先日、モロッコ中西部のドゥカラ・アブダ地方で不思議なことが起きました。
なんと「雲」が地上に落ちてきたんだそうです。
動画を見ると、その「雲」は手で掴むこともできるみたいです。
ふわふわしていますが、形をとどめていて、コロコロと風に吹かれて動きます。
でも本当の雲ではなく、どちらかというと「泡」のようですね。
https://www.youtube.com/watch?v=fuN4ryojXtU
複数の市民が、この現象を目撃していたそうです。
また、これの数日前には、モロッコ国内で聞いたこともない音が響いていたんだとか。
一体この雲はどこからきたのでしょうか?
いろんな設の中で、AFFF(水性消火活動フォーム)の泡であるというのがいちばん有力です。
沖合の石油採掘で、ドリルを使うとこの種の泡がよく発生するのだそうです。
事実モロッコでも、2013年頃から沖合で採掘活動が活発とのこと。
それが風に乗って、陸までやって来たというわけです。
この現象は以前にも、世界有数の石油産出国であるアラブ首長国連邦にて確認されています。
撮影者は「神の力」と言っているそうですが、割とすぐに現実的な解釈が見つかっちゃいましたね。