『アップル自動車』

アップル社の電気自動車プロジェクトが動いている、という噂を耳にしたことは何度
かありましたが、それは噂ではなく真実であるとの噂です(笑)。

関係筋によると、電気自動車プロジェクトは今後のアップルの重要プロジェクトと位
置付けられていて、コード名「タイタン」と呼ばれる極秘プロジェクト。
チームには自動運転の専門家が在籍していて、「タイタン」の人員を3倍の1800人に
まで拡大し、2019年の出荷開始を目指しているらしいです。

コンピュータの分野においては、革命をおこしてきたアップル社ですが、何故に自動
車なんでしょう。
確かに、最近の電気自動車はコンピューター化されているので、無関係ではなさそう
です・・。

携帯と車が一体となれば、音楽や通話がこれまで以上に便利になるし、ナビやサポー
トなど、優秀な運転助手になるでしょう。
おまけに無駄を省いたデザインの車が出れば、車に興味のないと言われている若い世
代の層にも刺激になりますから、消費者からみると決して悪くはない話です。
アップル社は新たな革命を起こそうとしていることは間違いないようですね。

でもそうなると、日本の自動車は売れなくなりますね・・。
そりゃ大変だ・・・。
ところで、極秘といいながらいつも、まことしやかな噂が流れるのがアップルの情報
戦略のうまい所ですよねぇ。

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日本の給水塔

前回お話ししたヒラ・ベッヒャー氏を彷彿させる、その名も「給水塔」という写真集がリトルモアから発行されました。
写真は比留間幹さんによるもので、日本でも数が少なくなっている給水塔を2000日かけて追い求め撮影、その全国の約800塔にもおよぶ給水塔の写真の中から厳選して、63の給水塔のある風景が収められているそうです。
ベッヒャーファン、給水塔ファンには嬉しい写真集です。金属的なもの、機械、建物といったものに惹かれてしまう人は、全国、全世界共通。
ベッヒャー夫妻の給水塔がミニマムにそしてタイポロジーに記録的な「給水塔のみ」にスポットをあてた写真ならば、比留間さんの写真は「給水塔がある風景」といったように、給水塔を通して見る風景といった感じでしょうか。
ヒラ・ベッヒャー氏の訃報とタイミングが重なったこともあり、彼女を偲びながらあわせてみてみたい写真集です。
ちなみにヒラ・ベッヒャー氏のニュースで、「元祖工場萌え」という紹介フレーズを目にしました。
なるほど、今だったら「工場萌え」、そんな表現ができますね。
撮りたい被写体はあるいみ、この「萌え」という感情がなくては撮り続けられません。
ベッヒャー夫妻、さらに成し遂げている写真家たちがそうであるように、萌えを全うできるほど被写体と向き合っていけたらいいですね。

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ヒラ・ベッヒャー

10月10日に亡くなったヒラ・ベッヒャー氏。
夫のベルント・ベッヒャー氏とともにベッヒャー夫妻、ベッヒャー派として知られるヒラ・ベッヒャー氏。1959年頃から、ドイツの消えつつある工業建築物の撮影を始め、1980年代以降には写真家としてよりも、コンセプチュアル・アートのアーティストとして高い評価を受けます。
1990年にはヴェネツィア・ビエンナーレのドイツ代表として金獅子賞を受賞、そして2004年にはハッセルブラッド国際写真賞を受賞しています。
写真を現代アートのメディアとして確立した功績が高く評価された彼らの活動は、給水塔、冷却等、溶鉱炉、工場地帯の風景などを大判の5×7で撮影されています。
2004年のハッセルブラッド国際写真賞の受賞理由は以下の通りです。
「ベルント及びヒラは現在、最も多くの影響を与えた芸術家である。40年以上、彼らは歴史的な過去の産業を記録し続けて来た。格子状に展示されることもある彼らの写真はそのあまりにも機能的な構造によって、彼らを写真家というよりもコンセプチャル・アーティストとみなされた。彼らが導き出した技法は「ベッヒャー派」として多くの人々に影響を与え、次世代の優秀なドキュメンタリー写真家、アート写真家を生み出した」
学校やコースでの写真授業の中に一度は取り上げられる、ベルント・ベッヒャー、ヒラ・ベッヒャー。機械的な被写体、ミニマムなものを撮るのが好きな人には給水塔のシリーズはこたえられないかもしれません。彼らの作品、功績はこれからの若い学生たちにも影響し続けることでしょう。

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『ニコンミュージアム』

ニコンは2017年7月に迎える創立100周年を記念し、「ニコンミュージアム」を10月17日にオープンすると発表しました。
意外にも「ニコンミュージアム」は、ニコンの各事業の歴史、製品、技術などを一堂に展示する初めての施設となるそうです。

約580m2の展示スペースには、1948年に発売されたニコンカメラの初号機「ニコンI型」から最新のデジタルカメラまで、約450点の歴代カメラを展示するほか、顕微鏡、測定機、半導体露光装置なども展示されます。

展示だけでなく、写真家、阿部秀之氏の監修による実験室などがあり、子どもから大人まで、世代を問わず楽しめる施設となるとのこと。

また、ミュージアムショップでは、ポストカード、手ぬぐい、クリアフォルダー、トートバッグなどのニコンミュージアム限定品のほか、「ニコンようかん」のオリジナルパッケージ品、タンブラーなどのニコンダイレクト限定品も販売されます。
というか、ニコンの食品ってあったんですね。初めて知りました。ほかに「ニコンせんべい」、「ニコンワイン」、「ニコンこしひかり」なんてのもあるそうです。しかもこれらニコンブランドの食料品は、なんとFシリーズカメラよりも歴史が長いのだそうです。いずれもニコン社内の売店か、ニコン直営のオンラインショップでしか買えないレアものです。

話が逸れましたね。。。
ニコンミュージアム、場所は品川にあるニコン本社で、開館時間は10時~18時。入館は無料なので、気軽に訪れることができますね。
ニコンのカメラは海外でも大人気ですから、新たな観光スポットとなりそうです。

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素敵な人生相談

吉祥寺にある「百年」というブックショプをご存知でしょうか?
写真集のコレクターにも人気の、厳選された品揃えの新古書店です。
来週こちらでトークイベントがあります。題して「百年と長島有里枝と中原昌也の人生相談」、このタイトルだけでそそられます。
小さい頃からひとから人生相談をされてきたという長島さん。
そんな長島さんが「中原昌也の人生相談」を読んだら、中原さんに人生相談をしてみたくなったというところから、トークイベントになったようです。面白いきっかけで、写真家と作家のトークが聞けるというもの。
二十歳で写真家となり、第26回木村伊兵衛写真賞を受賞、同じ年代から、若い学生まで幅広いファンが多く、カリスマ的でありながらも家族写真など親しみのあるテーマを発表してきた写真家、長島有里枝さん。こういうトークイベントという機会で彼女の話を聞け、写真家、作家と触れられるのも貴重かつ興味深い企画です。
さらに写真家の長島さんが2010年に上梓した「背中の記憶」というエッセイも高い評価を受け、作家としての才能も開花しています。
参加者の人生相談も中原さんと長島さんが回答してくれる時間もあるそうです。
味のあるブックショプの味のあるトークイベント。
チケットが残っていたらぜひ覗いてみたいものです。

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ドイツ銀行の現代美術コレクション

ドイツ銀行の現代美術コレクション
原美術館で開催中の展覧会が評判です。
「そこにある、時間ードイツ銀行コレクションの現代写真」。
紙の作品のコレクションとしては最高峰と言われるドイツ銀行の現代美術コレクションから、40組のアーティストの60作品が見れる展覧会です。
最高峰と言われるコレクションの数とは、なんと約60,000点にのぼるとのこと。さすが、ゲルハルト リヒターやアンドレアス グルスキーを輩出した国、ドイツ、規模が違います。
アジア、アフリカ、アメリカ、ヨーロッパのアーティストの作品が紹介される中、日本のアーティストでは、杉本博司氏、佐藤時啓氏、やなぎみわ氏などの作品があります。
さらに関連イベントとして、映像作品の上映、ドイツ銀行のグローバルヘッドオブアートのキュレーターによるトークイベント、キュレーターで評論家のスティーブン サラザン氏のレクチャーシリーズなど盛りだくさんです。
現代美術コレクションということで、難解そう、、と思いがちですが、佐藤時啓氏による、親子で参加できる体験型ワークショップなどあり、幅広く堪能できそうです。
会期は来年2016年1月11にちまで。見逃したくない展覧会です。

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ドイツ銀行の現代美術コレクション

ドイツ銀行の現代美術コレクション
原美術館で開催中の展覧会が評判です。
「そこにある、時間ードイツ銀行コレクションの現代写真」。
紙の作品のコレクションとしては最高峰と言われるドイツ銀行の現代美術コレクションから、40組のアーティストの60作品が見れる展覧会です。
最高峰と言われるコレクションの数とは、なんと約60,000点にのぼるとのこと。さすが、ゲルハルト リヒターやアンドレアス グルスキーを輩出した国、ドイツ、規模が違います。
アジア、アフリカ、アメリカ、ヨーロッパのアーティストの作品が紹介される中、日本のアーティストでは、杉本博司氏、佐藤時啓氏、やなぎみわ氏などの作品があります。
さらに関連イベントとして、映像作品の上映、ドイツ銀行のグローバルヘッドオブアートのキュレーターによるトークイベント、キュレーターで評論家のスティーブン サラザン氏のレクチャーシリーズなど盛りだくさんです。
現代美術コレクションということで、難解そう、、と思いがちですが、佐藤時啓氏による、親子で参加できる体験型ワークショップなどあり、幅広く堪能できそうです。
会期は来年2016年1月11にちまで。見逃したくない展覧会です。

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ヴィヴィアン・マイヤー

ヴィヴィアン・マイヤー。
誰?と思われるかもしれません。
なぜなら、つい数年まで全く無名の人物だったからです。
2009年に亡くなったヴィヴィアン・マイヤーは、生前無名のまま人生を終えましたが、ひょんなことでシカゴ在住のある青年が彼女が撮影した膨大のフィルムを手に入れます。
そこから死後の彼女の運命が一転。
世に発表されたことがありませんでしたが、彼女は生前に15万点ものの写真を撮影し、そのほとんどが現像することもなく残されていたのです。発見した青年によって彼女の写真が世界中で発表され、ヴィヴィアン・マイヤーは写真家として大きな評価を得たのです。
さらにベビーシッター(乳母)を生業にしていた彼女の不思議な人生を追って、ドキュメンタリー映画が2013年に製作され、今年2015年、アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門ノミネートされています。
ベビーシッターをしながら、空いた時間、そしてヴァカンス時に常にカメラを持って撮影し続けた彼女。アメリカではシカゴ、ニューヨーク、ロサンジェルスがおもに。そしてヴァカンス時には6ヶ月をかけてフィリピン、タイ、インディア、イエメン、エジプト、イタリア、そして最終地のフランスと旅をしながら写真を撮り続けました。
写真の多くはストリートフォトとセルフポートレート。ヴィヴィアン・マイヤーの発見後、1950年代頃のアメリカの素晴らしいストリートフォトが発見され、世界中が熱狂しました。
ひとりの人間の物語としても、フォトグラファーの物語としても、そして歴史的にも興味がそそられるドキュメンタリー映画が日本でも公開になります。

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「新しい」と「古い」の組み合わせ

数年前からもいわゆる「通」の間では密かに行われていたことですが、デジタルカメラのボディーに、フィルムカメラ用のレンズを組み合わせて撮影するという「遊び」、これが最近流行っているようです。
フィルムカメラ用、銀塩カメラのレンズは、一般的に逆光に弱いといわれています。
つまり光のハレーションを起こしたり、それによって白飛びになったりという難点があります。その特徴を難点ではなく「効果」として利用し、ウケているようです。
デジタルカメラでは最新の技術が更新され、常に綺麗な映像が研究されています。そのため、光のハレーションなども技術によって防げるので、「キレイ」な写真が撮れるわけです。
しかし、フィルムカメラではかえって、その光の捉え方、写り方が新鮮で、アーティスティックに見えるのかもしれません。撮影によって、ボディーは最新のデジタルカメラ、レンズは古いフィルムレンズを組み合わせて撮影するフォトグラファーも多く見られるようになりました。
考えてみると、これまで長年フィルムカメラの時代を過ごしてきて、その分フィルムカメラ用のカメラ、レンズが存在しているのに、デジタルカメラになってから、それらがタンスの肥やしでは、確かにもったいないですよね。
といっても、すぐにデジタルカメラボディーに、フィルムカメラ用のレンズを装着できるわけではありません。
間をうまくとりもつ補助具が必要になります、それがマウントアダプター。
今では大手カメラ販売店にも、このマウントアダプターの販売がカメラのメーカーごとレンズごとに紹介されています。
銀塩カメラのアイテムを通して、デジタル撮影をする。今だからこそできる楽しみ方です。
ちなみにレンズの相違をわかりやすくするために、フィルムカメラ用のレンズはオールドレンズと呼ばれています。

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衣替えの季節に

カメラ撮影機材には衣替えはありませんが、季節の変わり目に機材整理はいかがですか。
例えばカメラバック。一旦カメラを外に持ち出すときに常に一緒に移動するカメラバック。
軽くて丈夫でさらに湿気がこもらないナイロン製のカメラバックでも、定期的に全ての機材をバックから出して風通ししてみましょう。
ロケ撮影はもちろん、スタジオ撮影でも、一旦カメラバックを持ち出すと、湿った地べた、ほこりの多い場所に直接カメラを置くことが多いですよね。十分注意していてもなんども開け閉めしている間に、チリ、ほこりがカメラバックに入ります。
全ての機材をバックから取り出し、バックを逆さにして叩くと、結構ほこりなどがたまっていることがわかります。
布地、ナイロン地そのものにほこりがついてしまったり、仕切りのパティーションやマジックテープにほこりがたまったりと、開けてみると汚れていることがわかります。
冬物の洋服を出す際に、陰干しして風通しをするように、カメラアイテムもカラッと秋晴れのいい天気の日に風を通して湿気から守り、ケアする季節として目安にするといいですね。

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