ドイツ銀行の現代美術コレクション

ドイツ銀行の現代美術コレクション
原美術館で開催中の展覧会が評判です。
「そこにある、時間ードイツ銀行コレクションの現代写真」。
紙の作品のコレクションとしては最高峰と言われるドイツ銀行の現代美術コレクションから、40組のアーティストの60作品が見れる展覧会です。
最高峰と言われるコレクションの数とは、なんと約60,000点にのぼるとのこと。さすが、ゲルハルト リヒターやアンドレアス グルスキーを輩出した国、ドイツ、規模が違います。
アジア、アフリカ、アメリカ、ヨーロッパのアーティストの作品が紹介される中、日本のアーティストでは、杉本博司氏、佐藤時啓氏、やなぎみわ氏などの作品があります。
さらに関連イベントとして、映像作品の上映、ドイツ銀行のグローバルヘッドオブアートのキュレーターによるトークイベント、キュレーターで評論家のスティーブン サラザン氏のレクチャーシリーズなど盛りだくさんです。
現代美術コレクションということで、難解そう、、と思いがちですが、佐藤時啓氏による、親子で参加できる体験型ワークショップなどあり、幅広く堪能できそうです。
会期は来年2016年1月11にちまで。見逃したくない展覧会です。

撮影機材・LED照明の専門店

ヴィヴィアン・マイヤー

ヴィヴィアン・マイヤー。
誰?と思われるかもしれません。
なぜなら、つい数年まで全く無名の人物だったからです。
2009年に亡くなったヴィヴィアン・マイヤーは、生前無名のまま人生を終えましたが、ひょんなことでシカゴ在住のある青年が彼女が撮影した膨大のフィルムを手に入れます。
そこから死後の彼女の運命が一転。
世に発表されたことがありませんでしたが、彼女は生前に15万点ものの写真を撮影し、そのほとんどが現像することもなく残されていたのです。発見した青年によって彼女の写真が世界中で発表され、ヴィヴィアン・マイヤーは写真家として大きな評価を得たのです。
さらにベビーシッター(乳母)を生業にしていた彼女の不思議な人生を追って、ドキュメンタリー映画が2013年に製作され、今年2015年、アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門ノミネートされています。
ベビーシッターをしながら、空いた時間、そしてヴァカンス時に常にカメラを持って撮影し続けた彼女。アメリカではシカゴ、ニューヨーク、ロサンジェルスがおもに。そしてヴァカンス時には6ヶ月をかけてフィリピン、タイ、インディア、イエメン、エジプト、イタリア、そして最終地のフランスと旅をしながら写真を撮り続けました。
写真の多くはストリートフォトとセルフポートレート。ヴィヴィアン・マイヤーの発見後、1950年代頃のアメリカの素晴らしいストリートフォトが発見され、世界中が熱狂しました。
ひとりの人間の物語としても、フォトグラファーの物語としても、そして歴史的にも興味がそそられるドキュメンタリー映画が日本でも公開になります。

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「新しい」と「古い」の組み合わせ

数年前からもいわゆる「通」の間では密かに行われていたことですが、デジタルカメラのボディーに、フィルムカメラ用のレンズを組み合わせて撮影するという「遊び」、これが最近流行っているようです。
フィルムカメラ用、銀塩カメラのレンズは、一般的に逆光に弱いといわれています。
つまり光のハレーションを起こしたり、それによって白飛びになったりという難点があります。その特徴を難点ではなく「効果」として利用し、ウケているようです。
デジタルカメラでは最新の技術が更新され、常に綺麗な映像が研究されています。そのため、光のハレーションなども技術によって防げるので、「キレイ」な写真が撮れるわけです。
しかし、フィルムカメラではかえって、その光の捉え方、写り方が新鮮で、アーティスティックに見えるのかもしれません。撮影によって、ボディーは最新のデジタルカメラ、レンズは古いフィルムレンズを組み合わせて撮影するフォトグラファーも多く見られるようになりました。
考えてみると、これまで長年フィルムカメラの時代を過ごしてきて、その分フィルムカメラ用のカメラ、レンズが存在しているのに、デジタルカメラになってから、それらがタンスの肥やしでは、確かにもったいないですよね。
といっても、すぐにデジタルカメラボディーに、フィルムカメラ用のレンズを装着できるわけではありません。
間をうまくとりもつ補助具が必要になります、それがマウントアダプター。
今では大手カメラ販売店にも、このマウントアダプターの販売がカメラのメーカーごとレンズごとに紹介されています。
銀塩カメラのアイテムを通して、デジタル撮影をする。今だからこそできる楽しみ方です。
ちなみにレンズの相違をわかりやすくするために、フィルムカメラ用のレンズはオールドレンズと呼ばれています。

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衣替えの季節に

カメラ撮影機材には衣替えはありませんが、季節の変わり目に機材整理はいかがですか。
例えばカメラバック。一旦カメラを外に持ち出すときに常に一緒に移動するカメラバック。
軽くて丈夫でさらに湿気がこもらないナイロン製のカメラバックでも、定期的に全ての機材をバックから出して風通ししてみましょう。
ロケ撮影はもちろん、スタジオ撮影でも、一旦カメラバックを持ち出すと、湿った地べた、ほこりの多い場所に直接カメラを置くことが多いですよね。十分注意していてもなんども開け閉めしている間に、チリ、ほこりがカメラバックに入ります。
全ての機材をバックから取り出し、バックを逆さにして叩くと、結構ほこりなどがたまっていることがわかります。
布地、ナイロン地そのものにほこりがついてしまったり、仕切りのパティーションやマジックテープにほこりがたまったりと、開けてみると汚れていることがわかります。
冬物の洋服を出す際に、陰干しして風通しをするように、カメラアイテムもカラッと秋晴れのいい天気の日に風を通して湿気から守り、ケアする季節として目安にするといいですね。

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日本のもみじ

海外でも有名な日本の色とりどりの紅葉。
落葉樹のみが紅葉しますが、落葉樹ならば世界の各地に存在しています。
日本の紅葉が多彩なのは、北米大陸や欧州よりも落葉樹の種類が多いからだそうです。
なんと日本の落葉樹の種類は世界の他の大陸に比べ倍以上。
日本の紅葉の象徴とも言えるもみじもまた、日本特有ですね。
カナダのメープル街道など、カエデ科で有名な紅葉地もありますが、葉が小さめで真っ赤に染まる日本のもみじと外国のカエデとは種類も違うようです。
外国人にも人気な日本での観光シーズンは桜の春と紅葉の秋。
視覚からダイレクトに日本の風景を楽しめる桜や紅葉は、四季がはっきりしている土地の恩恵です。
桜同様、毎年季節が回ってきても紅葉を楽しみ、写真に収めたくなります。
場所、日程、時間によって刻々と表情を変えるからこそ、飽くことなくシャッターチャンスを探ります。
みなさんは今年の紅葉はどこで楽しみ、撮影しますか?

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『ダムマニア』

「撮り鉄」などと呼ばれる鉄道マニアは、テレビなどのチカラで大分世の中に周知さ
れたように思いますが、「ダムマニア」も最近ひそかなブームらしいです。
ダムをテーマにしたフォトコンテストもあるくらいですからね。
たしかに、緑豊かな山中の人工的な湖と、途方も無くスケールの大きい土木構造物っ
て、それだけでフォトジェニックですよね。

日本一大きいダムとして有名なのは黒部ダムですが、その高さはなんと東京タワー
のおよそ半分の186m。
観光客も多いので、駅やバスの公共手段も整備されているのですが、駅は標高2450m
の高所にあり、これまた日本で最も高い位置にある駅だそうです。

では、世界で一番高さのあるダムはどこにあるのだろうと調べてみたところ、世界で
一番高いダムはお隣中国の錦屏ダム305m。
日本一の黒部ダムが186mですから、とんでもない高さですね。

しかし、それを上回る314mの双江口ダムを現在建設中とのことで、完成は2022年予
定。
中国は2030年までに化石燃料以外からの電力を20%に増やす目標を掲げており、水力
発電能力を増強していて、このダムが完成すれば環境にも良いとしているそうです。
ダム建設は、多額の税金投入と自然破壊の面から、良くない風潮の時期もありました
が、このように水力発電や、洪水調節などの良い面もたくさんあるんですね。

ちなみに日本のダムには、行けば貰える「ダムカード」なるものが存在し、全国約
300ヵ所のダムで配布されています。
わざわざ山奥まで足を運ばないとゲットできないレアさがまた、マニアを惹き付ける
んでしょうね。

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『ロボット』

テレビを見ていると、芸能人の家ってルンバ率高いですよね。一般的にも今欲しい家
電製品ランキング第一位はルンバらしいです。

ルンバは日々進化していて、先日も新しいルンバが発表されたばかり。
新しいルンバ「ロボット掃除機 ルンバ 980」は部屋の状況を瞬時に判断して行動す
る思考・行動に加えて、新たにvisual simultaneous localization and mapping
(vSLAM) と呼ばれる画像認識技術を導入していて、家全体の間取りを正確に把握し、
位置情報を判断するという機能が備わっています。
これにより、複雑な間取りや障害物の多い環境でも、これまで以上に隅々まで、効率
的にお掃除してくれるようです。
おまけにWifi機能も搭載されていて、スマートフォンからの操作が可能になったこと
で、より使いやすいお掃除ロボットへと進化しています。

ルンバに限らず、ロボットの技術的進歩は目覚ましいですよね。
最近では人型ロボットペッパーくんも話題になりましたね。
ペッパーくんはマイクやセンサーを使って人の感情を読み取り、会話することができ
るのが特徴。
決して安くない価格にもかかわらず、販売開始からわずか1分間で完売という人気ぶ
り。
一家に一台ロボットがいる時代はすぐそこまで迫っているのかもしれませんね。

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