三脚の脚を伸ばす際にどの脚からかということを前回お話ししましたね。
そう、伸ばす時は太いパイプから。では片付ける時は?
今度は細い一番下のパイプからです。
習慣になってしまうと、そんなことは考えずに勝手に手が動くでしょう。こういった準備や片付け作業は手際よく、そして効率よくするために回を重ねると体が覚えていきます。
そして高さを調節する際は、上段の太いパイプもしくは中段のパイプですね。これはファインダーを見て確認しながら調節できる、つまり手が届くパイプだからと言うこともあります。また一番下のパイプで最終調整をするのは不便ということもあります。
三脚は写真撮影の基本ゆえに、使い方もベーシックな方法を身につけておくと後々応用が利きます。
三脚の脚を三方向にしっかり止まるところまで開くというのも、三本の脚がつくる底面積が広くなることで安定感が増すからです。
三脚を使う意味は手ぶれを防ぐ、安定した構図を作る、長時間撮影ができるといったことを考えると、自然に基本使用方法が大切になるというわけです。
撮影照明LED新宿西口ライトグラフィカ