んでいる周辺で意外に知らなかったアートスポットを見つけられたり、行く機会があまりない帰省先の美術館を見つけることもできます。
嬉しいウェブサービス。知っていると便利です。

撮影機材・LED照明の専門店

『安全第一』

最近暗くなるのが早いですよね。17時にはもう真っ暗です。
暗いうえに天気が悪いと前がよく見えなかったりして危ないですよね。
そんな不安を解消するイイものを見つけました。
その名も「レインボーフラッシュLED傘」。
あ、レインボー(に光る照明)と雨を掛けてるんですね。なるほど~。

傘の中棒の部分にLEDが埋め込まれていて、電源入れると光るという仕組みの傘で
す。
見た目はスターウォーズでおなじみのライトセーバーに少し似ています。
グリップに電池ケースとスイッチがついていて、操作も簡単。
点灯・点滅のパターンを変えることができ、LEDの色も全部で7色あります。
点灯しながら傘をさせば、視界の悪い夜道も安全に歩け、事故防止になりますね。
電池の寿命は1日2時間使って12日間もつそうです。
ワンシーズンに1回交換するかんじですね。

お値段は1本1889円。
意外に安くて驚きです。
もちろん、傘としての使い心地や剛性もバッチリらしいですよ。
傘が壊れてしまっても、イルミネーションや照明用アクセサリとしてもつかえるの
で?、買って損はない商品だと思います。

ちなみにこのレインボーフラッシュLED傘は交通安全グッズとして、警察署から感謝
状をもらったそうです。
警察お墨付きの安全傘、子どもの間とかで流行るかなあ?
目立つ事は間違いなしです。

撮影機材・LED照明の専門店

ねこ写真家

自らを「ねこ写真家」とおっしゃる、沖昌之さんの写真展が開催されています。
ねこの写真家といえば岩合光昭さんを思い浮かべますが、岩合さんのねこが可愛いとすれば、沖さんのねこはコントを演じているのかと思うほど面白い。写真展のタイトルにもある通り「残念すぎるネコ」そのもの。
あああ、そういうシーンって人間にもあるよね。まるで人間の世界を見ているような写真もあれば、ねこだからこそ、ねこでしかない微妙で稀な場面の写真などがあり、見飽きることがありません。
沖さんが以前にも「必死すぎるネコ」というテーマで注目されましたが、「必死すぎる」と「残念すぎる」という言葉がまさに当てはまるような猫たちを沖さんが丁寧に捉えています。

以前沖さんの撮影に一日密着というコンテンツがありました。
じっくり歩きながらねこを探し撮影、本当に一歩一歩の撮影です。沖さんがねこを「呼ぶ」かのように、彼が歩く場所には面白いねこが、そして面白い表情、面白い姿勢するねこに遭遇するのには驚きです。

写真展での展示スタイルもまたユニーク。
むき出しの天井があるギャラリーのその上部に写真が展示してあったり、まるでギャラリー内にねこが飛び回っているよう。
猫好きにはたまらない写真展ですが、そうでなくても楽しめることうけあいです。

撮影機材・LED照明の専門店

『高架下にシャンデリア』

高速道路の高架下というと、イメージ的には人目につかず暗いため、ケンカや犯罪が起きてそうで近寄りがたいものがありますが、カナダでその負のイメージを払拭しようとする試みが計画されています。

その案は、高架下に巨大なシャンデリアをぶら下げるというもの。
それだけのことなんですが、完成CGを見ると、そのミスマッチ感が高架下の雰囲気を変えてくれます。

https://www.youtube.com/watch?v=LCrY3Q842yg

本来なら室内にあるはずのシャンデリア。
高架下に吊るすことで、高架下がまるで装飾された大きなロビーのような感覚を覚えます。
まあ少し違和感ありますが、雰囲気は変わりますよね。
日中は気づかない程ゆっくりと回転し、夜はキラキラときらめきながら回転します。

地元アーティストのロドニー・グラハム氏が考案したこの「高架下シャンデリア」、18世紀のアンティーク調にデザインされたものですが、LEDを内蔵した透明なプラスチック製なので、割れる心配はないそうです。

すぐそばのコンドミニアムを建設している開発業者が、その設置費用を支払うそうです。
アートによってこの高架下を変えることで、コンドミニアムだけでなく、周辺一帯の集客アップを図ろうとしているんですね。

人が寄り付かない暗い場所から、写真を撮りたくなるような集客力のある人気スポットへと変貌させる。
発想の転換によって生まれ変わるこの高架下の完成が楽しみですね。

撮影機材・LED照明の専門店

待望のドローイング展

ツイッターやインスタグラムでフォローをしてる方にとってお馴染みなのが、俳優の浅野忠信さんのドローイング。今回の話題は写真ではないのですが、注目のこちらの話題を。

スケッチ的なものから、まるでエッシャーを彷彿させるような奇想天外な構図のドローイングまでSNSにアップされてきました。コメント欄には以前から個展や、画集のリクエストなど見かけていて、それが現実になりました。俳優業以外にも、浅野さんのドローイングファンには待望の個展と画集ではないでしょうか。

浅野さんがドローイングを始めたのは2013年に海外での映画撮影時に缶詰になったのがきっかけだそうで、それから今日までドローイングの数は個展のタイトル「TADANOBU ASANO 3634展」というように3634枚になるそうです。
それらのドローイングは日常の一部だとSNSを見てわかるように、しわくちゃになった紙袋だったり、メモの切れ端のような紙だったりと構えて描くのではなく、手が自然に勝手に動いて描かずにはいられない、といった印象を受ける「生きているような」ドローイングです。

以前にも2013年に油絵や色鉛筆などで描かれた作品の個展を開催されていますが、今回のドローイングは、もっと自由に、もっと思うままに冴え渡っています。開催されるワタリウム美術館のHPにもあるように、浅野さんはプロの作家ではありません。けれど作品の数もそうですが、熱量と視点とアイデアで描かれるドローイングが私たちを魅了してはなしません。
会期中には実際に浅野さんが参加して質疑応答やトークショーといったイベントもあります。要チェックですね。

画集のタイトルは「蛇口の水が止まらない」。川内倫子さんの「Halo」や、ヨーガン・レールさんの「On the Beach」などを出版しているHeHeから発行です。

撮影機材・LED照明の専門店

『ホタルに学ぶLED』

LEDライトは日々進化していて、より省エネ化・効率化が目指して全世界が研究を進めています。
今度は、韓国科学技術院の研究チームが、新しいLEDライトを開発したとのことです。

何でもホタルのナノレベルな発光構造を参考にしたLEDライトなのだとか。

研究チームがホタルの発光部位を調べていたところ、その表面にタイル状の構造が存在しており、それが周囲の大気とホタルの身体の屈折率の差を小さくしていることを発見しました。
つまり、それによって発光がより強くなっているのだそうです。

研究チームは、そのタイル状の構造をポリマー素材を利用して再現し、それを通常の発光ダイオードに装着させました。
それが今回開発された「ホタル式LEDライト」というわけです。
(ホタルといってもホワホワと点滅するわけではないです。)
実験を行なった結果、開発したもののうち緑色のLEDライトは、なんと同じ電力で60パーセント増の発光をすることができたそうです。

この技術を用いて、スマホやテレビのディスプレイなどの製品で、さらなる省エネ化を図れるとのことです。

撮影機材・LED照明の専門店

『オーロラ in NY』

オーロラは地球上で見られる最も美しい「大自然のイルミネーション」ですが、それ
には極寒の地に足を運ばなければ出会うことが出来ません。
しかしつい最近のこと、磁気嵐の影響によってニューヨークなどいつもより緯度が低
い場所でも、広範囲にわたって鮮やかな自然のイルミネーションを、夜空に楽しむこ
とができたようです。

なぜ緯度の低い場所でも見れたのでしょうか。
そもそも、オーロラはどのようにして発生するのでしょうか?

完全に解明されたわけではないですが、太陽の活動によって起こると言われていま
す。
太陽活動が活発になると、高エネルギー光波と荷電粒子の流動体、つまり「フレア」
が作りだされます。
また、太陽はときどき磁気プラズマの巨大な雲を宇宙に噴出させ、この現象は「コロ
ナ質量放出」として知られます。
これらの現象により太陽からは「太陽風」と呼ばれるプラズマの流れが常に地球に吹
きつけており、何らかの原因で地球の大気中へ高速で降下することがあります。
大気中の粒子とプラズマが衝突し、発光することでオーロラは発生するそうです。
発光の原理としては、蛍光灯やネオンサインと同じことなようです。

ちなみに、黄色っぽい緑は酸素が、青や赤紫は窒素が発光しているそうですよ。

NASAによると、この11月はじめは、北緯42度のウィスコンシン州や、北緯40度の
ニューヨーク州など、通常オーロラが発生するよりもかなり南側で観測されました。
太陽からいつもより高速の太陽風が流れてきたために発生したとのことです。

日本だと北海道が今回見られた場所と同じような北緯にあたりますが、やはり太陽の
活動が活発になると、ときどきオーロラが見られるようです。

めったに見られないオーロラに、各地で次々に美しい写真とともにツイートがアップ
されたそうです。
うらやましいですね。

撮影機材・LED照明の専門店

これは、欲しい!

あっという間に、来年のカレンダー選びの時期になりますね。
絵画の名画や映画の名画シーンのカレンダーからアイドル写真のカレンダーまで、あらゆる方
面からカレンダーが販売され、多くの選択肢の中から一年間飾るカレンダーを選べるって嬉し
いですよね。
そして、こんなカレンダーを見つけました。
「BOB DYLAN日めくり・リリック・カレンダー」!!! 素晴らしい! なんと世界初、そして日本限定発売だそうです。 365日毎日違うボブ・ディランの写真が現れ、そこにはボブ・ディランの深いリリックが英語 とともに日本語訳があるという、日めくりをしても決して捨てられないカレンダーです。
ボブ・ディランといえば、2016年度のノーベル文学賞受賞者。 なるほど、だからこそリリックなんですね。それも一日一つのリリックで、日めくりカレン ダー。
これは世界中のボブ・ディランファンが嫉妬の嵐ですね、日本限定発売なだけに。 365枚のボブ・ディランの写真があるわけですからね、分厚い写真集のようなものです。しか も未公開写真が満載だそうです。毎日現れる新しいディランの写真とディランのリリックがあ る日めくりカレンダーって、毎日めくるのが楽しそう。
とっても日本限定発売らしい細やかな配慮は、なんとカレンダー本体の通常版と、切ったペー
ジを収納できる化粧箱入りの限定版があるそうです。
それはそうですよね、普通の日めくりカレンダーとはちがいます、はい新しい日になりまし
た、と言って捨てられるものじゃありません。
面白いですねえ、こういうカレンダーを作ってくれる企画者、企業に感謝です。

撮影機材・LED照明の専門店

素材そのまま

料理写真の撮影にはコツも技術も、そして経験も必要なので撮影話題も絶えません。今回は料理する前の食材そのものを自然にそして新鮮に撮影することにテーマをおいてお話ししましょう。

調理前の食材そのものの姿を撮影する。それは魚をおろす前、野菜を切る前など形そのものがある姿を撮影します。ナチュラル感を出しつつディテイルを丁寧に伝えるためにマクロモードが活躍します。
さらにF値を開放気味にし、植物と同じように、「新鮮」と「食材」の意味を重視し、撮影前には霧吹きなどを使って演出しましょう。

そして被写体の組み合わせも大切です。素材の相性。魚や肉類など撮影する際に実際に調理する食材を一緒に撮影することによって画像上に鮮度、食欲などの相乗効果が生まれるのです。

料理をオーダーして、運ばれる際には付け合わせとして添えられている色や飾りの役割のものがありますね。それに似た効果が撮影時にも参考になります。

素直に「おいしそう」というものは調理後だけでなく、調理前の食材そのものにも反映されるということ。料理撮影と同じように、料理の基である食材写真もぜひこんなことに注目して撮影してみたいですね。料理撮影の照明機材

カメラストラップ

カメラストラップというと、昨今ではおしゃれなアクセサリーの一環のようですね。さらに驚くほどストラップの種類が多く、オンラインショップなどで取り上げられているのを見ます。

コンパクトカメラでメーカーの付属のカバーで持ち歩いたり、薄くて軽いものは別として、
一眼レフカメラや中型カメラにはストラップは必須のアイテムといっていいでしょう。写真学校でも入門者にはストラップの取り付けを進めると思います。
カメラストラップの重要性を忘れがちなのですが、撮影する時はもちろん、レンズの取り替え時などもきちんとストラップを首から下げて、カメラボディーを守ることが大切です。

そして盲点は、カメラをテーブルや一定の場所に置く場合、必ずストラップをすべてテーブルなどの上に揃えましょう。カメラはテーブルに、でもストラップがぶら下がった状態で置かれた場合、何かの拍子にストラップが引っ張られカメラが落下する危険があります。大げさに思われるかもしれませんが、実際に起こるケースが多いのでこれは注意ですよ!

本来カメラボディーを支え守る役割のストラップ。重量に耐え、さらに素材や色、デザインが多種多様になった現在では、お気に入りのストラップをカメラにつけられるという楽しみも増えましたね。
カメラへの愛着も増しそうです。