水準器

カメラが水平、垂直に設定できているか確認したり調整したりするためのアイテム、水準器。三脚によってはすでに装着されているものもありますね。三脚自体が水平に設置されていなければ、カメラを装着した際に水平でないのは明解なことで、そのためベースである三脚自体に水準器がついていると大変便利です。

またはアクセサリーシューにつけて使用する水準器も多くあります。
三脚、カメラを設置し、微量調整などにもしっかり活躍します。
肉眼や、カメラのファインダーから見ているだけで判断していると、撮影した際の画像が水平、垂直ではなかった、ということはよくあるからです。

コンパクトで軽量なものなので、カメラバックには常に入れておくアイテムといっていいでしょう。

さて、コンパクトカメラで気軽にスナップを撮る際には、電気水準器というものがついているモデルもあります。水平方向のみでなく、アオリ方向の傾きも感知できるという機能まで。ファインダーの下に電気水準器が表示され、構図を撮る際にお役立ちです。

新宿の撮影機材専門店

コントラストと色関係

前回の輝度のお話で、輝度は色とは関係ないとお話しました。
しかしコントラストと輝度が比例するならば、コントラストを調整することによって色も変わるのではないか、と思われる方もいらっしゃるでしょう。

例えば色彩が何となくはっきりしなくてぼやけた印象の写真があるとしましょう。
その写真のヒストグラムをみると輝度0または、輝度255あたりのピクセル数が低い、つまり灰色がかったヒストグラムになっているでしょう。それによって陰影が足りない、ぼんやりした写真になってしまうのです。
そこで、その写真のヒストグラムの輝度0あたりを少し上げると、陰影がしっかりして、それによって色彩が鮮やかに見えてきます。

同じように、全体的に暗めで、あまりはっきりしない写真の輝度255あたりを調節します。それによって、全体的に明るめになり、明るくなることによってそれぞれの色彩がはっきり出てきます。これで色彩自体もキレイに見えるというわけです。

新宿西口ライトグラフィカ

輝度

コントラストを考える際に輝度が大切になります。
さて、この輝度とは一体写真にどのように影響するのでしょう。
輝度はあくまでも明るさの調整であり、色調整には関係ありません。
つまり白色は白で、黒色は黒です。ただ輝度を調整することによって全体手の明るさ暗さが変わってきます。

輝度を上げることとコントラストが強くなることは比例すると言えるでしょう。
なぜならば、色自体は変わらないものの、光量の調整をするために黒をより黒くするために黒の値を高くすると(輝度0)、そして白の値を高くすると(輝度255)コントラスト自体もあがります。また反対に黒の値を低くする、白の値を低くすると両方が灰色に近くなり、コントラストも下がります。

この関係を見ながら、表現したい写真撮影に役立てられるといいですね。

撮影照明ならライトグラフィカ

ホットシューとは

ホットシュートとは、カメラボディー上部についている外部フラッシュを装着するためのパーツのことを言います。
一眼レフカメラの場合には通常ついているもので、一見ついていないのかな?と思っても実はカバーに覆われていて、取り外すとホットシュー部分があるという機種もあります。

さて、このホットシューがあると何が利点なのか。外部フラッシュなどの照明器具をカメラの本体に直接取り付けたり、または金属の接触部分によって外付けフラッシュと連動して写真撮影ができるということです。

最近ではコンパクトデジタルカメラでも、機能や技術を優先したプロアマチュア向けから、高性能コンパクトカメラなどにはホットシューがついている場合が多いですね。
コンパクトカメラでも、照明機器のセッティングをかえるだけで、見違える写真になります。コンパクトカメラを購入する際には、こんなところに注目しながら選択するのもいかがですか?

新宿の撮影機材専門店