長寿命・低消費電力などの優れた特性により、蛍光灯や白熱灯などに代わって家庭用のランプとしても主流になりつつあるLEDですが、以前ブログでお伝えしたダンス以外の分野でも、とてもクリエイティブな使われ方をしている動画を発見しました。
それは「Introducing the Nike RISE ‘House of Mamba’ LED court」という動画。
何と、コート全面がLEDディスプレイになっているんです。
上海のバスケットボール若手最優秀選手を選抜する「Nike Rise」というキャンペーンのために計画されたプロジェクトで、ナイキがNBAのコービー・ブライアントと共同で、1次予選を通過した30人の「トレーニング用」として製作したものだそうです。
さすが中国。ハンパないですね。
しかもこれ、単なるディスプレイではなく、モーションセンサーが内蔵されていて、選手1人1人の動きを個別に追えるんだそうです。
映像を観ると、選手の動きにライトが反応したり、逆に光を選手が追いかけたり。すごい。
バスケットをプレイしている様子がまるでアートのようです。
このLEDのバスケットコートには、タッチパネルのようにトレーニングメニューが表示され、ミスが記録された場合は、矯正メニューが表示されるとのこと。
ひえ~。わずかなミスも見逃されないってことですか。
でもスポーツ観戦はあまり好きではない人も、これなら楽しめそうですね。
今後はバスケットのみならず、さまざまなスポーツがこのハイテクなコートで行われるようになったら楽しいかもしれませんね。