万全に準備された照明機材、構図といったように、スタジオやロケなど撮影場所に関係なく計算された写真撮影は照明器具以外に、もちろんカメラ本体、レンズ、周辺アクセサリーの準備まで、用意できる最高の状態で臨みたいものですね。
しかしその計算された環境も、普段の生活からヒントを得ることは多くあります。それで常に持ち歩きたいものがコンパクトカメラ。
よく芸人さんがネタ帳を枕元において眠る、それは思いついたときにすぐに書き留めておけるように。という話があるように、目で留めておけない映像を残すために、見た光、色の組み合わせ、思いもしないような被写体の組み合わせなど日常生活で目でみているものを記録として残すためにコンパクトカメラで撮影しておきます。
残すこと、おぼえておくことが目的なので、特に機能や画質にこだわることなく、持ちやすいもの、とりやすいコンパクトカメラでいいでしょう。
これに代用するのが今日のスマートフォン。機能がコンパクトカメラ並みになっていて、しかも常に持ち歩くものなので、これ一台で「覚え書き」のような撮影もできれば確かに便利です。「覚え書き」の撮影はスマートフォンで、という方も多いでしょう。持ち歩き、すぐに撮影できることが大切ですからかたちは選びません。
とりたいときに撮影できるように、メモリーや電源の充電状況のチェックは忘れないようにしたいものです。