本格的に写真撮影を習得している、またマスターして写真に従事していると、写真撮影技術を学ぶ前のように自由な写真が撮れなくなる。なんて聞いたりしませんか?
技術や知識、そして経験が入ってくると、かえってそれによって感性で左右される感覚をもって撮影することが難しくなるのでしょう。
こどもにカメラを持たせると、あら、といった面白い視点やアングルで撮影された写真があるのは、こんなことからからかもしれません。
知人のフォトグラファーが学生時代に、こんな遊びをしていた、という話。
写真学校に通い始めた頃、デジタルカメラではなく、ネガフィルムで一眼レフカメラの撮影を勉強し始めた頃、休日に友達と外出する際には単に外出するのではなくこんなことをしていたと。
時間を決めて一本のネガフィルムを撮りきり、現像プリントを短時間でできるカメラショッピに持ち込んで、そのあと一緒に友達とどんな写真を撮ったのかと見せ合うという遊び。
現像とともにプリントもされ、一枚一枚手に取って見れる写真。
ネガフィルムだからこそできる遊びですね。
といっても、いやデジタル写真でもこういう遊び方ができます。
データが入ったメモリーをショップに持ち込み、ネガフィルムよりも早くプリントアウトして手に取ることができるでしょう。
時間制限の少しの緊迫とともにその一時を写真で共有しながから、こういった遊びは時にはリフレッシュとともに新しい発見があるかもしれません。
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