レンズ保護フィルター

場合によってはボディーよりも高価なレンズは、扱い方もそして保管の仕方もさらに慎重にしたいものです。撮影時に空気から水蒸気や塵、埃などにさらされているレンズには保護も大切です。
各メーカー特徴を出したフィルターが販売されています。
今回はお値段も一般的なフィルターよりは値がはりますが、高機能なフィルターのお話をしましょう。
埃や水滴、脂質など汚れはつきものです、撮影後そして撮影前に柔らかなクロスで拭き取りますが、フィルターの表面によってはなかなか汚れがとれづらいものもあります。拭くことによって、まるで汚れが広がるような気さえすることもありませんか。その場合には適切なスプレーなどを使用しながら拭き取る必要があります。
さて、高機能フィルターとは汚れや水滴、そして指紋などがつきにくいだけではなく、拭き取りやすいのが特徴です。その差は普通のフィルターと比べると一目瞭然。水彩ペンなどで試しても、さっと拭き取れるほどです。外撮影が多い場合など、知らず知らずに砂埃などもフィルターの表面についてきますが、それも簡単に拭き取れます。高機能フィルターはコーティング技術が違うからだそうです。指紋など付きやすくとれづらいものがサラッときれいにできるのは、お手入れしていても気持ちのいいものです。
大切なレンズに、フィルターはお忘れなく。

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有効活用

何度か触れてきましたが、一眼レフにも最近ではほとんどのコンパクトカメラでも撮影モードというものがあります。オート撮影から、マクロ、ポートレート、スポーツ、風景、夜景といったカテゴリーでしょうか。アルファベットで表示したものから、わかりやすいアイコンマークで示されているものもあります。
プロフェッショナルな機種の場合、オート撮影はもちろん、カテゴリーが少しかわります。
結局は同じことを意味するのですが、撮影するシーンでモードが分かれているのではなく、絞り優先、露出優先、シャッタースピード優先、といったように撮影する際に何に基準をおいて選ぶようになっています。結局は撮影で重要な点をみていくと、主だった撮影シーンが、マークで示される撮影につながるということなんですね。
例えば大切なのがシャッタースピードで、それによって露出や絞りは変えてもいいという場合は、シャッタースピードを維持するようこのモードで撮影します。早さが必要、つまりスポーツ写真や被写体の動きが激しい撮影の場合につながります。

すべてオートでの撮影も、今日の技術で露出も、色もとてもきれいに撮れますね。そこまで技術が進んでいると、さらに一つ加えてより思った通りの写真撮影をしたいものです。オート撮影にISO限度を設定したり、ピントを合わせる測定方法を工夫することによってずいぶんかわってきます。モード撮影の有効活用と、一手間を!

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焦点距離と画角の関係

前回、遠近感(パースペクティブ)の効果はレンズによって差が出てくるとお話ししましたが、焦点距離と画角の関係を今一度整理してみてみましょう。

レンズの焦点距離とはピントを合わせたときのレンズから撮像素子までの距離です。
撮像素子とはイメージセンサーともいい、レンズから入射した光を取り込んで、電気信号に変換する半導体素子のことです。デジタルカメラならですね。
レンズが示す35mm、50mm、24-100mm、200mmといったのが焦点距離です。

これに対して画角というのは、撮像素子に移る範を角度で表したものです。
焦点距離が短いレンズほど画角は広くなり、焦点距離が長いレンズほど画角が狭くなります。
画角が広くなるということは移る範囲が広くなり、一方画角が狭くなると被写体そのものが大きくなります。
この効果が遠近感にもつながるのです。
焦点距離と画角を把握すると、風景写真、人物写真、花や動物写真と撮影のシーンによって選ぶレンズがわかってきます。

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ショーのレンズ

ファッションショーや子供の発表会など、どのレンズを準備すればいいの悩みどころではないでしょうか。前後の直線距離があるランウエイを歩くファッションショーと横に広い舞台上での発表会では、焦点距離が違うため一概には言えませんが、 広範囲をカバーできる24-100mmまたは望遠レンズを持っている場合は 70-200mmといったところを持っていると安心です。
撮影するポイントが、全体を撮影するのか、それとも一人のモデル、人物に焦点をあてて撮影するかにもよります。撮影のポイントは、撮影者の位置に一番近づいたとき。その距離を測ってレンズを決めるといいでしょう。
リハーサルに参加してテストができるということは難しい場合には、始まる前に舞台上の一番手前の被写体、または一番前の観客に焦点、構図をみてみて画角を決めるといいでしょう。

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人物撮影の広角レンズと望遠レンズ

同じ環境、同じ構図で撮影しても面白いほど違いが出るのがレンズの種類です。
広角レンズと望遠レンズで撮影すると、まるで違う場所で撮影したかのように現れます。
もちろんこれは人物撮影に限らず、商品撮影でも同じように差が出てきますが、ポートレートとして撮影した場合、その差がぐっとわかりやすいとおもます。
さて、その差とは、背景。
広角レンズで撮影すると、人物の後ろの背景が後ろの方まで広がっていきます。一方望遠レンズでは後ろに広がる背景が、すぐ近くにあるように見えます。
これは焦点距離の違いによって現れる効果で、パースペクティブ(遠近感)の違いですね。
求めている写真と、レンズによって表現が変わることをわかっていると撮影のときに使い分けられます。

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透ける美しさ

注意したい点は、全体に透過した写真は露出が均一ではかりやすいかもしれませんが、透過しない被写体と逆光を一緒に撮影する場合です。
明るい部分と逆光を受けた被写体自体の暗い部分のコントラストを和らげるために、レフ板などを利用して、光が足りない部分に補光を当てる必要があります。
あくまでも逆光を演出した撮影には、趣向を重視し補光の微妙な加減も大切に日差しが強い季節になってきました。
屋外での撮影にはコントラストが強くて、人物撮影や商品撮影にはいつもよりも気を配る必要がある季節ですね。ただ見方を変えるとその強い日差しがよい効果となって反映することもあります。
例えば逆光によって人物の髪の毛、洋服の薄い生地、花や葉、ガラスや不透明な物質などです。
逆光によって透ける美しさが強い光から生まれ、いつもと違った味わいが写真に現れることも。
透過する物質(被写体)のみだけではなく、透過しないものは逆光を受けることによって、その輪郭がなぞったように浮き出ることがあります。
そういった光の遊びを利用して、自然光、そして夏の光ならではの撮影ができたらいいですね。

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スタイルを設定

写真の仕上がりのイメージがすでにはっきりしていたり、撮影する場所の環境をよく把握している場合などには、前もってカメラの写真の撮影方法を設定することもいいでしょう。
例えば、明るさやコントラスト、シャープ加減など、好みの仕上がりがはっきりしていれば、撮影前の準備段階でそれぞれ設定をしておくと、いざ撮影本番になったとき、よりイメージに近い写真の仕上がりになる助けになります。

それと同様、少し露出オーバーめのやや明るめに仕上げたい場合、反対に、撮影全体の仕上がりをアンダーめに仕上げたい場合など、露出設定自体をプラス、マイナスにします。明るさ、コントラスト、シャープなど過度に変化させることによって得るオリジナルな映像も写真の用途によって利用できます。
適切な露出、適切なコントラストといった、ナチュラルな写真もあれば、特徴あるスタイルが決まっている写真もありますからね、撮影設定もそれぞれです。
ISOの設定を考えるように、仕上がりスタイルもイメージすると撮影の方向性がつかめるかもしれません。

進化し続けるデジタルカメラでの撮影だからこそ、活用できる機能はフル活用したいものです。

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必見!商品写真

オンラインなどでショッピングをする際、またはオークション商品などを検討している時に、まるで手にとって見ているような写真があったら!
そんな消費者の立場に立って、また商品写真を提供するメリットを考えて作り出したのが弊社の商品写真専用の「すぐ撮る」ミディアムセットです。

なんと、商品360°の角度からの写真がくるくりまわってプレゼンできるという優れもの!360°の写真撮影のために用意されたのがターンテーブル、そして専用ソフトウェアがカメラの設定から撮影、ターンテーブルの動き、画像処理まで網羅します。
写真なのにまるで動画、そして3Dの要素を備え、新鮮さらにインパクトの大きい商品写真ということはご納得いただけると思います。

360°すべての角度から商品をみることができるため、ディテイルを確認したい場合、モデルごとに細部が違う商品、素材の確認など、消費者の「ほしい」ところに手が届いた商品写真ではないでしょうか。

これまでと違うそして一歩先をいった商品写真を目指す方におすすめです。

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イグジフ情報

イグジフ情報って聞いたことありますか?
Exif=Exchangeble Image File Formatの略で、撮影時のデーター情報を画像データとともに記録する規定です。つまり、撮影したカメラのモデルから、撮影日、シャッタースピード、絞り、ストロボの使用方法、露出時間、F値、ISO数値といった、撮影に関するあらゆるデーターです。

撮影したデーターをパソコンに取り込み、画像ごとにプロパティ、またはMacの場合にはcommnd+I のショートカットで画像詳細のイグジフ情報が表示されます。
これは編集時、またアーカイブされた画像の情報を知るときに非常に便利です。
ただ注意点としては、最近ではGPS機能が付随している場合、どこで撮影したかということまで情報として刻まれます。旅行などや、情報交換としては便利かもしれませんが、それを知らずに画像を公開してしまうと、撮影した情報、つまり場所などの詳細をも公開してしまうことになるということを覚えておくといいですね。

何気ないスナップや、ちょっとした記念に撮っている写真をブログやソーシャルネットワークにアップロードして、それが必要以上に個人情報をもさらしてしまった、ということがありませんように。

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一脚なのに三脚?

最近お目見えする、この一脚、ご存知でしょうか?
カテゴリーは一脚ですが、実は一脚の部分に折って収納するピボットタイプの三つの脚がついているのです。つまり一脚だけれど、足かせ部分に小さな脚がもう三つついているため、確実に足場がを確保する場合には底辺のみが三点で支える三脚に早変わりするということです。

前回少し触れましたが、一脚は写真撮影のみならず、ビデオ撮影にも非常に重宝です。
なぜならば写真撮影と同様小さなスペースを利用できるということと、ビデオ撮影特有のパン撮影がスムーズにできるということです。

この三つの脚がついている一脚も、実はビデオカメラマンの製品として開発されたようです。
雲台をビデオ撮影用の、パンハンドルがあるものを選ぶとなお撮影しやすくなりますね。

写真撮影にも、ビデオ撮影にも便利な一脚。三脚を既にお持ちの方、次回は一脚を考えてはいかがですか?

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