一石二鳥、面倒なアクションがなくなる?

この前面白い商品を見ましたよ。
HoodCap Flowerというものです。ご存知の方もいらっしゃるでしょうか?
なんとレンズキャップとレンズフードが一体になった代物。
ご存知でない方には想像しがたいでしょう。
商品名のごとく、レンズキャップの側面リングを回転すると、6辺の羽からできているレンズキャップが花のように開くのです。つまり開いた状態が、そう、レンズフードのかたちになるのです。

いやあ、考えたものですね。
これまで何度レンズキャップを紛失して、その度にレンズキャップのみを購入してきただろう。という方も多いはず。一定の場所に保管していても、撮影が乗ってきて、置いた場所が分からずそのまま紛失というケースも多いのでは。

毎回レンズキャップの取り外しと、装着が面倒だ。なんて撮影者もいるかもしれません。またはなくしモノをしやすい人。そんな方にも、もってこいのアイテムではないでしょうか!?
LED撮影照明

ブロガー的写真撮影

メッセージ性の強いブログから、記録や生産するもの、お店の宣伝、また日記、情報共有などブロガーによって使用目的はさまざま。
ブログには記事中心のものから、写真があるからこそ面白いモノまでありますね。
ひとつの記事に、ひとつの写真から、ひとつの記事にそのテーマに関連した何枚もの写真が掲載されるものまであります。
ブログも写真の見せ方次第で、随分印象が変わります。写真が主役なのかそれとも引き立て役なのか、どちらにせよ画像があることで注意を引くことは間違いありません。その写真の力は思いのほか重要ですよね、ブロガーのみなさん。

さて、そんなブログの中の写真。記事に沿って連続的に写真を掲載する時の写真撮影について考えてみましょう。文字だけではなく実際に画像があってこそ分かることもあります。つまり「百聞は一見にしかず」ですね。そういう情報伝達の目的の写真でも、日記的な記事に合わせた写真でもブログ上、発信しているためストーリー性が大切になってきます。
つまりは写真撮影をする時点で、どのような記事にするかイメージすることが大切です。違う言い方をすれば、撮影している写真にどんな記事を書きたいかということを考えるといいでしょう。
写真撮影とブログ記事の内容が明確でないといきもあるでしょう。
そんな時は見せたいものを(写真として残したいものを)多角的に撮影しておくといいでしょう。
素材として撮影した写真が使いやすくなりますし、読む人にとって理解しやすいポイントにもなるかとおもいます。
写真用品のライトグラフィカ

AIDMA

広告業界にある「AIDMA(アイドマ)の法則」ってご存知ですか?
これは1920年にアメリカの販売、広告の実務書で示された広告宣伝に対する消費者の心理プロセスを示した略語です。

Attention (注意)
Interest (関心)
Desire (欲求)
Memory (記憶)
Action (行動)

消費者がある商品を知って、それを購入するまでの段階です。
これに対し、近年のネットの購買行動のプロセスモデルとして、日本の広告代理店によって提唱されたのが、AISAS(アイサス)です。

Attention (注意)
Interest (関心)
Search (検索)
Action (行動、購入)
Share (共有、商品評価をネット上で共有しあう)

購買欲を刺激して、訴求力が高い広告が宣伝媒体には必須条件になってきます。
ネットオークションから、webカタログ、オンライン販売など、いかに広告つまりその中の広告写真が大切な意味をもつのか納得です。
撮影照明の専門店

シフトレンズ 2

名前もその機能もあまり一般的でないように感じるシフトレンズですが、よく目にする料理写真などにも多用されるレンズのひとつです。

シフトレンズのシフトについては前回お話ししました。それでは今回はシフトレンズのティルトについて。

シフトの場合にはレンズを水平方向、垂直方向に移動させるのに対して、ティルトの場合にはレンズを斜めにして光軸を傾けて、ピントの合う範囲をコントロールすることが可能になります。つまり被写界深度を深くもそして浅くもできるということです。
これを利用したアオリ写真が近年人気のジオラマ写真となります。

しかしこのアオリを利用した写真はジオラマ写真のみならず、先ほど触れた料理写真にも使われます。例えば何品か並んだお皿の撮影をする際に手前から奥まで、すべてにピントを合わせられるのはこのシフトレンズのみです。そしてジオラマ写真の要領を利用して、被写体深度が深くなってしまうものを逆に浅くしてピントが合う部分の範囲を狭くするのも、料理やテーブルセッティングの撮影テクニックに使われるのもシフトレンズです。

大活躍のシフトレンズ。あまり聞かないのはプロ仕様ということと、そのお値段に関係するのではないかと思います。
料理写真を撮影する機会の多い方には、余裕があればぜひお勧めしたいレンズです。
撮影対象に応じた撮影照明をご提案

シフトレンズ

多種多様のレンズは、大きく分けて「単焦点レンズ」、「ズームレンズ」、「特殊レンズ」といった具合に分類できるでしょう。
単焦点レンズ、ズームレンズは文字通り理解できますが、さて特殊レンズとはどんなものでしょう。

特殊レンズとは、被写体に変化を加えられるように設計されたレンズを指し、マクロレンズ、ソフトフォーカスレンズ、魚眼レンズ、シフトレンズなどです。
ヨリの撮影などで何度も登場したマクロレンズも特殊レンズのカテゴリーなんですね。

さて今回はその中でもシフトレンズについてみてみましょう。
なかなか日常の写真撮影にはお見かけしないレンズですが、その名の通り、シフトとティルトができるレンズです。
以前にもジオラマ写真について触れた時にこの言葉が出てきました。いわゆるゆがみを補正することができるレンズととらえると簡単ですね。

例えば高いビルを下から撮影すると上部がしぼまって写りますね。これは被写体とフィルム面が平行になっていないため、被写体が歪んでしまう例です。撮影時にこの補正をできるのがシフトレンズ。レンズの光軸を平行にずらしてゆがみを補正します。

実はこのシフトレンズ、建築物といったものばかりでなく、日常目にする料理写真にもよく使われるレンズなんです。
写真撮影のライトグラフィカ

おめでたい料理

年末年始はいつもとちょっと違った色とりどりで豪華な料理で賑やかなテーブルだったのではないでしょうか。
そしてなんといってもお正月のおせち料理はまた格別ですね。
一品一品おめでたい意味を持ち、お重に詰め合わせると目を喜ばせてくれる特別な料理になります。

一年に一回のお料理、写真撮影をされた方も多いのではないでしょうか。
いかがでしたか?色とりどり豪華なお節が撮影できましたでしょうか。
おめでたい料理、おせち料理の写真撮影を振り返ってみましょう。
おせち料理の特徴として、一品一品に意味があるため、お重に入っている状態をなるべくすべてが主役になるように上から撮影するのもいいでしょう。そこが一般的な料理のお皿を撮影するのと違う点です。つまり撮影角度が違うんですね。
斜めから、そしてF値を開放気味にピントを一点に置くお皿撮影とは違い、すべてが主役のお節には、F値をなるべく絞ってピントが行き届くようにします。

黒豆を代表に、お節にはお砂糖を使って煮詰めた素材もよくあります。そのため艶やかさが際立つように照明角度も調整に気をつけたいですね。基本的には熱い素材はないので、シズル感を出すにはこの艶を利用します。撮影直前に煮汁を追加するなど砂糖から出る照りをうまく利用したいですね。

またお重またはテーブルなど黒の素材をベースに撮影すると豪華さかつ画像が引き締まります。いつもとは違うお料理撮影。撮影バリエーションを増やして活用していきたいですね。
写真撮影機材

お年玉

年も明けて、また新たな心持ちで写真撮影にのぞまれる方から、これまでの経験を活かしさらにステップアップされる方までそれぞれでしょう。
年始ならではの行事撮影や、家族写真、お節などのスチール撮影など盛りだくさんですね。
弊社では今月お年玉キャンペーンとして、撮影照明セットご購入、ご希望の方に写真撮影には欠かせない撮影背景グラデーションペーパー 6枚セットを限定100セットとしてプレゼントしております!
スチール撮影にはもちろん、そしてブログなどの日々の撮影にも非常重宝、かつ写真の仕上がりにグッと差が出る背景グラデーションペーパーです!
色は、さわやかなブルー、使用頻度の多いグレー、被写体によって多彩な効果が得られるピンクとイエローです。
どちらもグラデーションペーパーですので、奥行きも出て、あらゆる被写体に対応できます。

ぜひこのお年玉キャンペーンの好機をお見逃しなく!
今年もライトグラフィカより、様々な写真撮影に関する商品、サービス、情報をご提供させていただきます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
背景紙プレゼント中

並び写真

この季節、家族写真のみならず、久しぶりに会う友人知人との交流も多い時期ですね。そんなときやっぱり記念写真がでてきます。
ちょっとした瞬間を利用して撮る写真でも、後々見ると、あのときはあんな風にやって撮っておけばもっといい写真になったのにな。なんてことありますよね。

何気ない集合写真、「はあい、こっち向いて」と注意を引いてシャッターを切るスナップ写真。ちょっとしたことに気をつけたら、随分違った記念写真になることも。
たとえば、横一列に並んだ状態を、ジグザグになるように前後に少しずつずれるように並んでもらうことで立体感と写真全体の構図に動きが出てきます。
また、その場では何気に気づかないことですが、着ている服の色をみてみましょう。ほとんどが暗めの服だったり、ある人はさし色を身につけていたりと、撮影時には気づかないけれど、写真になった時に色のバランスによって偏りが感じられることがあります。
そこで撮影者が、うまくその場の盛り上がりを利用して、並びや順序などを指示すると仕上がりがずっと違ってきます。

楽しい友人とのひととき、会話を利用しながら、意識させない記念写真の撮影方法もやっぱり撮影者の腕の見せどころです。

集合写真用の撮影機材

目線一緒

年末年始。一年で一番家族と過ごす時間が多い時かもしれませんね。
普段は遠くにいる家族も家族一団をともに過ごす貴重な時、記念撮影も多いはず。
小さなお子さんがいる場合には、中心になるのがやっぱりこども。
たとえ一年に一度の記念撮影でも、こどもにとってはかけがえのない成長の記録になります。
さて、こどもに普段接し慣れていないとどうやってこどもを撮影したらいいのかよく分かりませんが、こどもに接するコミュニケーションと実は一緒。
つまり、話しかけるとき、遊ぶ時は背丈の小さなこどもの高さに合わせますよね。それと同じです。撮影する視線をこどもの視線に合わせ、同じ高さから撮影することによって、いつもと同じ笑顔、表情が写しとれるのです。

その逆をとって、撮影者自身が視線の高さを下げるのではなく、こどもを高い位置に乗せたり、または第三者がこどもを抱き上げた際に同じ高さにして撮影を試みるのもいいでしょう。

さてここで、視線の高さが一緒というところはいいのですが、こどもの表情や動きをとらえるスピードです。こどもは不意な予期しない動きと、喜怒哀楽の豊富な表情から、移りゆくスピードも速いのです。十分光がある環境ではそのシャッターチャンスを逃すべくならずピンと調整をしながら狙いたいですね。
レンズ越しに話しかけながら撮るというスタイルもとっても効果的です。
撮影照明の専門店

細工も様々

以前牛乳の撮影に、ストローを使って泡を立て、臨場感ある演出をした友人フォトグラファーの話をしたことがあるかと思います。

さて、前回にひきつづき泡ものの撮影ですが、シズル感が出るといってもシズル感に結びつく泡があるうちに撮影するのは難しいもの。
すべての撮影準備、露出からライティングまで整えてから主役であるビールをスタンバイするという流れになるでしょうが、それでも何度となく撮影を続けてくると限界はありますね。

食材の写真撮影にはいろいろな工夫が必要です。
ビールの撮影もしかり。
さて、どんな工夫があるのでしょう。シズル感でのくだりでお話したように、飲み物の冷たさと部屋の温度差によって、グラスにできる曇り、そして水滴はとっても効果的。そこでその水滴を霧吹きで演出!
そして肝心の泡ですが、ビールを注いでから泡を作る方法があります。それは「塩」です!ビールにとけ込んでいる二酸化炭素が塩が入ることによってさらに飽和状態になり泡を発生させる、つまりビールにある二酸化炭素をさらに押し出すかたちになります。化学的な作用を利用した撮影手段ですね。
お塩ひとふり、結構効果があります。テストをしてみて、塩の入れ過ぎにご注意を!
照明機材の専門店