紅葉の季節

やってきました、この季節。
日を追うごとに深まる紅葉のこの時季、紅葉を楽しむ散策で見ているだけでも満足ですが、やはりカメラを向けたくなります。

代表的な紅葉といえば、もみじの赤、イチョウの黄色などですが、その紅葉した「色」をいかに写真に収めるかというポイントはやはり「光」です。

赤や黄色の色がはっきりと見てとれるのは「順光」で見る位置です。
つまり撮影者が太陽を背にして被写体を撮影する状態ですね。
色がしっかり見える順光のデメリットは、スタジオのライティングと同様、光が正面から均一に当たるためにフラットな印象になってしまうことです。つまり「べたっ」とした感じ。
そのデメリットを補うには、斜めから光が射し、かつ色がくっきり見える位置を探すことです。

またさらにステップを踏むと、今度は「順光」の逆、「逆光」での撮影も紅葉撮影に動きを加えます。「さくら」の撮影にも繋がりますが、植物や花の撮影には「逆光」を利用することによって、躍動感が増してきます。
「逆光」プラス「背景」「ボケ」を組み合わせて、赤や黄色の「色」を強調した構図を考えるとバリエーションも豊かになります。

レンズを変えながら、遠景、マクロなど撮影方法を変えるのもいいですね。
散策と撮影、どちらも楽しめる季節です。
撮影機材の専門店ライトグラフィカ

お正月だからこそ

イルミネーションから門松に代わる時期、一気に街の装いも変わってきます。
お正月準備から、お正月本番、日本伝統的な行事や様子が立て続けの時期ですね。
家族が集まる時期でもあるので、これを機に記念の写真撮影をするにも絶好です。

着物を着る機会があれば、家族とポートレート写真を。
おせちをいただく際には華やかな食卓の写真を一枚。
初詣での賑わいと正月ならではの飾り付けなどをスナップショットで。

家族も友人も集まるこの機会、一年に一度の恒例の家族写真を撮るご家庭もあるでしょうし、カメラを常に持ち歩いて、スナップ写真をたくさんとるご家族も多いでしょう。
あとでゆっくりみんなでみて、またさらに楽しい思い出がふくらみます。構えずに気楽にたくさんの写真を撮って残したいものです。
写真もビデオも一緒にお正月気分を写しましょう!
よいお年を!

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ネイル撮影

ネイルをしていない爪を素爪(スズメ!)というそうですが、確かに最近の女子のネイル確率は随分高く、「ネイルアート」という言葉のように単なる爪のお手入れだけにとどまらず、アクセサリー感覚で色、デザインを変えながら楽しめる装飾品のような感覚になってきましたね。

さて、時間も費用も欠けたネイル、記念用にもSMSやブログ用にもネイルを撮影する機会も増えますが、キレイなネイルをキレイに撮影したいものです。
ネイル撮影にはベーシックなふたつのポイントがあります。

まず、ネイルのつやつやとした質感を大切に、照明は自然光またはディフューザーなどで調整した適切な量の照明で撮影しましょう。
適切な量とは、つまりつやのあるネイルに光が反射したり、白飛びなどしない照明です。
カメラ本体についているネイルに対して真正面からあてられる内蔵フラッシュはNGです。
照明機材とネイルとの距離を変えながら撮影していくと、どの距離が適切かみえてきます。
「反射」を避けるといっても、適度なネイル上に写り込む反射はつやを強調する演出ができます。たとえば、iPhoneの広告で、本体のロゴ(アップル部分)が半分光によって反射しているようになっていますね、つややかで高級感も演出できる、あの感じです。

さてつぎに、キレイなネイルを演出する「手、指」の仕草です。
スタンダードで、手をまっすぐ差し出したポーズもありますが、指の関節を曲げたほうが、つまり何かをつかんだ状態のほうが、関節部分の皺が見えないためにきれいともいわれます。
その場合、何も持たずに指の関節を曲げると「グー」の形になってあまりエレガントではないですよね。そこでよく用いられるのが香水などのキレイなボトルを持つポーズ。持った状態でネイルを正面にすると自然に格好が決まります。香水ボトルでなくてもネイル(ネイルの瓶)そのものを持ってもいいですね。爪のネイルと同系色のネイルボトルだと色もまとまりやすいです。

ネイル撮影はちょっと気を遣うだけで「キレイ度」がアップします。
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素爪(スズメ)

前回お話ししたネイル撮影。
素爪(スズメ)とは、メイルをしていない爪のことですが、女性に人気の「ネイル」「ネイルアード」に対して、男性に人気なのはその反対の「素爪」だそうです。

その理由とは、「派手すぎる」「家事ができなそう」などといった感じで、男女の心理のギャップが現れているようですね。
男性好みは王道な「ナチュラル派」ということで、「ネイル派」の増加と反比例し「素爪派」人気が高まっているとのこと。

さて、ナチュラルな素爪撮影をする場合、ネイル撮影との違いは?
大きな点はカラフルな色遣いのネイル撮影と違って、素爪はまさに手と爪の自然な色を写すことが大切です。つまり色のインパクトがない分、しっかりとしたホワイトバランスの設定が必要です。

照明もネイル撮影以上にディフュザーを使ったやわらかい光があっています。
撮影後のポストプロダクションにて、コントラストを少し押さえることによってやわらかい感じもでます。

ネイルと違って、素爪は「自然」「すこやか」だからこそ「美しい」というイメージを大切にしているので、華美なところはなく、手と指の仕草もネイル撮影ではできないような、「食材」「こども」「和装」などの組み合わせを選ぶと、ナチュラルさが際立つではないでしょうか。

「爪」ひとつとっても、「装い」が変われば、見せ方も撮影の仕方も変わってきます。
試行の甲斐があります。

さてちなみに、規模は分かりませんが、「綺麗な素爪コンテスト」なる写真コンテストもあるようですよ。面白いですね。
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地元コンテスト

写真撮影会、評論会、SNSでの写真投稿、ブログでの写真掲載等々。
公の場で写真を見せる、見せ合うことによって写真技術の向上があることは前にもお話ししました。
人に見せて、感想を聞くことによってモチベーションが上がるというメリットも大いにあります。
やはり写真撮影は「楽しく」撮影することが「うまく」なることへの大きな要因です。

スマートフォンが台頭し、SNSが日常的になった今では、インターネット経由で撮影した写真をその場でネット上に揚げるというのが一般的でしょうが、「写真の腕を上げる」目的として公に発表する手段がまだあります。
それがコンテスト。以前にもコンテストについて触れたことがありますが、今回は身近なコンテストです。
写真コンテストって結構あるんですよね。東京はその人口に比例してちょっとしたイベントを兼ねた写真コンテストは多数あります。しかし今日お話ししたいのは「地元コンテスト」。
前述した通り、写真コンテストは注目度を増す目的にも多く使われるコンテストのひとつです。
そのためイベントの企画でも揚げられやすいのですが、もうひとつ、地方都市のいわゆる「町興し」的な役割としてもよくあります。

例えば、今や世界遺産となった富士山。ふたつの件をまたぐ富士山には、静岡県でも山梨県でも富士山をテーマとした写真コンテストは結構あります。誰もが知っているテーマばかりではなく、地元の〇〇秋祭りをテーマとした写真コンテスト、それぞれ都道府県の季節をテーマとしたものなど多彩です。
もしも自分自身の出身先のコンテストがあれば、自分の生まれ故郷への思い入れも違うでしょうし、旅行先としていく場所行った場所がコンテストを応募していれば、旅行を兼ねた写真撮影にも熱が入りそうです。
地元ならではのテーマ、「地元写真コンテスト」という場でも写真発表もおもしろみがありますよ。
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年賀状のように

年賀状準備、まっただ中の時期ですね。
オンラインでも巷でも年賀状印刷についての広告をよく目にします。

年賀状と言えば、干支や縁起物をモチーフにデザインされたものが多く、そして子どもの誕生や結婚後などには写真を印刷した年賀状も人気のひとつでしょう。

さて、年賀状とは少し離れますが、先日絵画の個展を終えた知人からお礼状が届きました。
個展では開催前の招待状と、開催後に個展を見に来た人に対してのお礼状をだすのが習わしのようで、しばしばいただくことがあります。
お礼状は葉書に文章のみの挨拶が一般的ですが、今回のお礼状は個展の会場の展示風景の写真が印刷されており、とても印象的なものでした。

日常生活の中、年賀状のように写真を印刷して手紙(葉書)を出すことはあまりありませんが、あまりないからこそ受取手には普段よりも一歩特別な意味合いがあり、印象にも残ります。
家族や友人とのイベント事、趣味の披露、旅行先の一枚など、写真を載せてのご挨拶を年賀状のように郵送するのも時には乙ですね。
emailが普通のこのご時世だからこそ、写真が印刷されたご挨拶って、いいものですね。
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カメラマン ベスト

一目見れば、「カメラマン」だとわかる服装、それがカメラマンベスト。
何の文字もプリントされてなくても、たとえカメラを構えてなくても、カメラマンと分かる特有なアイテムです。
カメラマンベストのあるメーカーには「着るポケット」というキャッチコピーがついています。
なるほど。まさにポケットを着ているも同然にベスト中にポケットが配置され、しかも合理的につけられていて、ベスト自体を着ているので入れるものの重さもあまり負担になりません。

気になるものの持っていないのですが、ある撮影でカメラマンベストを借りたことがあります。
使用感はまさに「便利!」。
自分でポケットの左右(さらに背中のポケットもアリ)のどこに何を入れるかを決めて覚えてさえいれば、出し入れが素早く、自分で作業しながらも、まるでそばで誰かがカメラバックを持っていてくれるような感じがするほど、必要なものがすぐ手にできます。
実に実用的にできています。

カメラマンベストがなくても、確かに撮影時にポケットの多い洋服を着ていると便利ですものね。
長い撮影のときや、インターバルを取りづらい撮影の時には、バッテリーなどをバックルに付けられるサブポケットのようなものに入れることがありますが、カメラマンベストがあれば解決。

といってもテレビクルーやプロの撮影隊以外にカメラマンベストを巷であまり見ないのは、「かっこいい」イメージがないからでしょうか。
いやいや、実際の撮影は実用性、合理性が優先。
最近では実用性+デザインもかっこいいものもあります。「アクセサリーが取り出しづらい」と感じている方、是非お試しを。
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『雪のふる季節』

去年の記憶を忘れてしまっているのか自分が歳をとっているのかわかりせんが、冬が
来る度に「今年の冬は寒い!」と思ってしまいます。
異常気象が続いていて、12月には名古屋白の屋根もまっ白になりましたね。
名古屋の写真ファンたちは喜んだことでしょうね(笑)

東京でも雪が降りつもることが多くなりました。
電車が動かなくなったり道で滑ったり・・日常は大変ですが、雪が降ると嬉しいです
よね。
たくさん積もると、ついカメラを持ち出して写真を撮りたくなります。

雪の写真のポイントは、なんといっても露出補正。
明るくまっ白な雪の色をだすにはプラス補正が必須です。
補正はプラス1~2くらいでけっこう雪の白さが出るので、あとはホワイトバランス
で調整するとイメージが良くなります。

もう一つ、雪が降っているときにこそ使えるテクニックがあります。
それは普段あまり使うことのないフラッシュ機能。
降っている雪を撮るときにフラッシュを使うと、雪に光が一瞬だけあたり雪が止まっ
ているように見え、幻想的な写真になるんです。
もちろん、当社のLED照明機材で定常光を当てて撮ってもOKです。

でも、雪の降る日はカメラの防水や、雪から照り返す紫外線にも気をつけないといけ
ませんね。
とくに保護フィルターは絶対にあったほうがいいです。
何かあってからでは遅いですからね・・・。
寒いのは嫌ですが、キレイな雪景色を撮ることができれば嬉しいですね。

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『1月に撮りたい写真』

1月のイメージといえば、初日の出、年賀状、デパートの福袋&初売り等々・・・で
はないでしょうか。
お得な福袋を求め、若い人からお年寄りまで長い列をつくり、開店と同時に猛ダッ
シュする映像を毎年テレビで観ますが、観る度に日本はなんて平和な国だとつくづく
思ってしまいます。
この状況を撮影できたら面白いなとは思うのですが、さすがにこの戦場に乱入し
シャッターを切る勇気はありません(笑)

正月写真を撮るなら、やはり初日の出が一番ですね。
山に登って雲海から現れる初日の出、こんなの撮れたら最高ですね。
2015年の初日の出予想だと、日本で一番早く初日の出が観られるのは南鳥島の5時27
分。
富士山では6時42分だそうです。

こんなに正確に時間がわかるなんてスゴいと感心してしまいます。
天気は日本海側はあまり良くなさそうですが、各地「初日の出スポット」はたくさん
あります。
富士山付近で撮影する人もけっこういるようです。

日の出の撮影テクニックのポイントは露出のコントロールです。
あまり大胆に補正する必要はありませんが、露出を変えることによって、イメージは
だいぶ変わると思います。
また、太陽の動きは意外と速いので、あらかじめカメラの設定を済ませておいたほう
が良いです。
新年早々風邪をひかないよう、防寒はしっかりして出かけましょう。
カメラも結露する恐れがあるので、忘れずに対策を!
僕は家で寝ていますけど(笑)

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『東京オリンピック』

2020年の東京オリンピックまであと5年。
1964年に開催された東京オリンピックでは新幹線ができ、たくさんのメイドインジャ
パンが世界に認められたきっかけにもなりました。
また、東京オリンピックの記念に硬貨やグッズなどが販売されましたね。
僕の家にも東京オリンピックの記念硬貨があったので、おそらく日本のほとんどの家
庭にとって、注目すべき超特大イベントだったのではないでしょうか。

カメラや望遠・超望遠レンズなども東京オリンピック(1964)に向け開発がすすめら
れ、特にNikonFは当時最高の技術で作られ非常に信頼性が高く、東京オリンピック
(1964)を機に世界的にも報道カメラマンの標準機種になったそうです。

確かに、NikonFシリーズを持っている年配の人多いですが、そういうことなんでしょ
うか。
当時はまだキヤノンが報道カメラマン用のカメラをつくっていなかったため、カメラ
マンの機材はNikonFが中心でしたが、きっと2020年の東京オリンピックに向け各社は
開発促進に力を入れているでしょうね。どのようなカメラが発売されるか今から楽し
みです。

2020年の東京オリンピックの一眼レフのシェア率は、ニコンとキヤノン果たしてどち
らが多いでしょうか。
ちなみにロンドンオリンピックでは、ニコンが圧倒的多数だったとかいう噂されてい
るようですが・・・。

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