明るさやコントラストを補正するには

商品撮影などをしていても、どうも写真がパッとしなかったり、商品の見え方をもっと良い雰囲気に仕上げたいんだけどな、、と思われることはありませんか。いろいろな理由が考えられますが、写真の明るさやコントラストを上手に補正することは写真改善の大きなポイントの1つといっていいでしょうね。

コントラストというのは明暗比という意味です。
このコントラストを上げると白いものはより白く、黒いものはより黒くなり、ハッキリとした写真になっていきます。逆にコントラストを下げると、どんどんなめらかな写真になっていきます。

デジカメにはこのコントラストや明るさを自動的に調整してくれる機能がついていますので、それを上手に活用することができます。それがコントラストを調整するためのもっとも簡単な方法ですが、もうひと工夫して見ることもできます。

それは一度撮影した写真をパソコンに取り入れてから専用のソフト(Photoshopなど)を使って加工をするという方法です。パソコン慣れていない方ですと最初はちょっととまどうかもしれませんが、慣れると非常に簡単に加工をすることができますよ。

もっとも注意をするべきポイントは加工のし過ぎではないでしょうか。
あまりに加工をし過ぎると写真の自然さや良さが失われてしまう可能性がありますので、適度に利用するのがいいでしょう。そのためにもいくら後で加工ができるとはいっても撮影をする時点からきちんと良い写真を撮るように心がけることが重要になってくるでしょう。撮影機材ライトグラフィカ

デジカメの特殊な機能

デジカメは本当に便利ですよね。アナログカメラにはないいろいろなメリットがデジカメにはあります。撮った写真をその場ですぐに確かめられたり、撮った写真を簡単にパソコンに移すことができたり、フィルム代がかからなかったりなどなど、、。しかし、デジカメの機能はこれらだけではないのです。デジタルであるがゆえの機能が他にもあります。
デジカメにはたくさんのボタンやメニューがありますよね。普段から使うメニューについては熟知していても、その他にもほんとうにいろいろなコマンドがあるので、全部を把握している人の方が少ないのではないでしょうか。
ここではそういった、一般的にあまり知られていないであろう機能の一つ、ヒストグラム機能について説明をします。
はっきり言うと、この機能は必ずしも写真に必要なものではありません。ですが、知っておくと役に立つこともきっとあるでしょう。
まず、ヒストグラムというのは統計学でいう分布図を意味しています。デジカメでは画面内の明るさの分布を記したグラフのこととなります。ヒストグラムは画面の明るさそのものをあくまで客観的に表してくれるので露出などを冷静に把握することが出来ますよ。ですがこれに頼りすぎるのも良くないでしょう。写真は主観的な感覚ももちろん大事ですのであくまで参考として利用されるのがベストでしょう。
写真の初心者の方であったり、または中級者であっても、それまでに経験をしたことのないような環境であったり、被写体であったりするときなどに参考として使ってみると良い結果が得られるかもしれませんね。
このヒストグラム機能以外にもデジカメにはいろいろな機能があります。
たまにデジカメの説明書を眺めてこういった機能をみてみると何か新しい発見があって良いかもしれません。デジカメ撮影照明機材

偏光フィルター

こちら、偏光フィルター。撮影の時に用意する必須アイテムだという方もいれば、使用したことがないという方もいらっしゃるでしょう。
一度使い始めると、またはここぞ、という時に使用してその効果を得た人にとってはこれは手放せないアイテムとなることでしょう。

さてどんな効果が得られるかというと、表面反射を除去できるフィルターなのです。フィルター部分を回転させながら、程度を調整しながら撮影します。それはまるでフォーカスをマニュアルで調整するような感じでしょうか。

例えばガラス越しに被写体をとると、こちら側の光がガラスに反射して目障りになりますよね。こんなときその余分な反射の光を消してくれるのです。また、車などメタリック素材なども写真に写り込んでしまう余分な光がありますが、これも調整可能です。
なにか撮影前ながら photoshopのように編集できるので魔法のフィルターのようですね。

これから夏場で水辺での撮影機会も多いはず。
水面の反射をうまく利用するテクニックもあれば、その反射をおさえた撮影もこのフィルターを使用して実現できます。
便利なアイテムは、まずお試し、そしてゆっくりとご自分の撮影スタイルに取り入れてみてください。
撮影機材

リフレクター

ご存知ですか?「リフレクター」。
名前はあまり聞いたことがなくても、実物をみると「ああ、このことか」と思われる方も多いはず。
大きさは小物撮影用の小さなレフ板サイズから、ひろげると1m-1.5mなどあっという間に大きなリフレクターになるものまであります。
スタジオ撮影のストロボ光を和らげる効果から、スタジオでも屋外でもレフ効果を大いに活用できるアイテムです。

一度広げてしまうと、どうやって畳んだらいいのだろうと初めて使う時には思いますが、弾力ある枠組みを、迷いなくクルクル曲げていくとあっという間に数分の一の大きさに変化します。
持ち運びにも便利ですし、いざという時に非常に活躍してくれるので
撮影時に持ち歩く頻度が自然に多くなります。

通常表裏の色は違っていて、白、黒、銀、金のリバーシブルカラーになっている場合が多いです。
これもまた色の使い道は、アンブレラの使用時とほぼ同じように使い分けするといいでしょう。自身が照明効果を与えるのではなく、間接照明または拡散光効果をするアイテムの力がいかに大きいかというのは、写真のクオリティーを追えば追うほど感じられることのひとつです。
撮影機材のご相談

おいしい湯気

料理で何よりもごちそうは「湯気」だ。といった人がいました。
つくりたての温かい料理からの湯気は、確かに何よりも食欲を湧き立て
おいしさを増長させてくれます。
そんな大切な存在を料理写真のなかにぜひ取り入れたいものですよね。

さて、そんな「湯気」をどうやって撮影したらいいのでしょう。
まず大切なのは背景です。明るい背景に、湯気の「煙」は写ってきません。
ですから、なるべく黒に近い暗めの背景を選ぶことが大切です。
その背景を利用しながらライティングしていくと「湯気」部分が白く浮き出てきます。

そして次にシャッター速度です。
速いシャッタースピードでは「湯気」は写り込まないので、スローシャッターにすることが重要です。それでもあまりにもスローシャッターにすると、大げさに湯気がぼやっと写り込み不自然になりますので、その加減を試写してみてください。
料理撮影はF値を開放気味にすると柔らかな感じと立体感が出ますが、スタジオ撮影での「湯気」をテーマにする撮影の場合、あまり開放しすぎずお皿と料理、そして湯気のそれぞれ一部にきちんとフォーカスがくるようにF5.6からF8くらいの間を試してみてください。

「ちょうどいい」塩梅がキーワードですよ!
ストロボ撮影照明

ブーム

本格的な写真撮影をしたいという方、少しでもプロの写真に近づきたいという方。
どの撮影機材から揃えたらいいのか、とお悩みになるでしょう。
もちろん、必要不可欠な機材は決してひとつではないので、一概には言えませんが、三脚を揃えた後に、ぜひブームとよばれる写真撮影用ブームスタンドを1台いかがでしょう?

ブーム横棒で、高さが調整でき、トップライトとして大変重宝する照明機材です。
またスタンドの支点の部分で角度を調整できるので、照明角度も簡単に変えられます。ライトの形式はそれぞれですが、ライトボックス型のものもあれば、シンプルな電球ライトもあります。傾けた角度によって大きな照明が「あまたでっかち」となって前のめりしないように、ブームの末端にサンドバックがついているものもあります。小さな付属品に思いがちですが、実際撮影セッティングをする際には、こういった小さな配慮された部分が、非常に役に立ち、スムーズに撮影準備を進めることができます。

一灯しかない時でも、このブームを使って、自然なトップライトを演出し、プラスαとしてレフ板を使って調節するとたいていのブツ撮りなどの写真撮影は無難にこなせるでしょう。
ぜひ一台欲しいところです。
ストロボ

脇役が決め手

素晴らしい映画には、必ず素晴らしい脇役の役者の活躍があります。
その脇役があるからこそ主役がさらに前に押し出されるかたちになるんですね。

それは写真も同じようなことが言えます。
被写体が主役ならば、背景は脇役。どんな色、かたち、マテリアルなど被写体のテーマを伝えるのに大きく関わってきます。
普通、広告写真などを見る時に背景色はなに色だろう、この質感はなんだ?と思って眺めることはほとんどないかと思いますが、間接的に被写体のイメージを大きく左右しています。

あまり意識することはない背景ですが、このことを一度意識して、カタログ撮影やブログ用写真、オークション用写真など撮ってみると印象はぐっとかわってきます。

例えば商品である被写体の形状や、色などを正確に伝えたい場合には白の背景を。グラスや布でもディテイルが出やすいので説明写真としても明確に伝わりやすいです。
照明スタイルももちろん作用してきますが、効果的なライトと黒の背景を使うと内密な、それでいて高級感を引き出す色としても使えるでしょう。

どんな仕上がりにしたいかというイメージを練り、背景色、素材を考えることは
結局は直接主役の商品を引き立てることにつながることになります。
撮影機材

デジカメ一眼レフのメリットとデメリット

一眼レフという言葉自体はたくさんの方が耳にする機会があるとおもいます。
ですが、実際にそれって何?と質問をされたら困る人もいますよね。意味はなかなか知られていないんですよね。
まず一眼レフというのは「一眼レフレックスカメラ」という言葉の略で、レフレックス=反射というとおり、カメラの中に鏡を置いて、
レンズを通した画像をファインダーの中で直に確認をし、ピントを合わせたりすることができるカメラを言います。
その鏡=ミラーはシャッターを押した瞬間に上がり、レンズを通してはいってきた画像はフィルムのカメラだとフィルムに、
デジタルカメラですと撮像素子を通じてメディアにセーブされることになります。

この一眼レフの最大のメリットというのは何と言ってもレンズを取り替えることができることにあるでしょう。
コンパクトカメラとの一番大きな違いはここにあると言っても過言ではないです!
レンズによって写真は本当に大きく変化します。その変化を一台のカメラで体験出来るのです。
そしてそういうふうにカスタマイズ等をしているうちにだんだんとカメラに対する愛情も大きくなるんです(笑)。

ですが、デメリットもやっぱりあるんです。。まず構造上仕方のないことで、どうしても本体が大きくなってしまい、重くなってしまうんです。
それとお金ですね。レンズをいろいろと交換するのは非常に面白いものなのですが、その分お金がかかってしまいます。

こういったメリットとデメリットがある一眼レフ。癖があるということもできると思いますが、
その分はまると抜け出せない魅力もあるんです!

撮影機材の専門店

昆虫の写真を上手に撮る方法1

動物などの生き物を撮影するのは難しいものです。
一番の理由は生きものたちがじっとしてくれないことにあります。
それでもお家で飼われている犬や猫といったペットでしたら
シャッターチャンスがたくさんありますよね。
ですが野生のものだとそうもいきません!
ですから撮影のコツをしっかりと勉強をしておいて、
いざというときに無駄な失敗をしないようにしましょう。
いろいろいる生き物のうちでも、ここでは生き物の中でも昆虫の撮影のコツについてお教えします!

まず大事なことはやはり、何といってもどうにかして昆虫に近づくことです。
自分のたてる音や影に気をつけて近づいてください。

具体的な撮影のコツです。上手く近づくことが出来たら、次に静かにカメラを持ち、ピントを合わせます。このとき、ピントは昆虫の眼に合わせるようにしてください。昆虫の場合には眼にピントがあっているかどうかが重要です。眼がクリアに見えていればそれなりに格好のつく写真になりますよ。

そして光は順光にしてください。昆虫は基本的に大きくそしてきれいに色を出したいものですから、順光にする必要があるのです。この際、順光ですから自分の影が映り込みやすいのでお気をつけください。

最後に、昆虫をきれいに見せるために、その背景をボカすという方法がありまし。焦点域は望遠側にして、絞りを開放値近くにすることで背景をボカすことができます。

昆虫を撮るときには被写体を大きめにそしてクリアに撮影すること、
そして背景をきれいにボカすことを意識して挑戦してみてください!ストロボ撮影機材

商品の撮影に必要な道具、

専門のカメラマンに頼まないでご自分で商品の撮影をなさりたいという方はまずどういう道具を揃えればいいのか、というところで悩んでいらっしゃる方も多いかと思います。ここでは前半と後半に渡って、商品撮影をするのに最低限必要な道具についてお話をしようと思います。

まず三脚についてです。
三脚は、ただ手ブレを防ぐだけではありません。
商品撮影の場合に、まったく同一のアングルや距離で商品を撮り続けることが多かったり、またまずアングルを決定しておいてから、商品自体に調整をしたりすることが少なくありません。こういうときにはまずなんといっても三脚が必要ですよね。三脚をセレクトするコツは、ちょっと大げさかなと思ってしまうくらいに大きめな物にすることです。三脚の目的は何よりもカメラを固定してしまうところにありますから、大きい物のほうが安定感があって良いのです。思わぬことですっと三脚が動いたりすることを防ぐことが出来ます。

次には照明機材についてお話をします。
照明は商品撮影において一番大事な要素です。ですから照明機材にもいろいろな種類があります。ですが、なかでも一番イージーに使えるのは100wタイプの電球型蛍光灯ですね。あかるい割には電力の消費があまり大きくなくて、熱もそれほど持たないので安心して使うことが可能です。絶対に知っておいていただきたいのは照明の色を統一するということです。別々のものを混ぜて使ってしまうと、商品の色が一定にならないのでかならず守るようにしてくださいね!撮影用品