2015年ミラノ国際博覧会

国際博覧会は万国博覧会ともいい「万博」というとピンとくるかもしれませんね。
日本で開かれたのは2005年の愛知万博がまだ記憶に新しいのではないでしょうか。
次回の万博がイタリア、ミラノで2015年5月1日から6ヶ月間にわたり開催されます。
まだずっと先のこと、と思われがちですが、2020年の東京オリンピックのためにすでに計画が進んでいるように、ミラノ万博もすでに一年を切ってしまったこの時期、各地で工事や整備が急ピッチに進められているようです。

規模としては想定入場者数が約2000万人、想定参加国は140カ国ということです。
テーマはイタリアの地で開かれるのにふさわしい食。「地球に食料を、生命にエネルギーを」です。
もちろん我が日本国の日本館もあり、昨年「和食」ユネスコ無形文化遺産、世界遺産に登録されたことも後押しして、注目されることは間違いないでしょう。

日本の「sishi」が海外各地でブームになったのはもう何年も前のことですが、それでもまだ海外では日本食は「sushi、tempra、sashimi」しかイメージされないようで、まるでそれは日本人がイタリアンは「ピザ、スパゲッティ、パスタ」と想像してしまうのと同じようなことで、非常に残念です。
こういった万博のような機会により和食の素晴らしさがすこしでも海外の人に伝わるきっかけになるでしょうね。
撮影機材の専門店ライトグラフィカ

銀レフの使い分け

シルバーのレフ板、銀レフ。
一般的な白レフ板とどうやって使い分けしたらいいのでしょう。
レフ板の役目は光を反射させて被写体上の光の足りない部分に補充することです。

反射の度合いが白レフ板はソフト、銀レフ板はハードと考えるとわかりやすいでしょう。
例えば、晴れた日の屋外、光源が十分あるスタジオ内では、反射率がソフトな白レフ板で十分です。色合いや、グラデーションが繊細に写る被写体も白レフ板が適切です。
一方、曇天の日の撮影では、元々光源が少ないため、反射する光を強くするために銀レフ板を使用すると効果的です。同じように家の中で、照明が十分でない場合も銀レフ板でしっかり反射率を高めたほうが撮影意図に沿えるでしょう。

写真撮影には、晴れている、曇っている、光源が十分、不十分と、どんな条件の下での撮影でもレフ板は必須です。なぜなら光があるところには、影があるから、その影の部分に光を補充する必要があるからです。
手頃なレフ板から使いだし、被写体にあった大きさのレフ板を徐々に増やしていくといいですね。
そのうえで、白レフ板、銀レフ板を撮影しながら使い分けていくことをお勧めします。

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撮影台

撮影する際に、被写体を置く場所が撮影台となるわけですが、みなさんどんな撮影台を使っていますか?
もちろん写真撮影専用の撮影台があればいいのですが、それ以外にも代用は工夫によって様々なかたちが可能です。
普通のテーブル、テレビ台、脚立を使ったテーブルなど、被写体が安定して置くことができればOKです。
大切なのは、被写体の重さに耐久性があるかということと、撮影台の高さです。
高さは、撮影方法と被写体の高さに従って変わります。
例えば、被写体を真上から撮影したい場合には、撮影台は低いほうがカメラを真上に設置しやすいですし、被写体が小さなものでほぼ横から見る目線で撮影したければ、撮影台は撮影者の腰以上のの高さがあるほうが撮影しやすいものです。

なんかうまく撮れないなあ、といった時に、撮影台の高さを少し変えるだけで撮影がスムーズにいくということもあります。まず撮影台があって撮影、ではなくて、被写体の高さに合わせて撮影台の高さを決めてみるのもブツ撮り、小物撮影の際のポイントです。
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撮り手の配慮

夏の行楽シーズンも後半を迎えていますが、それでもまだまだ各地でイベントが目白押し。
行事に合わせて記念写真を撮ることもそして撮られることも多いでしょう。
ちょっとしたスナップでもその日の大切な思い出の一枚です、一瞬を大切に一人一人に注意してシャッターを押すことが撮る人の重要な役目です。

大勢で写真を撮るときには、「あ、目を閉じちゃった」なんて人がでてくることはもちろん、子どもも一緒のときには、「ハイ、チーズ」の前に動いてしまってぶれたりと、一度のシャッターでは終えられないこともあります。
大勢の写真は最低でも二度はシャッターを押すようにするといいですね。

また日中には太陽の下のスナップで起こりやすいのが、寄り添う人の頭の影で隣の人の顔が暗くなってしまうということ。
実際にその場でシャッターを押そうとするとなかなか気づかないのですが、撮ってから改めてモニターで見ると、太陽に当たって顔が明るい人と、影になって顔が暗くなってしまった人のコントラストが顕著に表れます。並んだときに誰かの顔が影になっていないかなども注意して、立ち位置または顔の向ける方向を少し変えるだけでみんな均等の光で撮れることができます。

忙しい時のスナップだから、まあいいか、とシャッターを押してしまうのではなく、帽子の影で顔が暗くなっていたり、襟やスカートの裾があがっていたり、写真に写り込む中で「直したほうがいい」と思った箇所は指摘してあげたほうが、大切な一枚もより尊いものになります。
シャッターをお願いしたときに、撮り手がなにか注意してくれると、きちんと撮ってくれてるんだなって思いますよね。
キレイに、上手に撮ってほしいという思いを撮り手になった際にも同様に。

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料理からの知恵

料理写真の撮影は意外に時間がかかります。
お皿が出来上がる前にももちろん準備がありますが、料理が仕上がってから実際に撮影し始め終わるまでには結構な時間を要します。
だからこそ料理自体が出来上がりの状態から変化していきます。
例えば温度、湯気、水滴、色等々。
出来上がりの一番美味しそうな状態で撮影できればベストですが、上記のような変化は刻一刻と迫ってきます。そのため以前もお話ししたようにプロの料理撮影には演出を加えます。
見栄えを良くするために、時には食材ではないものを加えることがあるため、実際に撮影後に食することはないこともあります。
家庭での料理の記録撮影、ブログのための写真撮影はそこまで手を加えなくとも、ちょっとした工夫で、時間によって料理が変わる変化を最小限にすることはできます。
例えば、色。
例えば、リンゴの皮を剥くとしばらくすると皮を剥いた部分が茶色く変色してきます。またアボカドなどもカットしたりペーストにしたり手を加えると変色します。
家庭での料理ですから、そのあと食べることを前提に変色を防ぐ方法を考えましょう。
簡単な方法のひとつに、お酢を準備することです。酸をつけることによって変色が防げます。
付け方は、均一に付ける方法で一番手軽なのは霧吹きにです。霧吹きの中にお酢、または水に薄めたお酢を入れ、変色しそうな食材に吹きかけます。
変色はお塩、レモン汁でも代用できるので、食材、料理によって変えてみるといいですね。
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カメラも日よけ

夏の行楽といえば海そして山。
どちらも日中の日差しは相当なものです。普段から夏の日差しから肌を守るようにUVクリームを塗ったり帽子をかぶったりしますが、持ち歩くカメラのことはあまり気にしませんよね。
もちろんカメラ自体には生活防水、温度の変化の耐久性もありますが、それでもカメラボディーがほとんど黒の一眼レフなどは直射日光にさらしているとかなり温度も上がります。
カメラは精密機械。いくら耐久性があるといっても長い時間野外で太陽の下にいる場合にはちょっと気をつけたいものです。

まず気温が高い屋外でも撮影以外は日陰、またはタオルや衣類に包んで直射日光を避けるようにします。鞄に入れておけば大丈夫と思いがちですが、密封した鞄自体が直射日光に当たっていると、鞄自体温度が上がってしまうのでやはり日陰に。

海好きの知人はちいさなクーラーバックにカメラを入れてもっていくそうです。
お弁当の保冷用や一人サイズのの小さなクーラーバックなどありますね、それに保冷剤など何も入れずにただそのままカメラを入れるだけで外気の温度と直射日光からカメラを守れます。
クーラーバックはもともと中身のものが外気の温度に左右されないようなつくりになっているので、野外でのカメラの保管にも最適です。

夏の暑い時期、カメラバックをクーラバックに持ち替えて出かけるのもいいアイデアかもしれません!
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動物に癒される

Instagram で大人気になり写真集までで発行されたアカウントがあります。
タイトルは「ムーとたすく」ムーというなのフレンチドッグとたすくくんという名の男との子様子を撮影した記録が、Instagram でアップしているうちにそのラブリーな写真が日本のみならず海外でも人気になり写真集発行までなったのです。
Instagramのアカウントをお持ちの方は直接こちらから見てみたください。
http://instagram.com/ayasakai

家族とペットの様子というよりも、すでにムーも家族の一員で、生活の中にも一線はなく何とも和やかな雰囲気が溢れています。
ペットは飼い主にとっては本当に家族の一員。かわいくって子どもを撮影するのと同じくらいシャッター数を押してしまう人も多いはず。
SNSやブログでペットの写真をアップする機会は多いですよね、Instagramではハッシュタグを英語で付けることによって、一気に世界中の人の目に触れることも可能です。
知人はもちろんのこと、知らないひとからも自分の撮影したペットの写真が褒められる。それによってもっといい写真が撮れるようにとモチベーションもあがるといった風に、プラスのスパイラルとなるんですね。

人気のアカウントなどを見て、どんなショットがいいのか?と実際に自分が撮影する際の参考にしてもいいですね。
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