いつもそばに

万全に準備された照明機材、構図といったように、スタジオやロケなど撮影場所に関係なく計算された写真撮影は照明器具以外に、もちろんカメラ本体、レンズ、周辺アクセサリーの準備まで、用意できる最高の状態で臨みたいものですね。
しかしその計算された環境も、普段の生活からヒントを得ることは多くあります。それで常に持ち歩きたいものがコンパクトカメラ。

よく芸人さんがネタ帳を枕元において眠る、それは思いついたときにすぐに書き留めておけるように。という話があるように、目で留めておけない映像を残すために、見た光、色の組み合わせ、思いもしないような被写体の組み合わせなど日常生活で目でみているものを記録として残すためにコンパクトカメラで撮影しておきます。
残すこと、おぼえておくことが目的なので、特に機能や画質にこだわることなく、持ちやすいもの、とりやすいコンパクトカメラでいいでしょう。

これに代用するのが今日のスマートフォン。機能がコンパクトカメラ並みになっていて、しかも常に持ち歩くものなので、これ一台で「覚え書き」のような撮影もできれば確かに便利です。「覚え書き」の撮影はスマートフォンで、という方も多いでしょう。持ち歩き、すぐに撮影できることが大切ですからかたちは選びません。
とりたいときに撮影できるように、メモリーや電源の充電状況のチェックは忘れないようにしたいものです。

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ミラーレスカメラ

デジタル一眼レフよりも軽量でコンパクト、機種によっては画質がほとんど変わらないものが発売されるミラーレスカメラ。
この条件で女性に人気ということにうなずけます。
現在ではレンズ交換式のカメラでは、国内シェアの4割を担っている主流商品になっているほど。この勢いをさらに助長させるような動きが。
国内大手メーカーがミラーレスカメラの販売をはじめました。これまでこの某大手メーカーがミラーレスカメラを商品として扱っていなかったのが驚きなほどです。
ミラーレスカメラが十分定着してからのこの時期に、市場を見極めて高機能かつ需要に則したミラーレスカメラが世に送り出されます。

コンピューターと同じように、日進月歩のこの分野。
その進化を実感するようにミラーレスカメラを手にするのも、感慨深いものがあります。

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レンズベビー

まさに大判カメラをミニチュアのようにして手軽に煽りが楽しめるレンズ。
レンズベビーをカメラに装着するだけで、大判カメラのティルト効果が得られるという非常に興味深いレンズです。

以前から日本でも手に入るため、徐々に知られているかもしれません。
最近ではレンズベビーの操作、機能が改善され、これまでは単に楽しめるレンズだったのが今では意図を持って撮影する際に使われるレンズになってきたのではないでしょうか。

まさに大判カメラのように蛇腹付きのレンズで、これによって煽りが実現できます。ただこれまでのレンズベビーは、焦点の狙った被写体に距離感が合わせづらいことがあり、偶然性を期待した楽しみがあり、トイカメラのようでした。
しかし改良が重なり、正確に狙った写真が撮られるように、単に楽しみだけではなく、じっくりと撮影するつくり込んだ撮影にも対応できるようになり、レンズベビーの活用場面が広がっているようです。

楽しみから、アート写真、演出写真などに取り入れてみたいレンズです。

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ノイズ低減

写真画像に発生するノイズを低減するために、ISOの設定が大切なことはこれまでにもお話ししてきました。屋外での撮影はもちろん、光が十分にある日中や、スタジオなど光量が調整できる場合などは低ISO感度での撮影が必須といえます。

それでも暗い場所での撮影、早めのシャッタースピードが必要な場合などISOをあげる際には、やはりノイズが気になります。
そこでお持ちのカメラにノイズ低減機能の設定があるかみてみましょう。
高ISO感度撮影時にはもちろん有効ですし、低ISO撮影時の低輝度部の暗い部分のノイズを低減することもできます。
日々進化する高機能の設定は、活用する前にそのものの機能を知らないこともあります。
じっくりご自分のカメラと向き合って、有効な機能を上手に利用したいですね。

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オートライティングオプティマイザ

Auto Lighting Optimizer。
もともとは初心者のために、オートモードで露出補正の設定や調整などすることがなく、明るさ、コントラストを自動的に補正するようにする機能です。そのためオートモードを使用する際には機種によっては初期設定の状態ですでに設定されていることもあります。

光の読みや露出計算、または単純にその設定と調整を適切に行わなければ、露出アンダーや低コントラスト(いわゆるネムイ写真)がしばしば起こりえます。この機能はそれ以外にも環境が変わる場所での撮影、照明、被写体の明るさ、色の違い、背景が変わるなどといった場合、その場その場でマニュアルで対応できない場合に、このオートライティングオプティマイザを使用するとスムーズに撮影が進みます。

さらに設定には「標準」から「弱め」「強め」「オフ」といった段階を選べるものもあるので、応用しながら利用したい機能の一つです。

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オートライティングオプティマイザ

Auto Lighting Optimizer。
もともとは初心者のために、オートモードで露出補正の設定や調整などすることがなく、明るさ、コントラストを自動的に補正するようにする機能です。そのためオートモードを使用する際には機種によっては初期設定の状態ですでに設定されていることもあります。

光の読みや露出計算、または単純にその設定と調整を適切に行わなければ、露出アンダーや低コントラスト(いわゆるネムイ写真)がしばしば起こりえます。この機能はそれ以外にも環境が変わる場所での撮影、照明、被写体の明るさ、色の違い、背景が変わるなどといった場合、その場その場でマニュアルで対応できない場合に、このオートライティングオプティマイザを使用するとスムーズに撮影が進みます。

さらに設定には「標準」から「弱め」「強め」「オフ」といった段階を選べるものもあるので、応用しながら利用したい機能の一つです。

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マニュアルから外れること 3

暗い場所にはフラッシュをオンにして撮影することは、まるで必要条件のように感じられますが、実はこれも鉄則から外れると違った表現を持った写真がうまれます。
それは料理写真でも、夜景写真でも同じこと。
例えば、料理写真にフラッシュをオンにして撮影してみます。
べっとりと立体感がなく、写真料理のおいしいしるしの「シズル感」が感じられません。
そこでフラッシュなしに撮影すると、質感が強調され素材そのものが映り込んできます。

同じように夜景写真。
何度か触れてきましたが、夜景の環境で、フラッシュをたいて撮影しては手前のものが光を集中的に受けて、その場の状況すらわからない写真になることもあります。そこでフラッシュを使わずに撮影することによって、人物も背景も生きてくるとこに。
ただ、これらの例にはISOや手ぶれのしないカメラの設置、シャッタースピードとF値の関係などが関連してきます。
それは知識として、まず「暗いところではフラッシュ」という感覚を破ることによって、新しい表現を見つけてみてください。

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マニュアルから外れること

ブツ撮りから料理撮影まで、構図を考える際に鉄則から離れたスタイルを試してみると、そこからダイナミックな、そしてオリジナルな写真に仕上がることがあります。

例えば、被写体をすべて写真内におさめなくて、被写体の鍵である部分をメインにして、ほかの部分が写らない写真が、かえって商品が持つ特徴が前面に出て強調されるような写真です。
形にとらわれると、自由な発想、自由なアングルへのストップになってしまい、オリジナル性に長けた写真がうまれない危険性もあります。

もちろんこれまでもお話ししてきた、基本的技術、基礎、などをふまえた上で、そこから遊び心を含んだ自由な発想が写真の無限な表現域を広げることになると思います。

照明、アングル、露出、スピードなど様々な条件が揃い、適切な写真撮影を行いますが、ここではその基本的な知識や技術をもとに、さらにオリジナル性を求めた写真撮影を探ってみたいと思います。
そこで今回は、思い切った構図。
黄金分割や日の丸構図、カタログ撮影では商品をどのくらい写真内に収めるかなどの割合、といった基本的な「きまりごと」がありますが、それにとらわれず、つまりどこで被写体を「きる」かということにとらわれないで、見ているもの、ひかれているものそのものに焦点を当てて撮影することによって、撮影者の目線を通して被写体が表現されることにつながります。

基本的なことをふまえての撮影というと、技術が必要な撮影方法のようですが、実はかえって本能的感覚を大切する方法なので、撮影技術関係なく試してみたい試みです。

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活用、セルフタイマー

前回の夜景と人物写真の話題からもう一つ。
夜景を撮影する際にシャッター速度の遅さで手ぶれが気になる場合には、カメラをどこかに固定して、またはどこか水平な場所に置いて、セルフタイマーで撮影するのも一つの手です。
どのコンパクトカメラにもセルフタイマーの選択はあるでしょうし、機種によってはセルフタイマーの秒数を設定できるものもあります。
どれだけのF値で撮影するか、どれだけのISO設定にするか、といった条件を考慮しながら試し撮りをしながらセルフタイマー設定で撮影してみるのはいかがでしょう。

パノラマの恩恵を受けるためにも、普段はあまり使わないくらい絞ったF値で撮影するのも面白いでしょうし、代表的な被写体、強調したい被写体があれば、その部分に焦点を合わせて開放値で撮影してもいいでしょう。

同じ夜景でも、構図、F値、レンズなどで表情が随分変わります。
夏の夜に、夜景写真の撮影も楽しめそうですね。

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活用、セルフタイマー

前回の夜景と人物写真の話題からもう一つ。
夜景を撮影する際にシャッター速度の遅さで手ぶれが気になる場合には、カメラをどこかに固定して、またはどこか水平な場所に置いて、セルフタイマーで撮影するのも一つの手です。
どのコンパクトカメラにもセルフタイマーの選択はあるでしょうし、機種によってはセルフタイマーの秒数を設定できるものもあります。
どれだけのF値で撮影するか、どれだけのISO設定にするか、といった条件を考慮しながら試し撮りをしながらセルフタイマー設定で撮影してみるのはいかがでしょう。

パノラマの恩恵を受けるためにも、普段はあまり使わないくらい絞ったF値で撮影するのも面白いでしょうし、代表的な被写体、強調したい被写体があれば、その部分に焦点を合わせて開放値で撮影してもいいでしょう。

同じ夜景でも、構図、F値、レンズなどで表情が随分変わります。
夏の夜に、夜景写真の撮影も楽しめそうですね。

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