適用

さて、今回は撮影する側のテクニックではなく、撮影される側、いわゆる自分自身がモデルになる立場をみてみます。
もちろんプロのモデルという意味ではなくて、撮られる側。たとえば証明写真を撮る際、または友達とのスナップショットや記念写真の際についてです。

ポートレートだけでなく、小物撮影や、照明機材の使い方が分かると
いざ自分が撮られる立場になってもそれを応用できるというわけです。
例えば証明写真。一灯のインスタント証明写真撮影でもちょっとしたワザでワンランクアップの仕上がりになります。

これまでお話ししてきました、スタジオ撮影や屋外での光のコントラストが高いシーンや、ひとつの光によって影ができてしまう部分をどのようにカバーしますか?そう。レフ板です。
そのレフ板効果をインスタント証明写真にも応用。
つまり、白い紙やボードなどを下からかざして、一灯からの光を反射して、もう一方からの柔らかい光を得て顔を立体的に見せるのです。

こんな風に、写真撮影のポイントを覚えていくと、とっさの時の自分自身が撮られる側になった時にマニュアル通りではなく、ひとつ加えたオリジナルの撮影を楽しめます。
撮影機材を格安ご提供

適用

さて、今回は撮影する側のテクニックではなく、撮影される側、いわゆる自分自身がモデルになる立場をみてみます。
もちろんプロのモデルという意味ではなくて、撮られる側。たとえば証明写真を撮る際、または友達とのスナップショットや記念写真の際についてです。

ポートレートだけでなく、小物撮影や、照明機材の使い方が分かると
いざ自分が撮られる立場になってもそれを応用できるというわけです。
例えば証明写真。一灯のインスタント証明写真撮影でもちょっとしたワザでワンランクアップの仕上がりになります。

これまでお話ししてきました、スタジオ撮影や屋外での光のコントラストが高いシーンや、ひとつの光によって影ができてしまう部分をどのようにカバーしますか?そう。レフ板です。
そのレフ板効果をインスタント証明写真にも応用。
つまり、白い紙やボードなどを下からかざして、一灯からの光を反射して、もう一方からの柔らかい光を得て顔を立体的に見せるのです。

こんな風に、写真撮影のポイントを覚えていくと、とっさの時の自分自身が撮られる側になった時にマニュアル通りではなく、ひとつ加えたオリジナルの撮影を楽しめます。
撮影機材を格安ご提供

目線の位置

同じものをとっても人それぞれ違った写真になって出来上がる。
写真コースなどを受けた方には強く実感する事柄のひとつかもしれません。
同じテーマまたは課題を与えられたり、またはワークショップとして同じ時間に同じものをとったりしても、人それぞれ違った写真になります。
これって面白いですよね。人の見方が、つまり視線が違うことがよく表される結果ですね。

さて、数回ペット撮影についてお話ししてきましたが、今回のテーマはペットのみならず、風景写真、都市写真、またスナップについても幅広く効果が出る撮影ポイントです。
目線を下げること。つまりは低い位置からカメラのシャッターを切るということです。
ペット撮影で言うと、人が立っている状態でペットを撮影するのと、しゃがんだりしてペットと同じ目線でカメラを構えて撮影するのとでは、そこに映し出されるペットの視線、表情、趣が変わってきます。つまり被写体に対して近づく、ということですね。そしてまた、風景写真でもたった目線の位置ではなく、低い姿勢で同じように撮ると、パースペクディブ(遠近感)がひろがり、何気ない風景でも迫力ある一枚として印象が変わります。
写真内の地面の面積が大きく占めるかたちになりますが、F値を絞りすぎず、ある程度開放気味に、そして焦点を遠くに置いてみてください。地面の前ボケがいいアクセントになって、より立体感のある、そして奥行きの広がる写真が撮影できるでしょう。
目線。ふとすると忘れがちですが大切な要素のひとつですよ。
写真照明

本当の色

前回に続き、ペット撮影のちょっとしたコツを見てきましょう。
さて、屋外で躍動感ある動物ならではのショットを撮りたいと思っても、
いざ撮影すると実際の犬、猫の毛色が随分と変わったりしませんか?

それは露出で解決!
自動設定にしておくと、背景の色や光の加減と、動物の毛並みの色で露出がどちらかに引っ張られて
黒い犬なのに、グレーに見えたり、白い猫なのにぼんやりした毛色になったりすることがあります。

そんなときには場所を変えるたびに露出補正画面でチェックし調整しましょう。
プラスにすると明るくなり、マイナスにすると暗く写ります。
つまりは、毛色の黒いペットの場合、つやのある漆黒さを出すためには露出をマイナス気味に設定すると、より黒さが際立ちます。

同じように毛色が白いペットの場合には露出はプラス気味に。
しっかりと白さが出る撮影設定をし、本来の色を引き出しましょう。
もちろんディテイルも大切なので、黒をつぶしすぎたり、白を飛ばしすぎませんように!
撮影照明が重要

アンブレラ

スタジオ撮影には欠かせない、ストロボとほぼセットと考えていいアイテムが、そう「アンブレラ」です。
簡単に、そして的確に拡散光がつくれることもあり、スタンダードですが
表面内側と素材や色によって違いと使い道が多様です。

重宝されるアンブレラに、アンブレラとディフーザーが一体になったものがあります。

もちろん撮影スタイルと撮影する被写体によって変わってきますが、
アンブレラディフーザーの長所として、持ち運びが便利(畳めるという利点)つまり収納時も場所をとらない。組み立てが簡単で速い。バウンス光なのでコントラストが気にならない柔らかな光が得られる。そして、それゆえに被写体のみでなく周囲にも光を放つ。ということが挙げられます。

一般的なアンブレラは内側は白です。この白によって拡散された柔らかい光が撮影に効果大です。一方内側が銀色のアンブレラもありますね。これは白いものよりも
コントラストが利く光が生まれます。ざらっとした質感、強くアピールしたい被写体など、また服飾の場合そのスタイルに合わせて銀のアンブレラも試してみると面白いと思います。

上記の長所のように、持ち運び、収納、組み立てが便利なので
まず照明を変えたい!といった初心者の方でもおすすめです。

撮影機材アンブレラ

シズル感

よく料理写真において「シズル感」という言葉を耳にしますが、
「シズル感」とはなんでしょう?
広告業界で食品において生き生きとした感触があり、それを見ると食べたり飲んだりしたい気持ちにさせる状態であるということを指します。
英語のsizzleは肉がジュージュー焼けることを意味してます、その発音からきてる言葉なんですね。
前回お話しした「湯気」もシズル感を上げる効果があるのも納得です。
つまりは熱々の状態、そしてみずみずしさ、調理によって変化する食品のもつ色やつやの新鮮さがこのシズル感につながるということです。

もうひとつシズル感は、動きがあることによって生き生きした表現が生まれます。
つまりは、数時間前にはすでにそのかたちに出来上がっているお弁当や、水分のない食品や、温度を必要としない食品などからシズル感を引き出すのは難しいということです。

このシズル感はもちろん広告業界で使われるため、どれだけおいしそうに見せて
食欲、つまりはその広告の対象に触発するかが目的です。

これはブログの料理写真や、実際に自分が食した料理の記録などにも利用できますよね。家庭で撮影する時には、以前は盛りつけたお皿をいかに上手に撮るのかに重点を置いていたのを、一度、どのように温度、水分感、動きを加えようか試してみてください。例えば盛りつけたお皿の料理を静止した状態でなく、盛りつける状態を撮ってみるとか。
工夫していくとシズル感の魅力に納得ですよ!
料理撮影照明

ISO感度とは

ISO感度という言葉に慣れ親しんでいない方もいらっしゃると思います。
まずISO感度というのは撮像素子(CCDまたはCMOS)が一定の時間内に受け取ることが可能な光量のことです。
数値は100・200・400・800・1600・3200となっています。
数値が低ければ低い程、ノイズは少なくなりますが、光量が少ないので暗いところではシャッタスピードが遅くなり、手ぶれが起きやすくなります。
また高ければ高い程光量が上がるのでシャッタスピードは速くなり、手ぶれが起きにくくなります。ですが、ノイズ成分が増え、画像が粗く、解像度が落ちるというデメリットがあるんです。

こういったものですので、場面によってISO感度を上手く使い分けて下さいね。
基本的には明るい所だとISO感度は低めに、暗いところだとISO感度は高めに設定するといいですよ。
ですが、もし三脚をなどを使ってしっかりとカメラを固定して撮影するのなら、暗くてもISO感度は低くした方が画質が良く撮ることができます。

このようにISO感度について述べてきましたが、実は最近のデジカメは技術が大変発達して、昔ほどISO感度が高い状態ので画質の粗さはなくなってきています。デジカメの進歩は本当に凄いですね(笑)。こうなると手ブレを気にするか、多少の画質の粗さを気にするのか、どちらかによって設定を変えるわけですが、いずれにせよ最近の機種ですとそこまで気にしなくても大丈夫になってきています。

撮影機材はライトグラフィカで

デジカメの焦点距離と画角について

まず焦点距離という言葉自体になじみのない方がいらっしゃるかもしれませんね。
そもそも焦点距離というのは何なのでしょうか。

焦点距離というのはピントを合わせる際に出てくる無限マーク(∞マーク)のところでピントが合う距離にある被写体にピントを合わせた際に、レンズの真ん中から撮像素子までの距離を意味しています。この焦点距離が変わっていくと画角も変わってきます。画角というのはレンズがCCDやCMOSといった撮像素子に映し出すことができる範囲を意味します。

レンズの焦点距離の数字が低い程広い画角を取ることが可能です。逆にその数字が高い程画角は狭くなり、遠くの被写体を写すことが可能になってきます。つまり、レンズの焦点距離を的確に変更することでカメラマンが撮りたい範囲を好きに選ぶことができる、というわけなんです。なかでもズームレンズ。これはそのレンズの焦点距離の範囲ならば好きに焦点距離を変更することが可能です。場所や被写体に応じて、焦点距離を変えていろいろ試してみて下さい!

レンズによってですが、同じ焦点距離で撮っているのに、撮影距離が違うだけで画角が変わってくるときがあります。ピントを合わせる際にどこのレンズを動かすかによってこういったことが起きるのです。例えばレンズの一部を操作してピントを合わせるといったことをすると、ピントの位置が近い程に画角が広くなる、ということになるわけです。

被写界深度

フォーカスロックについて

デジカメを買ったもののいろいろな機能を上手く使いこなせていないということはありませんか?
ここではそんな機能の一つ、フォーカスロックについてお話をしたいと思います。

まず、最初に言葉自体の説明です。フォーカスロックというのは一度合わせたピントをそのまま固定をする機能を指します。AFロックとも言いますね。この機能を上手く使ったら測距点に束縛されずに、自由にフレーミングをすることができますよ。

実際のやり方についてです。
まずはじめに撮影をしたい被写体を画面の真ん中に入れて、シャッターボタンを「半押し」にしてピントを合わせてみて下さい。
ピントが合ったら、シャッターボタンをその反押しの状態のままキープしてください。シャッターボタンを離してしまうとピントが
キープされないでフォーカスロックが解除されてしまいますから注意して下さい。また強く押してしまうと思わぬところでシャッターを押して撮影してしまうことになってしまいますので、そちらも注意です!
シャッターボタンを半押しの状態で上手くフレーミングしたいところまで持ってきて、ようやくそこでシャッターを押して下さい。
これで成功です!これだけで写真のバリエーションがぐっと増えますから、是非ともチャレンジしてみて下さい!

一つだけ問題があって、この撮影方法のときは被写界深度が極端に浅いマクロ撮影のときには向いていないのです。
といいますのも、レンズの角度が変化すると被写体との距離が変化してしまいますので、マクロ撮影のような状況のときは
それだけでピントが大きくずれてしまうことがあるからなのです。こういうときにはマニュアルフォーカスを利用しましょう。
デジカメ撮影機材

ホワイトバランスと色温度

ちょっと気軽にネットにアップするための写真を自分で撮ってみようと思っただけなのに
実際に写真をはじめるといろいろな専門用語が出てきて戸惑ったりしていませんか?
デジカメの設定の項目にも知らない言葉が出てきたり、、でもそんなことばも決して難しいものでは
ありませんので、気負わずに勉強してみましょう!

ここではホワイトバランスと色温度についてご紹介いたします!
まずホワイトバランスです。

光にはいろんな種類があります。太陽の光、白熱灯、蛍光灯等、、。このような光の種類が変化しても、
人間は白色は白色に、赤色は赤色に認識します。ですが、デジカメはそうではないのです。光の種類によって撮った被写体の色が影響を受けてしまうんです。こういったときに人間の見た目に近い色に補正をするのですが、その機能をホワイトバランスというのです。フィルムカメラであればフィルム自体やフィルターを変えて調整していたのですが、デジカメですとホワイトバランス(=WB)という項目でそれを変更できます。
ホワイトバランスを変更することで発色が変わるのを一度試してみて下さい。一度撮影をして思ったような発色がでないときはまずホワイトバランスを疑ってみるといいですよ。

ホワイトバランスについて解説をすると色温度という言葉がよく出てきます。これは光の絶対温度をさすものでう単位はK(ケルビン)を使います。

ホワイトバランスと撮影照明