『ロボット』

テレビを見ていると、芸能人の家ってルンバ率高いですよね。一般的にも今欲しい家
電製品ランキング第一位はルンバらしいです。

ルンバは日々進化していて、先日も新しいルンバが発表されたばかり。
新しいルンバ「ロボット掃除機 ルンバ 980」は部屋の状況を瞬時に判断して行動す
る思考・行動に加えて、新たにvisual simultaneous localization and mapping
(vSLAM) と呼ばれる画像認識技術を導入していて、家全体の間取りを正確に把握し、
位置情報を判断するという機能が備わっています。
これにより、複雑な間取りや障害物の多い環境でも、これまで以上に隅々まで、効率
的にお掃除してくれるようです。
おまけにWifi機能も搭載されていて、スマートフォンからの操作が可能になったこと
で、より使いやすいお掃除ロボットへと進化しています。

ルンバに限らず、ロボットの技術的進歩は目覚ましいですよね。
最近では人型ロボットペッパーくんも話題になりましたね。
ペッパーくんはマイクやセンサーを使って人の感情を読み取り、会話することができ
るのが特徴。
決して安くない価格にもかかわらず、販売開始からわずか1分間で完売という人気ぶ
り。
一家に一台ロボットがいる時代はすぐそこまで迫っているのかもしれませんね。

撮影機材・LED照明の専門店

『EcoQube C』

昔、熱帯魚ブームってありましたよね。
ウチでも飼っていたことがありましたが、水をこまめに交換しないとすぐ藻が生えて汚くなっちゃうんですよね。

「EcoQube C」はLEDライトと、エコな発想で出来た水槽です。

https://www.youtube.com/watch?t=2&v=viLYuRb0-Os

これは、植物を利用して水質を維持するので、一度設置したら、ほぼ永久に水の交換が不要なんだそうです。
水槽の水面上にスポンジが浮いていて、そこに植物が植えられている。
スポンジに吸収された魚のフンやエサの残りなどがスポンジ内蔵の微生物に分解され、植物の栄養となる、という仕組みです。さらにその植物が元気に生きれるようLEDを上から照らして植物を育てるという。
つまり、自然の仕組みと同じだというわけです。
結果、水を交換する必要がなくなるんですね。

ちなみに、、金魚など大食いで排泄物が多すぎる魚はあまりよくないらしく、ベタやグッピーが推奨されています。植物による洗浄能力にも限界があるってことなんですね・・・。

水槽のサイズはで約20cmの正方形で、水は約6リットル入ります。
デスクトップに置けるコンパクトサイズっていうのも嬉しいですね。

撮影機材・LED照明の専門店

町の活性にもSNS

イタリアのフィレンツェをテーマに、こんなコンテストが行われています。
「夏のフローレンス2015」と題し、イタリア内で写真家の登竜門と言われ写真ギャラリーを有している写真科の専門学校と、ライカ・カメラ・イタリア、そしてフィレンツェの中央市場がコラボレーションし、開催されたコンテストです。
参加方法はいたって簡単。フィレンツェの夏をテーマに写真を撮影しインスタグラムに投稿。その際に♯florence150、とハッシュタグをつけて投稿すればOK。
イタリアはイ、タリア統一後イタリア共和国となり、まずトリノに首都が置かれ、その後フィレンツェに、そして現在のローマに首都が移行していきました。
フィレンツェに首都が置かれてから今年で150周年にあたり、これを記念して、ハッシュタグが♯florence150、ということです。
ファイナリスト優秀な作品の幾つかは協賛であるフィレンツェ中央市場の大型スクリーンに映し出され、3名の優秀者には主催者とライカ・カメラ・イタリアからセレクションされたワークショップへの参加権がおくられます。
いわゆる賞金や名声をを目的に参加するような大掛かりなコンテストではありませんが、フィレンツェで写真が撮れて、インストグラムのアカウントを持っていれば参加できる、とても簡単でオープンなコンテストです。こんな風に町の活性化にSNSを利用するのも、現在のネット社会、スマホ社会のなかで、とりいれやすいプロジェクト、と言えるでしょうか。
今まであまり目を向けていない地元の人はもちろん、観光都市のフィレンツェでは、多くの外国人も訪れます。可愛らしいコンテストが頭の隅に記憶されていれば、送ってみようかなあ。と思ったり、ちょっと視点を変えて町をよく見る機会にもなりますよね。

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中平卓馬 訃報

先日Twitter上に、海外からも含め、中平卓馬氏の写真が多くツイートされているのを見て、あれ?どうしたんだろう、と思っていると、中平卓馬氏の訃報が届きました。
77歳でした。
写真家森山大道氏と同い年で、60年代の「プロヴォーグ」にて、その名が両名とも知られ、現在までカリスマ的存在の写真家の一人でした。
その後の作風は変わりましたが、当時の作風は大道氏とともに「アレ、ブレ、ボケ」といった、粒子の荒れた白黒写真がセンセーショナルであり、前衛的な作家として現在まで人気を保持したまま撮影活動は続き、2003年には横浜美術館で本格的な個展が開かれました。
1977年に病に伏し、断片的に記憶を失うという障害が残るものの、活動を再開し、近年では35mmのカラーフィルムでの撮影が続いていました。
独特な風貌と、記憶障害と再起といった唯一無二の存在の写真家は、彼の写真同人誌を知らない世代の若い学生さんたちからも支持と憧れが絶えることはありませんでした。
横浜美術館での個展からすでに10年以上経過しているので、近い将来白黒写真から、生前までのカラー写真、中平卓馬の全貌がみえるような回顧展が開かれるでしょうか。
ご冥福をお祈りします。

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『キヤノンEOS 7D Mark II』

ニコン好きの僕ですが、「カメラグランプリ2015大賞」で2つの賞を受賞したキヤノ
ンの「EOS 7D Mark II」はとても気になります。

「EOS 7D Mark II」はキヤノンのデジタル一眼レフカメラEOSシリーズの中で、APS-C
サイズのイメージセンサーを搭載する系列では、最上位モデルと位置づけられていま
す。

2,020万画素で、最高10コマ/秒の連写が可能。
さらにオールクロスAFセンサーを搭載し、プロ機並みにピントを合わせ続けられると
高い評判を呼んでいます。
鉄道や飛行機、鳥などの撮影には存分に性能を発揮し、満足のいく撮影ができるはず
です。

また、滑らかで追従性の高いオートフォーカスを実現する「デュアルピクセルCMOS
AF」を採用したのも魅力のひとつ。
手軽に美しい映像表現が可能であるうえに、フルHD/59.94p の高いフレームレート
での撮影や、再生互換性の高いMP4形式での動画記録にも対応しています。

本来3年程度でリリースするはずが、最新の機能や装備を追い求めた結果、リリース
に5年かかったこのカメラ、完成度がとても高いです。

APS-Cとしては高めの価格にもかかわらず、今年の売上ランキングはいつも独占状態
でしたね。
安心して使える使い勝手の良いカメラとして、今後も人気のカメラとなりそうです。

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画像の無断転用

佐野研二郎氏の2020年東京オリンピックのエンブレムをめぐる問題は、収まる気配が
ないですね。
収まるどころか、パクリ疑惑の指摘が相次いでいます。
特に、サントリーのトートバックに使用されたフランスパンのデザインは、だれかの
ブログからコピーしたフランスパンの画像を回転させ一部のみ使用するという、いわ
ゆる写真の無断転用(盗用)ではないか?という疑惑まで浮上しています。
実際、そのブログ主は「無断」だとコメントしています。

趣味のブログで写真をアップする人は、無断転用される可能性は大いにあり得ます。
しかし、このフランスパンのトートバックのように、写真の一部だけ使用されたり解
像度の変更や加工などもされてしまうと、たとえ写真の無断転用を発見したとしても
自分の写真かどうか確証が取れないので注意しようがないです。
おまけに、一度複製の拡散が始まったら、それを止めるのはほぼ不可能です。

もし大事な「写真作品」をネットにアップする際は、無断使用される危険を考慮しな
ければなりません。
アップロードする時点で、ダウンロードされるかもしれないというのは当然と言えば
当然のこと。

ただ、写真作品を自分のパソコンにダウンロードして楽しむ行為自体は、私的使用の
ための複製として認められています。
それならいいんですけど、勝手に何かに使われるのはイヤですよね。

その写真が一人歩きして、著作権がだれのものかわからなくなってしまう前に、作品
に自分の名前やウェブサイトを直接刻み込んでおくことや、あらかじめ劣化した画像
をアップロードすることなどの対策をしておくと未然に防ぐことができるかもしれま
せん。

今回の騒動の教訓として、覚えておきたい心掛けですね。

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石内都のフリーダ・カーロ

前回セバスチャン・サルガドのドキュメンタリー映画に触れたばかりですが、またまた興味深いドキュメンタリー映画が公開になりました。
近代メキシコの代表する女性画家、フリーダ・カーロの遺品を日本の近代写真家の代表の一人、石内都が現在はフリーダ・カーロの博物館になっている彼女の生家で撮影した過程を収めたドキュメンタリー映画です。
この二人の組み合わせで、ズドンっと心を捉えられます。
2004年に死後50年を経て遺言通り数百点のフリーダ・カーロの遺品が公開されました。そして2012年にこれらの遺品を撮影するプロジェクトが立ち上がり、石内都へ撮影依頼があったという経緯です。
石内都といえば、母親の遺品を撮影した「Mother’s」、今やライフワークとなっている広島の被爆者の遺品を撮影した「ひろしま」などで世界中にその名を知らしめ、2005年にはヴェネツィア・ビエンナーレの日本館代表に、2014年には日本人としては三人目のハッセルブラッド国際写真賞を受賞。
繊細さと迫力、その両極を持ち合わさる彼女の作品の中にフリーダ・カーロの遺品も加わりました。
一点一点の写真を見ているだけでもフリーダ・カーロと石内都の相乗した迫力と「遺品」というものにたいして考えさせられます。
撮影された遺品、写真、それを撮影する写真家をドキュメンタリーとして追った映像。
これもまたこの夏の必見のひとつです。
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天の川イルミネーション

東京タワーで行われているイベント「天の川イルミネーション」。
8月31日までの毎日、大展望台(150m)フロアとフットタウン屋上から大展望台まで続
く約600段の上下外階段まで、LED総数130,000個の光のファンタジーを演出し、天の
川がかかった夏の夜空が再現されています。
通常は昼間限定で開放されている外階段が、この期間は夜間まで延長して開放され、
夜景とイルミネーションを楽しみながら大展望台まで昇ることができます。
さらに登りきると「ノッポン公認 昇り階段認定証」がもらえるそうです。

幻想的な空間を作り出す毎年恒例のイベントですが、今年は昨年の2倍の13万個
LED13万個が使われているそうで、昨年よりもさらに美しいイルミネーションを楽し
むことができます。

イルミネーションと聞くと冬に行われるイメージがありますが、東京タワーのように
夏もイルミネーションイベントが行われているスポットはあるんです。
都内近郊では他にも東京ミッドタウンの「サマーライトガーデン(SUMMER LIGHT
GARDEN)」や山下公園のイルミネーションもとても見応えがありますね。

関西地方では、京都の鴨川と堀川で行われる「京の七夕」が有名で、京都らしい雅で
幻想的なイルミネーションが楽しめるほか、元離宮二条城の二の丸御殿ではプロジェ
クトマッピングも行われます。

夏の花火もいいけど、夏ならではのイルミネーションもいいものですね。

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2015年のハッセルブラッド国際写真賞

前回、石内都氏のくだりで、ハッセルブラッド国際写真賞について触れましたが、今回は今年2015年のハッセルブラッド国際写真賞受賞者のお話しを。
発表は今年3月なので、多くの人にすでに認知されていますが、2015年はヴォルフガング・ディルマンスに贈られました。
特異な被写体と、実験的な写真表現で、未だに新しい、若い写真家というイメージがあるかもしれませんが、すでに約30年活動、探究を続けています。
2000年には写真を主要手段として表現するアーティストとしてははじめてターナー賞を受賞。
2014年にはヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展をはじめ、数々の在大コレクションにも出品しています。
ハッセルブラッド国際写真賞の賞金は100万スウェーデンクローナ、日本円に換算すると約1400万円。名声も賞金額の規模も違います。
さてその2015年の受賞者ディルマンスの貴重な展示会が、こちらのブログでもお知らせしましたが、大阪の国立国際美術館で開催中です。
開催は9月23日まで。ご本人登場のアーティスト・トークはすでに終了しましたが、講師を迎えたギャラリー・トークが9月13日にも開催されます。
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ヒロシマ・ナガサキの写真

敗戦後70年、つまり被曝から70年。
被爆者、その家族や関係者など戦争を知る人の高齢化に伴って、忘れてはならないその惨状と非核兵器の世界を目指す目的をかね、当時撮影された写真家11人、60点が展示されている写真展が開催されています。
「知っていますか… ヒロシマ・ナガサキの原子爆弾 被曝から70年」と題されたこの写真展は、被曝直後に撮影された写真を中心に、原爆投下から10月末までの3ヶ月間に撮影されたもので構成されています。
写真は現存する貴重な写真フィルムからのプリントゆえに、その鬼気迫る実体験の写真には、世界中で唯一原子爆弾の被曝を受けた日本が世界に発信すべきメッセージが込められているようです。
この時期だからこそぜひ見たい写真展です。
期間は8月30日まで、会場はJCIIフォトサロンです。
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