パワーとエコ

すっかり定着した充電式乾電池。みなさんもお使いでしょう。
そう、ストロボをはじめとして写真撮影の際には欠かせないアイテムのひとつ。プラグ式の照明器具ならば気にすることはありませんが、電池による照明器具などは撮影前に余分+余分の数を用意したいものですね。

昔は乾電池というものはすべて使い捨て、というのが今では嘘のよう。
充電器など初期費用はかかるものの、使い捨てすることなく再利用可能で、エコにも繋がることから合理的ですよね。

メーカーによっては高速充電可能なタイプもあり、用途によって選べるのも便利です。
写真撮影に関するアクセサリーやアイテムが便利かつ効率的に技術が進歩することは非常に歓迎ですね。デジタル化の昨今、ラボやメーカーの発展が写真撮影一般に利点をもたらしてくれるでしょう。
そういった恩恵も知らなければ何もなりません。そういった日進月歩の情報もアンテナ加減が大切です。アナログ部分も大切ですし、テクニカルな面で今日の技術も貴重。個人個人うまく情報の選択ができるといいですね。
撮影機材ライトグラフィカ

ライトパネル

ライトパネルってご存知でしょうか。
その文字通り、照明パネルのマルチ機能アイテムです。
骨組みの大きさは様々ですが、たいていはある程度スタジオにも対応できる大きめの骨組みに布ばりになったパネルです。
その布の種類によって用途が変わります。
いわゆるレフ板機能の白、遮光機能の黒など、同じ骨組みで用途はマルチ。
もちろん普通のレフ板でも同じことは可能ですが、ライトバネルはセットするため一度セットを組んでしまえば人材を要すことなく撮影が続けられるのです。

空間が大きなスチールから、小物まで幅広く対応できるのも利点のひとつ。
反射させて自然な光をつくることも、ディフューザーとしてまるで障子のように向こう側から照明を当てて被写体に届く光は柔らかく演出できます。

ライトバネルの組み合わせによって空間が自由自在に作れるライトボックスのような役割もOK。
大掛かりなセッティングに思えますが、万能なだけに使い道も選びやすいのが利点です。

撮影照明LED新宿西口ライトグラフィカ

基本ライティング

写真撮影の永遠のテーマ、ライティング。
本日はその基本のライティングにプラスαをして、ベーシックだけれどもプロ並みのレベルに美しく撮影するヒントをみていきましょう。

まず、カメラボディーについているストロボはなぜNGなのでしょう?
答えは明らか。被写体に対して正面真っ向からのライトはベッタリと立体感を失います。しかもこの光力の差により被写体自身にもそしてその背景にもコントラストのバランスを得難いからです。

最近では多くのファッションブランドでそれを逆手に取って、背景にくっきりと影が写るようなスナップショット的なブランド演出も見られるのですが、それは今回は置いておいて。

ライティングの基本は斜め45°から。被写体とカメラが対向する方向だとして、その間の左右どちらから45°の角度でライティングを設置するのが基本的な位置です。さて、それにプラスαするのが、レフ板や補助光源。メインライトがあたる反対側にレフ板で反射させることがまずひとつ。またはメインライトより弱めの光力で影を和らげるライティングを違う位置からあてます。

この基本ライティングとちょっとしたケアでまずは写真撮影をはじめてみませんか?
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降る雪2

幻想的な雪景色には撮り方ひとつで違った表現が得られます。
前回雪の粒をふんわりと写す方法をお話ししましたが、もうひとつとっても簡単な方法をここで。

それはフラッシュを活用する方法です。
降っている雪を下から撮影するポジションで構え、フラッシュを強制発光させて撮影します。すると手前に近い雪がボケとともに白く止まった感じで写り込みます。

単に下から見上げるポジションで撮影した写真と、フラッシュを強制発光させて撮影した写真を見比べてみると違いが明瞭です。

このふんわり雪の粒を写すのは背景の色も選ぶといいでしょう。
フラッシュで白く写り込む雪が映えるのは背景が暗い方が際立ちます。
建物や木などの暗い部分が背景になるように構図に入れると、より際立って浮かんできます。撮影照明,新宿西口ライトグラフィカ

降る雪

前回では雪の白さに注目して、露出設定についてお話ししましたが、今回は雪をテーマにもうひとつ。
雨とは違った、ひらりと舞うように降る雪を撮影してみましょう。
雪がまるで粒のようになってフワリ、フワリと舞う写真を目にしたことはないでしょうか。
一体あのような幻想的な写真はどのようにしたらいいのでしょう。

答えは意外に簡単。
雪の粒が止まったように写すということは、速いシャッタースピードで撮影するということです。それに必要なのは第一に三脚、そして開放気味のF値、そして速いシャッタースピードです。
絞りのF値は好みがあるでしょうが、あまり絞りすぎるとふんわりと舞う雪の粒にピントが合ってしまうと幻想感が損なわれるため、開放気味にするとよいでしょう。
そしてシャッタースピードが速いために、ISOを上げたくなりますが、なるべく100から200で撮影したいものです。なぜなら細かなディテイルが必要な写真のため、ISOのくっきりとしたレベルを保ちたいためです。
反対に言えば、もっと幻想的にするためにISOを高めに設定して絵画的にするのも効果的と言えるでしょう。

ちなみに降りしきる雪の状態であれば、シャッタースピードを反対に遅くすると、吹雪いている感じが表現できるというわけです。撮影照明,新宿西口ライトグラフィカ

白い雪、白く

この冬ヨーロッパでは寒波に襲われました。通常降雪のほとんどない中部イタリアでも雪が積もったほどです。
日本でも寒さが厳しい中、普段と違った景色、雪が降った際には写真におさめてみたいという方もいらっしゃるでしょう。
さて、この白い雪景色、意外に難関撮影シーンなのです。
それは露出がキーポイント。画面の全体が雪の景色で白い場合、反射する光によって、オートで設定している露出の場合には光が強いから、露出を少なくしようと働きます。そのまま撮影すると白い雪はグレーっぽく写ります。つまりこれが露出アンダーですね。
このグレーっぽい雪を、雪らしくきれいな白にするためにはマニュアルの露出を使うか、オートの露出をはじめからオーバー気味に設定するといいでしょう。
それによって雪の白がはっきりとでてきます。
その際には、オーバー気味がオーバー過ぎになって、白が「飛ばない」ように気をつけましょう。撮影照明LED新宿西口ライトグラフィカ

メインでもサブでも

先日写真撮影ではなく、テレビの番組制作の撮影に同行しました。
撮影スケジュールはロケ撮影で、かなりの箇所を廻るタイトなものでした。
ブツ撮りから、遅めの午後からやや光が足りなくなった際のインサート撮影まで、照明を必要になった際に、ビデオカメラマンが取り出したのがLEDのコンパクト照明でした。
持ち歩きに便利、軽量、場所をとらずに数個用意していました。取り付けも簡単で動作の無駄がなく、タイトな撮影スケジュールにもすぐに対応できますし、バーンドアやフィルターが装着しているため被写体に合わせて照明量の調整も可能です。

撮影は写真はもちろんビデオでも照明が大切。
コンパクトLED照明が常時、サブ照明として必須機材になっているようです。室内撮影 照明,ライトグラフィカ

石橋?

物事を始めるにあたって、頭で考えることが先行したり、準備を万端にしてから始める人と、まずは実践、行動に移す人がいると思います。
どんなことを始めるかということと、その環境や条件にもよるでしょうが、つまりは慎重派か行動派かということ。

すべてはケースバイケースですが、細かく準備しリサーチしたからこそうまくいく場合もあれば、先に行動を起こしたから実行できることもあるでしょう。

さて、商品の写真撮影も実は同じことではないでしょうか。今や写真スタジオに依頼しなくとも個人で撮影方法が選べる時代。
それでも技術や機材によってそのレベルはそれぞれです。
そのため写真撮影をするにあったっていろいろな技術を学んだり、勉強したりする人もいれば、まずは手始めに実際に撮影してみる人がいるでしょう。

弊社ではプロのカメラマンの撮影スタイルで高い技術がいる商品撮影などでも、初心者の方が気軽に始められるような機材もご提供しております。

本格的な写真撮影のライティング、セッティングが難しそうだからといって敬遠してしまいがちですが、まずは基本的な機材ひとつからでも写真撮影を体験することが、個人でもできる商品撮影のスタイルを確立することに繋がると思います。
準備も大切、でもまずは始めることおすすめしたいですね。
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熱心は非常識?!

先日web記事で、レストランなどで料理の写真を撮ることはタブーといった内容を目にしました。
こちらでも料理写真についてや、記録、ブログ用の写真撮影について触れていますので、気になって読んでみると、やはりマナーに関する点が挙げられていました。

ご自宅で料理のレシピのため、ブログ写真のためにできた料理や作る過程を撮影するのはもちろん自由ですし、人の目もなければ時間制限もなく好きなように撮影できますよね。料理の写真を撮ることが習慣になっていくと、おいしそうなものが目の前に出てくるとついついカメラを手に準備してしまいがちです。
おいしそうな料理、写真に撮りたい料理がもてなされるレストラン、とりわけ高級店でもおなじこと。
ここで考えたい注意点は。
1.まずお店の人に撮影してもいいか許可を取ること。
2.周りのお客さんへの配慮。フラッシュはなるべく避けて。
3.シャッター音のオフ。

この3点は、まず厳守したいですね。
本来おいしいものをいただく場所は、雰囲気、会話を楽しむ場所でもあります。ついつい写真を撮って記録したいところですが、個室といった空間でない限り、周りのお客さんへの配慮にも気をつけたいものですね。外食での写真撮影はもちろん思うような照明配置も不可能ですし、あくまでも記録としてさっくり撮影し、その場の雰囲気を楽しみたいものです。撮影照明LEDライトグラフィカ

被写体にあった方法

オートフォーカスで撮影する場合、ピントの合わせ方を選択することができます。
いわゆる「フォーカスロック撮影」と「コンティニュアス撮影」。つまりはシャッターボタンを半押しでピントを合わせてピントを固定して撮影する方法と、シャッターボタンを押している間、ピントを合わせ続ける撮影方法です。

前者は、固定している被写体に対して、まず被写体にピントを合わせ、その状態で構図を決めて定まったところでシャッターボタンを全押しし撮影。
一方、後者は動いている被写体などの撮影に便利です。
押している間ピントが変わり続けるので、シャッターを押した瞬間のピントが得られます。動物の撮影、スポーツ写真、こどもの写真、または撮影者自身が動く場合に使えるモードです。

これだけの違いですが、撮影の環境、被写体の種類によってピントの合わせ方を変えてみると、意外に撮影がスムーズにいったりします。
普段あまり気にしない設定モードですが、試写をしながら、ぜひ活用してみてください。
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