定番照明機材

今回はテレビや映画撮影の際の定番照明機材をご紹介しましょう。
日本語でいうと直管蛍光灯撮影照明とやや硬い感じですが、各場面に対応できるメジャーなアイテムです。
光質が優れていて、さらに光量も調整できるため、環境や被写体モデルによってコントロールできるのが便利です。
こちら弊社の直管蛍光灯撮影照明はもちろんバーンライト装備なので、照明を当てる方向性の微妙な調整も可能です。
長い蛍光灯フォルムは横使いでも縦使いでもOKなので、その場に合わせて使用できるのも嬉しいですね。
ライトスタンドの調整を合わせてすると、最大2m40cmの高さを利用していろいろな用途に活用できます。

照明器具にはスタンドの機能も重要になってきます。
エアクッション付きの安全設計されたスタンドで、大切な照明器具を支えて撮影に臨めるものをえらびたいですね。
弊社ではこのような照明機材をスタンドとともにセットとしてお求めやすくご提供しております。ご参考までにどうぞ。オスラム蛍光灯

バーンライト

プロのライティングには欠かせないといわれるバーンライト。
バーンライトは照明器具につけられた光をカットする羽上の板を指します。
照明範囲をコントロールできるので、照明機材から放たれる光の方向と範囲をバーンライトによって遮ったり、狭めたりと被写体によって変えていくことが可能です。
全体的に照明を当てることが必要なシーンがあるように、部分的に光を演出したいシーンには非常に便利です。
4枚羽のバーンライトの場合、上下左右から光をコントロールし一筋の光のように演出することもできます。つまりは全体的に明るい照明ではなく、どこかに意図的に暗い部分をつくって、ドラマチックに見せる照明などです。
その際には背景に移り込むライティングもうまく活用したいですね。
明るい部分と暗い部分が背景に反映されることによって空間の広がりも生まれてきます。

ちょっとしたことでライティング技術に大きく反映してきますので、バーンライトのようなアイテムも写真撮影には大きく違いがでてくるものです。
照明器具を選ぶ際には、こんな点もチェックしながら選んでみてください。撮影照明の決定版

コンパクトLED

次世代照明といわれるLED照明。それも今や身近なものになりつつあります。
LED照明の種類も豊富になり、また価格帯も少し前よりもお手頃になってきています。
今回は家庭ビデオカメラでの記録ムービー撮影から、商品カタログ撮影照明まで気軽に、そして様々なシーンに対応できるコンパクトLEDをご紹介します。

バッテリーは単三電池使用でセットも簡単。
色温度変換フィルターからレフ板効果のある拡散透明フィルターも完備で、小さなアイテムが、きれいな映像に繋がる点をきちんとフォローしています。
またバーンドアが装備しているので余分な光や、被写体へのライティング調整もしやすくなりました。

お子さまの成長の記録、家庭内のイベントなどの映像は照明ひとつで随分の画質が変わってきます。そのため手軽に使えるLED照明がおすすめです。
さらに会社内でのセミナーから小物撮影の細かい部分へのプラス照明にも対応できます。

まずはお手頃価格で基本的なアイテム、「コンパクトLED60 撮影照明電式」からお試ししてみてはいかがですか。撮影機材の専門店

パララックス

パララックスという言葉を聞いたことがありますか?
これは写真撮影の際にファインダーで見た映像と、実際に写真に映った映像の差のことです。英語でバララックスといいますが、視差とも呼ばれています。

つまり、「ファインダーから見える範囲」は「写真に写る範囲」はイコールではないということです。

この現象は工学ファインダーを搭載しているコンパクトカメラにおいて起きます。また撮影する被写体が近距離にあればあるほど起こることなので、マクロ撮影などの接写した撮影になるとパララックスが大きくなるということです。

被写体と中央に構図したつもりが、いざ撮影したものを見ると左右どちらかにずれている。ということを経験したことはありませんか?これもパララックスの現象です。

この現象を解消したのが一眼レフカメラです。原理的にはパララックスは生じないことになります。現在気軽に使っている一眼レフにはシステム上、レンズとファインダーの位置の違いから生じるこのパララックスを解消していたんですね。写真撮影の照明機材

ホワイトバランスフィルター2

前回ホワイトバランス設定に大変便利なアイテム、ホワイトバランスフィルターのお話をしました。
プロ使用のホワイトバランスフィルターをみていると、こんな記事が見つかりました。
まさに身近なものからの発想です。
それは、、コーヒーのテイクアウトに使われているカップのプラスチックのふたです!
コーヒーを持ち歩く際にこぼれるのを防いだり、またはコーヒーショップによっては蓋を取らないで、そのまま飲み口でコーヒーを直接飲めるためについていたりもしますよね。
あのふたです。
薄いプラスチックで、白色のふたは、レンズによってはレンズフィルターのサイズにぴったり!フィルターを装着するように、プラスチックのふたをレンズにはめ込み、マニュアルのホワイトバランス設定と同じ方法で設定します。

プロ仕様のものがなくてもこんな工夫で適切なホワイトバランスと、すばやい撮影準備ができるのは見逃しがたい発見です!撮影照明

ホワイトバランスフィルター

適切な色を表現するために欠かせないのがホワイトバランスですね。
環境や照明の温度に合わせて自動調整できますが、やはりその場その場でマニュアルでホワイトバランスを調整したいものです。
ホワイトバランスを的確に設定するためにグレーカードなどがありますが、必要アイテムを取り出したりすることなく手早くホワイトバランスをマニュアルで設定できるものがあります。
それがホワイトバランスフィルターなるもの。レンズフィルターと同じ要領でレンズに取り付け、撮影前にMFモードでシャッターを切ります。その設置をカスタムホワイトバランスに設定し選択。
以上の手順で撮影を開始することができます。
手早く簡単便利です。

同じスタジオ内でも照明機材の数や、照明からの距離によっても色温度が微妙に変わってきますので、ホワイトバランスフィルターを装置してマメにチェックして撮影に臨みたいですね。撮影機材を格安ご提供

プリントサイズと画素数について

デジタルカメラの時代になって、撮影、保存、編集、見せ方などが変わってきましたが、それでも旅行写真や家族との記念写真はやはりプリントして手にとってみてみたいものですよね。
写真をプリントにする際にサイズの呼び名がいろいろありますが、今回はそのプリントサイズについてみてみましょう。

プリントサイズはコピー紙のサイズと同じように、数字が小さくなればなるほど大きさが大きくなります。
つまりもとにあるお大きさをいくつに割ってプリントにするかという計算なので、たくさん割るとサイズが小さくなる計算です。

六切(むつぎり)と呼ばれるサイズが20.3×25.4cmになります。それよりも一回り大きいサイズが四切(よつぎり)がおおよそコピー紙のA4にあたり25.4×30.4cmです。一方はハガキサイズが8.3×10.8cmまたは9×13cmの手札 (手札)と呼ばれるサイズです。写真屋さんの店頭でLサイズと呼ばれる大きさをイメージされるといいでしょう。

このプリントサイズは各国で変わってきますが、コピー紙のように、A4、A3といった大まかなカテゴリーは共通します。
デジタル撮影したものもプリントして手にとって眺めるとまたひと味違って見えてくるものです。日本ではもちろん、旅行先での写真プリントはいかがですか?
撮影照明のライトグラフィか

構図と視点

前回の3分割法をお話しすると、絵画と同じように写真の構図というテーマが気になってきます。
今回はその構図の効果についてもう少し見ていきましょう。
3分割法というのは最も有名な構図で、被写体を縦、横3分割にした際に交わる4点のどこかにテーマである被写体をもってくる方法です。
ストーリー性が増しますし、それによってその写真に対して、人が想像する余地を残してくれます。実はそうするようにこちらからそう見せているともいえるのですが。

人の視線は習性をもっていて、3分割法のように目を引かれる構図があるように、
例えば映像内に線があるとそれを目で追ってしまうということもあります。つまり線が人の視線を誘導するということですね。
遠近感を利用した、風景写真の中の長く道などがいい例でしょう。
その効果を利用すると、シンプルに線を描いている映像であったり、または線の先に何かそれを妨げる、つまり線の終わりがあるパターンなどは逆にさらに目を引くことになります。左右対称の構図もそのひとつで、同じように見えて、左右のどちらかのどこかの部分が違うと、そこに目がいってしまうということがあります。
また、写真内に枠のようにして写真のふちが濃い色で囲まれるとフレーム効果が発して、安定した構図としてみることができます。例えばトンネルから出口を移すと、トンネル部分が暗く、外の外観が明るく写りますね。その効果です。

このように構図の作り方を見てくと、表現の広がりがでてきますし、本来私たちがもつ視点の面白さに気づかされます。
写真撮影を通してこういったことに触れるのも、写真の魅力のひとつです。
撮影機材はライトグラフィカで

3分割法

様々な写真撮影に関するマニュアル本や、上達方法、撮影のコツなどをみていくと
構図に関するテーマにおいて必ず出てくるのがこの「3分割法」です。
一体どういうことなのでしょう。
これは理屈ではなく、普段目にする広告写真や、雑誌の特集、またグラビア、インテリア写真などの写真映像にて自然に私たちの目を引く構図(フレーミング)がこの3分割法で成り立っているとも言えます。

横長の四角形をイメージしてみてください。
その中に縦2本線、横2本線を引きます。すると縦と横の線がクロスする場所が4カ所出てきますね。この1点1点に写真のテーマである被写体をもってくると、構図として安定したそして人の目を引く効果的なフレーミングが出来上がるというのが
この「3分割法」と呼ばれるものです。
このフレーミングは、よく真ん中に被写体をもってきた、いわゆる日の丸構図というものと比較されます。真ん中にぽつんと配置された日の丸構図と比べ、この3分割法はいわゆる意図的に人の目を引く効果を分かった上で使い場合が多いのですが、それゆえに広告写真には取り上げられやすい構図になっています。

カタログ撮影などといった、説明写真はまた別にして、ペット写真や料理写真、ブログ用などの写真にこの3分割法を取り入れてみて、ちょっと違ったアプローチ方法を楽しんでみてはいかがですか?
LED撮影照明

流し撮りというテクニック

て、今回は動いている被写体を撮る。というちょっとテクニックがいる撮影方法をお話ししましょう。
実はこの撮影方法、広告写真などにもしばしば見られるテクニックです。
その名も「流し撮り」。実は文字通り、流しながら撮影するテクニックなんです。
つまり、動いている被写体、それは人物でも動物でも、そして車などの乗り物でもその被写体が動いている動作に合わせてカメラを動かせ、動いているものにだけピントが合うと、その背景がアウトフォーカスになり流れているかのように写ります。テクニックといいましたが、これは練習が必要なだけでコツを得ると慣れて撮影得きるようになります。

まず、脇をしめた姿勢でカメラを構え、ファインダーで被写体をしっかりとらえます。被写体の動きに従ってカメラを平行移動するように移動します。そのままシャッターを押す。
これだけのことですが、しっかり構えなかったり被写体の動きをきちんととらえないと、被写体も背景もブレブレになってしまいます。
実はこの流し撮り、写真学校では初期の時点で練習します。
簡単で効果的な練習は、友達に協力してもらい、公園などで歩いてもらいます。
人物が歩く線上にたいして平行になる位置に構え、歩く移動に合わせてカメラを動かしシャッターを押す。だんだん歩くテンポを上げてもらう。といった練習をしていくとキレイにきまる「流し撮り」が撮れるようになります。

シャッターを押したら終わり、ではなく押した後もしっかり被写体の動きにそってカメラを移動させることがポイントですよ!
撮影用照明機材